海に行ってきたよん
外房線 窓に砂浜 空に海 冷房の流れを 潮風に感じ


台風通らない千葉 容赦ない太陽 警告スピーカー なんというか水の一滴を


湿疹のように赤錆びに覆われた 工場鉄塔 陸に背を曲げお辞儀した 海岸の木


海風 醤油ラーメン 煙草の煙


次々と波 日焼け白髪のお父さん 眼鏡をさらわれ


娘のくりくりの眼に 呟くお母さん

おじいちゃんは海で死んだの 魚を一杯取ろうとして だから海って苦手


うんうん 回転寿司も なかなか本格派 荒汁が骨っぽい ほかほか出汁一杯


お札を落としたら 当然のように拾って 声をかけてくれたお兄さん

あなたのおかげで もっと旅してみたくなりました


土産買う暇なく 連れてきたのは ほのか甘い浜の香り

湯船に浸かったら 疲れとともに 消えてった
えんがわ
2018年08月23日(木) 06時24分27秒 公開
■この作品の著作権はえんがわさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
鴨川シ―ワールドに行ってきました。
自分はアシカの生き様に遠く及ばないことを知りました。

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No.1  陽炎  評価:50点  ■2019-02-06 09:47  ID:uVD8.FKNQlU
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えんがわさん、こんにちは
海、いいですね
鴨川シーワールドですか
私も昔、2回くらい行ったことがあります
イルカショーとか楽しいし、すごいですよね

私もいま、海に行きたくてしょうがないです
この詩はおそらく夏の海だと思いますが
私は真冬の海
波の音を聞きながら、一日ボーっとするのとか
いいだろうなあ、と思いまして
総レス数 1  合計 50

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