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RSSフィード [279] 即興三語小説 -今年もよろしくお願いします-
   
日時: 2016/01/03 21:45
名前: RYO ID:I0Jvm5tA

 あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします。
 新年早々、体調を崩してしまっていました。
 でもって、明日から仕事始め。
 誰か、年末年始を返してください。

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●基本ルール
以下のお題や縛りに沿って小説を書いてください。なお、「任意」とついているお題等については、余力があれば挑戦してみていただければ。きっちり全部使った勇者には、尊敬の視線が注がれます。たぶん。
▲お題:「買ってください」「門松」「福袋」
▲任意お題:なし
▲表現文章テーマ:なし
▲縛り:なし
▲投稿締切:1/11(月)23:59まで 基本的に毎週日曜です。連休のときは連休の末日。投稿がない場合、延期することがあります。 
▲文字数制限:6000字以内程度
▲執筆目標時間:60分以内を目安(プロットを立てたり構想を練ったりする時間は含みません)

 しかし、多少の逸脱はご愛嬌。とくに罰ゲーム等はありませんので、制限オーバーした場合は、その旨を作品の末尾にでも添え書きしていただければ充分です。

●その他の注意事項
・楽しく書きましょう。楽しく読みましょう。(最重要)
・お題はそのままの形で本文中に使用してください。
・感想書きは義務ではありませんが、参加された方は、遅くなってもいいので、できるだけお願いしますね。参加されない方の感想も、もちろん大歓迎です。
・性的描写やシモネタ、猟奇描写などの禁止事項は特にありませんが、極端な場合は冒頭かタイトルの脇に「R18」などと添え書きしていただければ幸いです。
・飛び入り大歓迎です! 一回参加したら毎週参加しないと……なんていうことはありませんので、どなた様でもぜひお気軽にご参加くださいませ。

●ミーティング
 毎週日曜日の21時ごろより、チャットルームの片隅をお借りして、次週のお題等を決めるミーティングを行っています。ご質問、ルール等についてのご要望もそちらで承ります。
 ミーティングに参加したからといって、絶対に投稿しないといけないわけではありません。逆に、ミーティングに参加しなかったら投稿できないというわけでもありません。しかし、お題を提案する人は多いほうが楽しいですから、ぜひお気軽にご参加くださいませ。

●旧・即興三語小説会場跡地
 http://novelspace.bbs.fc2.com/
 TCが閉鎖されていた間、ラトリーさまが用意してくださった掲示板をお借りして開催されていました。

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○過去にあった縛り
・登場人物(三十代女性、子ども、消防士、一方の性別のみ、動物、同性愛者など)
・舞台(季節、月面都市など)
・ジャンル(SF、ファンタジー、ホラーなど)
・状況・場面(キスシーンを入れる、空中のシーンを入れる、バッドエンドにするなど)
・小道具(同じ小道具を三回使用、火の粉を演出に使う、料理のレシピを盛り込むなど)
・文章表現・技法(オノマトペを複数回使用、色彩表現を複数回描写、過去形禁止、セリフ禁止、冒頭や末尾の文を指定、ミスリードを誘う、句読点・括弧以外の記号使用禁止など)
・その他(文芸作品などの引用をする、自分が過去に書いた作品の続編など)

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Re: 即興三語小説 -今年もよろしくお願いします- ( No.1 )
   
日時: 2016/01/12 00:13
名前: RYO ID:Qv/OjJ.g


 年が明けた。とぼとぼとショッピングモールを私は歩く。何もかもが灰色に見えた。
 クリスマスまでは、多分こんなはずじゃなかった。今も信じられない。
 組むはずだった腕がないことに気がついたのは、ダッフルコートのポケットに手を突っ込んだときだった。あまりにもなれていて、そんな当たり前のことすらわからなくなっていた。
 別れたのはクリスマスだった。三年付き合って、なんとなく結婚するんじゃないかと思っていた。それくらいうまく行っていたと思っていた。
「今年くらい帰ってくるだろう? お父さん、会いたがってるよ」
 そう電話をしてきたお母さんの言葉は、仕事が忙しいと嘘をついた。あいつと過ごすと決めていたから。実家に帰っていないのは、これで五年だ。今年ほど自分の親不孝を呪ったことはない。それでも実家に帰るという選択をとらなかったのは、なぜだろう。今にして思えば、気分でも紛れたかもしれない。年始のテレビに飽きて、レンタルついでに家から出る必要もなかったのかもしれない。
 あいつはクリスマス用に買ったケンチキを食べながら、言った。
「他に気になる人が――」
 そのあとのことはよくわからなかった。買っていたプレゼントを投げて渡したことは覚えている。欲しがっていたレザーのブーツをあいつを見ることはなかった。
「なんで、今日なのよ。今日はクリスマスなのに」
「ごめん」
 作っていたパスタも、シチューも次の日に残飯にして捨てた。ワインを一人で開けて、仕事は休んだ。テレビに出ていた福山を見ながら、彼の結婚を聞いたファンの気持ちってこんなんだったのかしらとか思うと笑えて、乾いた声だけが一人ぽつんとした部屋に響いた。
 本当なら、こうしてあいつと歩いていたのかな。
 店の入口に申し訳なさそうに、小さな門松が置いてあった。店は和の食器の並ぶ専門店だった。
 申し訳ないのは、私のほうか。
 ごった返す人ごみに酔う。福袋に並ぶ列が蛇行している。もしかしたら、あの列にいたのかもしれないと思うと、さっさと売切れてしまえばいいのにと思う。ふと地元のショップに、売れ残った福袋が「買ってください」と言わんばかりに、店頭のワゴンに乗っていたのを思い出す。四、五袋はあったように覚えている。作りすぎたのか、それとも、売れ残りをこれを機にからっぽにしたかったのか。
 私もいずれそうなるのかな。職場ではお局と言われるようなるのかしらね。
 あながち冗談でもないような気がして、ため息がついてでた。
 とりあえず、明日の仕事は出ることにする。代わりに休みたいと言っていた後輩に休みたいなら、休んでもいいことを連絡する。
 こうなると仕事でもしていたほうがまだマシだろう。
 ふと、もし今日がクリスマスで、サンタの格好をしている人にでも会ったのなら、こんなにも寂しい思いはしなくてもよかったのかな――
 
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大体60分くらい。
門松でみょうに難しくなった気がします。
物語にならなかったのは反省すべきですね。。
 

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