| 小鳥① 小鳥と木 |
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ぼくの小鳥 愛しい小鳥よ きみの涼しげな聲 柔らかな肢体 自由に飛び回るきみは いつだって光を背負って輝いている 戯れに触れる指先が ぼくの枯れた腕を熱くする きみは気付くだろうか かさついた葉を蓄えたぼくの存在に きみを静かに想うだけの存在を きみを遠くに追いやる その翼が憎らしい いっそもぎ取りたいのに ぼくはきみに触れられない ぼくはきみを追いかけられない ぼくの枝は枯れ 根は深い 次に逢う時は きみに愛を語れる口を きみを映す瞳を きみのその翼をもげる手を きみを追いかけられる足を 僕の小鳥 愛おしい僕の小鳥よ |
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クレナイ
2015年09月05日(土) 20時16分18秒 公開 ■この作品の著作権はクレナイさんにあります。無断転載は禁止です。 |
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| この作品の感想をお寄せください。 | |||||
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| No.11 旧逃げ腰 評価：30点 ■2015-09-19 10:30 ID:ji4Hz4Vb/4o | |||||
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お邪魔します。 色々な制約で自由に動けないものと、何の制約もなく動けるものとの間の関係でしょうか。 視点が動けないもので、ルサンチマンのように読めました。 ありがとうございました。 |
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| No.10 クレナイ 評価：0点 ■2015-09-18 19:47 ID:wQW3U2dEj9s | |||||
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春矢トタンさま こんばんは。感想ありがとうございます。 ドキドキして読まれたとのことで、楽しんで頂けたみたいでよかったです。是非、次回作もご感想頂けたら幸いです。 |
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| No.9 クレナイ 評価：0点 ■2015-09-18 19:44 ID:wQW3U2dEj9s | |||||
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ゆうすけ様 こんばんは。イメージが広がると言って頂き、ありがとうございます。 読んでくれる方が色々なイメージを持たれたら嬉しいなあと思いながら、書くことが多いので、とても嬉しかったです。 そうですね、禁断の…って感じのにおいを嗅ぎ取って下さっており、次回作も既出ですが、ぜひ見て頂けたらと思います。 ありがとうございました。 |
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| No.8 春矢トタン 評価：50点 ■2015-09-18 08:43 ID:9RQqff0XeF. | |||||
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こんにちは。 素敵な詩ですね。 小鳥への憧れと愛情と残酷さと混ざり合って、 読みながらドキドキしました。 |
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| No.7 ゆうすけ 評価：40点 ■2015-09-16 12:57 ID:jE4RG11eTPI | |||||
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拝読させていただきました。 イメージが広がる素晴らしい詩だと思います。 飛び立っていく愛しい人への狂おしくも切ない心情が伝わってきますね。 もしや父親が娘を、あるいは教育者が愛弟子を、それとも幼馴染の相手に向かってか、妄想があふれてきます。 |
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| No.6 クレナイ 評価：0点 ■2015-09-12 21:42 ID:m3pGHgo9A0c | |||||
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小夜さま こんばんは。感想ありがとうございます。 そうですね、独占欲とか色んな感情を一気に鳥へ向けていますね。強い感情は時として恐ろしいです。 良くまとまってると仰って頂き、ありがとうございました！ 自分でもうまくまとまった気はしていたので、仰って頂けるととても嬉しいです。 ありがとうございました！ |
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| No.5 クレナイ 評価：0点 ■2015-09-12 21:39 ID:m3pGHgo9A0c | |||||
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ヤエさま 感想ありがとうございます。良い詩と思っていただけて嬉しいです。 木にとって、鳥への想いは憧れや羨望、嫉妬なども含んだ恋慕なんだと思います。だから、共に飛べる翼を望まず、自分の側に引きずり落とすのを望むような形になりました。 笹竜胆さまへの返信にも書きましたが、連作なので、今後どうなるのかを見ていただけたら嬉しいです。 ありがとうございました。 |
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| No.4 クレナイ 評価：0点 ■2015-09-12 21:29 ID:m3pGHgo9A0c | |||||
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笹竜胆さま 完成度が高いと仰って頂き、恐縮です。そして、愛でられる対象は…こんな感情を向けられたら大変ですよね(笑)連作なので、今後それがどうなるのかを感じていただけたら幸いです。 ありがとうございました。 |
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| No.3 小夜 評価：40点 ■2015-09-09 17:15 ID:HAvKuDzE5pI | |||||
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こんにちわ☆ こ、怖っ！！（汗） 独占欲が強いのね…主人公の木さんｗ でも。 すごく良くまとまっている作品だなぁと思いました。 ご馳走様でした☆ 次回作も楽しみにしてまぁす♪ |
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| No.2 ヤエ 評価：50点 ■2015-09-09 14:48 ID:BymBLCyvz/o | |||||
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何度も読み直しました。 口当たりも、雰囲気も あぁ、良い詩だなぁと…… しかし、手と足を望んでいるあたり、同じ鳥になりたいわけではないんだなぁと。つまり、「きみとともに飛べる翼を」とかでないと言うことは、あくまで執着、愛でる対象出会って恋慕ではないのかなぁなんて、ぼんやりとそんなことを思ってました。 何にせよ楽しかったです。 失礼しました。 |
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| No.1 笹竜胆 評価：40点 ■2015-09-08 22:12 ID:8VDL8/WQ0A. | |||||
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詩としての完成度は高いね。 子供のような純粋さと残酷さが凝縮されていて、愛でられる方は大変だと思うけど。 |
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| 総レス数 11 合計 250点 | |||||
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