駅前
詩はどういう風に書けばよいのでしたか。
当に忘れてしまって、あの人に聞いても酔いに酔って、ついぞ、まともな答えをくれはしなかった。
優しくて傷つけない態度保留は、お利口さんの倫理であるが、そこまで嫌いではないのです。

そう、美に答えはないなど、と...。

韻を踏め、ついぞ、意匠を凝らせ。できるだけ、ふるい気障な言葉が良いね!
批評連中を喜ばせるのにも、飽き飽きだねぇ。
わかるよ、ミシマユキオ。あの、美に私も連れてって。

詩はなくならないよ。ましてや、文学の終わりなんて、来ないよ。
ずっと、未来のやつらは、家中本棚で床な底抜けるね。なんて冗談を。

詩がおもしろくなくなったのは、担い手の問題さ。責めないよ。多分ね、むずかしく考えすぎたし、向く方向間違えたなぁ。読者の肩借りて喜ぶとええかもな。


ずっとずっと未来 おそらく銀河鉄道の夜に

『詩?
『そう、詩
『なにそれ
『思いの丈を、言葉の欠如とそれに合った韻で伝えるの
『?
『やってみるよ聞いていて。
わるふざけ
2015年05月02日(土) 00時09分58秒 公開
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