それでもいいか
この日が来ることが
決まったことならば
僕はいったい何のために
ここに立っているのだろう

僕の記憶にしか
もういないかもしれない人を
忘れることでしか強くなれないなら
僕は弱いままでいい

先になんて
進めなくてもいい

未来に何があっても
その希望みたいなものに
僕の興味がないから

僕は歩き出す
誰も知らない方向へ
それは四次元の方角へ

前も後ろもなければ
過去も未来もいらないだろう

ただ記憶と
そして今があればいい


一生一緒にいる覚悟より
今日一緒にいる事の方が
どれほど意味があるだろう

気持ちなんてもの
一生伝わらないから
あるものは
行動された事実だけなのだから
もしも思っているだけのことがあれば
自分の中の四次元にため込んでいないで
とっとと三次元に放出して
行動すればいい


僕は現実で
過去を想うことで行動したよ

あなたはどうするのだろう

好きな人に告白する
恋人に別れを告げる
大事な人に大切なんだと言う
嫌いな人に大嫌いだと言う
良いも
悪いもなく
ただ平等に
あなたの真実ならば


それでもいいか
史裕
2017年05月03日(水) 10時29分10秒 公開
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作者からのメッセージはありません。

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No.2  野良人  評価:50点  ■2017-05-22 12:37  ID:te6yfYFg2XA
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忠裕さん今日は。
尤もしらしい詩を有難う、また読ませてくださいね。
有難う御座いました。
   
No.1  ピカソの向こう側  評価:30点  ■2017-05-04 14:17  ID:hQLqXqXj732
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史裕さん
こんにちは。

『一生一緒にいる覚悟より
今日一緒にいる事の方が
どれほど意味があるだろう

このフレーズが、とても素敵だなと感じました。

このポエムはとても素敵ですが、やや抽象的だったり、曖昧だったりする
部分も在るのでは?と感じました。

前半部分で、『前も後ろもなければ
過去も未来もいらないだろう
ただ記憶と
そして今があればいい』と書かれているのに対して、

後半では『僕は現実で
過去を想うことで行動したよ』と書かれています。

この前半と後半の部分は、史裕さんの意図が何かあるのでしょうが、
ボクは少し統一感に欠けるかなと感じてしまいました。

前半の『過去を想うこと』=後半の『記憶』なのかな?
あと、
前半の『今』=後半の『現実』なのかな?

あとは、『自分の中の四次元にため込んでいないで
とっとと三次元に放出して
行動すればいい』

という表現も、意味を理解するのに苦労しました。

あるいは、ボクの読解力不足なのかもしれません。
そうであるならば、ポエムではなくボクに欠落が
在ることになりますね。

長々と書きこんでしまいましたが、ボクには決して書けない
オリジナリティ溢れる素敵な作品を読ませて頂き、
ありがとうございました。
総レス数 2  合計 80

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