Injured


不意に触れた傷痕が
膿んでいるのに
気が付いたのは
貴方が目を背けた後だった
一瞬何でもないような
顔をして
狡いねーー私
切れた唇
掌の内出血
そういうの
繰り返すんだって
忘れてた
脈動する痛みは
深く刻まれて拭えない
ただじっと耐える貴方の
何を見て平気だと思っていたのだろう
■なんて、と嘯きながら

笹竜胆
2015年07月12日(日) 21時23分02秒 公開
■この作品の著作権は笹竜胆さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
作者からのメッセージはありません。

この作品の感想をお寄せください。
No.4  笹竜胆  評価:0点  ■2015-07-25 22:01  ID:tyCm4dyrWt6
PASS 編集 削除
クレナイさん

こんばんは。
モチーフはまさしく疼痛です。
雰囲気が好き……ん? クレナイさんはDVの文脈でこの詩を読んだ訳ですよね。アヤシイところに片足を突っ込んでいるやもしれませぬ。
私が想定していたのは、怪我の絶えない人とそれを看る人でした。ええ。
No.3  笹竜胆  評価:0点  ■2015-07-25 21:36  ID:tyCm4dyrWt6
PASS 編集 削除
ヤエさん

こんばんは。
この詩ではリズムと読みやすさの両立を目指しました。実はもう少し格好つけて歌詞っぽくしたのも作ってみたのですが、なんとなくなじまないのでこのラフにしました。個人的には泥臭いイメージなんですよ、これ。最近は適度に抜いてる方がスタイリッシュなのかなぁ。むむむ。ファッションもかっちりシンメトリはダサいという流れのようですし。ご意見いただいて、認識を改める必要があると感じました。
「脈動する痛み」は地味ですが外せないキーワードなので、気付いていただけて、更に気に入っていただけて、とても嬉しいです。この言葉は親不知が割れた後の地獄で体得しました。
内容に関しては、流石ヤエさんというか、軽い口調で流していた覚悟をよく掬いとれましたね。
■の部分は音では作ったものの、文字に起こした時の違和感や気恥ずかしさがどうにも耐えられなくて。だったら塗り潰してしまえと、■で置き換えてしまいました。中身は好きなものをはめ込んでくださいませ。
ご感想ありがとうございました。

詩作一般については、核になる言葉を意識しています。何がきっかけで思い浮かぶか、思い出した時にどうなるか、ですね。
削ぎ落としという面では、二行詩とか短詩をやるといいかもしれません。
No.2  クレナイ  評価:50点  ■2015-07-22 12:32  ID:oDb9Uq1xnsM
PASS 編集 削除
こんにちは。
雰囲気が好きです。ズキンと痛いと言うよりもジクジクと疼きながら長く続く痛みのようなものを感じました。
これは、暴力を奮う側からの視点かなと思いました。奮われる側が当たり前に痛いですが、奮っている側も痛み苦しむ様が表されているように感じました。
No.1  ヤエ  評価:50点  ■2015-07-19 08:58  ID:BymBLCyvz/o
PASS 編集 削除
こんにちは!
まず、読んでいてリズムがいいなぁと、思いました
脈動する痛み
という表現が、自分では中々思い付かなくて、それでいて的を得ていて、好きです。
後悔と、半ば諦めのような、読む人によっては覚悟のような何かを感じました。
さいご、「」とかでもなく、■で締めくくったのは、個人的に気に入りました。自分から見て一番伝えられそうな言葉選びなどに個性と、人柄が出るのかなぁなんて……
笹竜胆さんのような、スタイリッシュな詩も、いつか書けるようになりたいです。
ありがとうございました。
総レス数 4  合計 100

お名前(必須)
E-Mail(任意)
メッセージ
評価(必須)       削除用パス    Cookie 



<<戻る
感想管理PASSWORD
作品編集PASSWORD   編集 削除