どこへ行くの、あたしの。




どこへ行ったの、
あたしの狂気。

夏空に吸われて、
くるりと金魚。

宵町の下駄が煩い、
そのさみしさを。

ぼんぼりが踊る、
小路に消えて。

どこへ行くの、
アタシノヒトコイ。




笹竜胆
2015年09月01日(火) 23時11分50秒 公開
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■作者からのメッセージ
単純化。

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No.4  笹竜胆  評価:0点  ■2015-09-12 19:47  ID:SjbJTjEece6
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ふぬーんさん

感想ありがとうございます。
お察しの通り、三連以降差し替えてます。
もう一人の存在をばっさりカットしたのですが、ぎこちなさが残ってますかね。
前のは消してしまってるので、やるならリライトかな。
時間帯は夕方でした。
No.3  ふぬーん  評価:30点  ■2015-09-09 22:33  ID:2sumcbDrsJo
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くるりと金魚
金魚のうろこの反射が「なんか切ない」気持ちを象徴してる気がしました。

でも

3連目以降説明的な気がします。(詩の中の時間帯もよくわからないです)

個人的には単純化する前の作品が見てみたいです。
No.2  笹竜胆  評価:0点  ■2015-09-07 23:53  ID:tTFbh8I9Qaw
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ヤエさん
素敵な感想ありがとうございます。
くるりと金魚、は細々描写しなくてもそれぞれの感性で読んでいただければいいなぁと思ってこの形にしました。可愛さと不思議さは意識したところですので、感じ取っていただけて嬉しいです。
個人的に、純粋さは狂気のもとだと考えていて、危うい境界線をふらりと歩むところをこの詩で表したつもりです。今回は、とっつきやすさ重視で調整してみました。
気に入ってもらえたようで何よりです。
No.1  ヤエ  評価:50点  ■2015-09-04 09:44  ID:BymBLCyvz/o
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こんにちは
くるりと金魚
ここだけで浴衣姿と、ふり帰った時に流れる髪
手元で揺れる水と泳ぐ金魚
が浮かび上がって、可愛さと不思議な雰囲気が出ていて、素敵です

最後と最初の連でほの暗さと、しかし少しだけ純粋さを感じて、個人的には好みです
寂しさやほの暗さがあるのに、全体を通して色鮮やかで素敵だと思いました。
ありがとうございます
総レス数 4  合計 80

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