揺れ逝く心、揺れ往く心
体の中に
心があると言う
なので
心が揺れれば
体も揺れるのだろう

もうフラフラなので
一度だけでもいいから
体の外に心を送る

それはね
往くように
逝ったのだ

目で見える形に
私の心はふるえている

目の前に
光の屈折率だけが違う
透明の玉が
微細な振動を続けてる

あぁそれで
私の心なのね
と気がついたわけです

ですからそうでしょう
往ってしまわぬように
両手ではさんで
パチンとはじきました

心の空間が
手のひらではじける音が
パチンと
いささか軽薄で
拍子が抜けました


でさ
どこへ逝ったのでしょう

ユレ
ユク
ココロ

見失っては
いけないものを
なくすことも
あるでしょう

ただそれでも
言えるのは

逝くが如く
生きるべしとも

生きるが如く
往くべしとも

そういうことではなくて
ただ


そばにいてほしい。
史裕
2015年07月27日(月) 22時41分21秒 公開
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No.3  史裕  評価:0点  ■2015-09-24 15:48  ID:bkWoewa3Plc
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>菊池清美さん
ご感想ありがとうございます。
より良いものを書けるように精進します

>うんこ太郎さん
ごかんそうありがとうございます。
自分ではない何かの心を失ってしまったというような
蛇足はやめますね。
また読んでいただければ嬉しいです。
それでは失礼します
No.2  うんこ太郎  評価:30点  ■2015-08-15 06:27  ID:NOq9WsWPkmc
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心をなくしちゃったのでしょうか。自嘲気味の諦めのような、悲しみが切ないですね。
No.1  菊池清美  評価:40点  ■2015-07-28 07:08  ID:/dxzQ0Wmf36
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屈折率のちがう透明の玉、此処までで本当に心が見えた様に感じました。

両手でパチン…其れは無いだろうと思いました。
其の後が…少し力を抜いたのかな…

総レス数 3  合計 70

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