一般的な文章作法

 当サイトでは、表現上の明確な意図がない限りは、ごくごく最低限の一般的な文章作法に則った作品を投稿していただくことになっております。つきましては、このページでは当サイトにて守られるべき最低限の文章作法について簡単にご説明致します。

  1. 段落の書き始めは全角で一字下げる。

       あたりまえですが、各段落の文頭は一字下げましょう。基本中の基本です。

  2. 段落の終わり・会話文の終わり、意図的な空行以外では改行(ENTER)を行わない(ネット限定)

     インターネット上に投稿された小説は、閲覧者の環境によって、サイズの違う画面で読まれるため、必ずしも貴方が意図した通りの改行が、不特定多数の相手に反映されるとは限りません。従って、(文章をできるだけ格好よく見せたい気持ちはわかりますが、そこは抑えて)、段落の終わりや会話文の終わり、もしくは意図的に空行を設けるとき以外には、文章の途中でENTERキーを押して改行を行ってはいけません。もしそれを行ってしまうと、読む人のPC環境によっては、文章がガタガタに崩れて、非常に読みにくくなってしまうので、注意して下さい。

  3. 三点リーダー(…)とダッシュ(―)は、それぞれ…と―を、……、――と、全角2文字で打つ。

     「…」は、・・・(中点三文字変換)すると表示されます。「―」は、だっしゅ(変換)で表示されます。
     良い例と駄目な例を以下に記します。
     [悪い例]
     ・・・・・・田中は悩んだ。 (「・」六文字分)
     ーーーサトシはふと気づいた。 (「ー」三文字分)

     [良い例]
     ……田中は悩んだ。(「…」二文字分)
     ――サトシはふと気づいた。(「―」二文字分)

  4. 会話文のはじまりのカギカッコは一字下げない。  

     同様に、良い例と悪い例を記します。

     [悪い例]
     今日は晴れだ。サトシと田中は機嫌が良かった。
     「遊園地に行こう」
     サトシは言った。
     
     (=会話文のカギカッコの前に一字スペースをつけている)

     [良い例]
     今日は晴れだ。サトシと田中は機嫌が良かった。
    「遊園地に行こう」
     サトシは言った。

     ちなみに、下記の記述方法でもオッケーです。
     
     [良い例]

     今日は晴れだ。サトシと田中は機嫌が良かった。
    「遊園地に行こう」、サトシは言った。

  5. 無駄に空行を多用してはいけない。

     表現上の明確な意図がある場合は別ですが、原則的に、無駄に空行を多用してはいけません。作品全体を通じて、一行ごとに空行を作るなどはもってのほかです。空行は、本当に効果的だと思われるところでのみ使うよう意識しましょう。

以上、基本中の基本だけを述べましたが、最低限これだけは守って投稿して下さい。これらが守られていない作品は、ぱっと見で素人くさいと判断されて読者に敬遠されてしまうことが多くせっかくの作品を手にとって貰えないことが多いばかりか、他の利用者から文章作法の注意を受けたりすることになりますので、最低限、上記だけは守るようにしましょう。

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