「涙」

君は どこに
流れていきますか

ひと粒 ひと粒

僕から
失われていきます

いつか 潤いすら
消えてしまい

僕は
枯れてしまいますか

優しくなれずに
君を 落としました

ひと粒 ひと粒

僕は 
取り戻したい

何気ない
悲しみ 喜び

その集まりが 
君でした

僕を 支え
育ててくれました

忘れたこと 捨てたこと

許してくれるなら

僕の元に 
帰ってきてください

そうすれば

僕には 
光が 差し込みます

君を もう
手放しません
ココアパウダー
2014年07月12日(土) 09時24分42秒 公開
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No.12  ココアパウダー  評価:--点  ■2014-07-14 09:44  ID:Lf8Xjdi/zBs
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逃げ腰さん

コメントありがとうございます。自分の詩を見詰めていきます。
少しずつ、成長したいと思います。
これからも、宜しくお願いします。
No.11  ココアパウダー  評価:--点  ■2014-07-14 09:39  ID:Lf8Xjdi/zBs
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時雨ノ宮 蜉蝣丸さん

コメントありがとうございます。そういう解釈もありますよね。
苦しくて、悲しくて、溢れた涙は私の財産なので、、、
大事にしたいです。
No.10  ココアパウダー  評価:--点  ■2014-07-13 17:20  ID:Lf8Xjdi/zBs
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Aさん

遊月さんの指摘は的確です。自分で時間をかけて
見詰めてみたいです。歌を検索して、聴きます。
共に頑張りましょう



No.9  ココアパウダー  評価:--点  ■2014-07-13 17:05  ID:Lf8Xjdi/zBs
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菊池さん

私は見習うレベルではありません。褒めて頂けて嬉しいです。
今、自分が書ける最高の詩です。私のこれからの成長を
見守って下さい。 宜しくお願いします。
No.8  逃げ腰  評価:50点  ■2014-07-13 08:09  ID:j.IsO/gOFss
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『君』が誰かはわかりません。
はたして恋人だろうかと思うのです。

友人でも、両親でも、配偶者でもいけますね(ペットでもいけるかもしれません。)

はじめまして、逃げ腰です!
喪失と再生がテーマですね。なんだかノルウェイの森みたい!
作品ついでに言うと、
『死は生の対極としてではなく、その一部として存在している』

死を喪失、生を再生と捉えるとなんとしっくりくる!

少し抽象的ですが、きっと『君』はきっともう僕の一部です。
涙はその表れかなって。
凄く良いと思います。

皆さんがいう批判は少し繊細すぎやしないか?ということだと思います。
詩人はみな病的に繊細です。それはもう潔癖症ぐらいに!
まだまだ自分で模索しても良いと思います。

ではでは
No.7  時雨ノ宮 蜉蝣丸  評価:30点  ■2014-07-13 00:51  ID:ibzIN/rvko6
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こんばんは。

涙は、その人その人の心を映しとりながら、それをその人の代わりに背負って、「もういいよ」と流れてゆく気がするのです。たとえ憎しみだろうと嫌悪だろうと、「もういいよ」と流れ乾いて、二度と手元に還ってくることは無いのだろうと。

僕の頬を伝う君が
僕の心を拭ってくれて
なのに僕はそんな君を
ありがとうも言わないまま
ただ忘れてゆくだけだなんて

涙が流れたあとの空っぽな時間が、どうしようにもなく好きです。
それを久しく思い出しました。何かもっと深いものがあっても、雰囲気は壊れないと思いますよ。
No.6  A  評価:20点  ■2014-07-12 19:15  ID:pA0QzJ9KbiA
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磨香の『冬の華』という古い歌があります。youtubeで聞けます。この詩に表れているあなたの純粋さと、游月さんのご指摘にあるような「自己中心性」を乗り越えていく深みをあわせ持った歌だと思います。ちょっと暗いですが、聞いてみてください。

僕もまだ20代です。共に精進しましょう。
No.5  菊池清美  評価:50点  ■2014-07-12 17:49  ID:/dxzQ0Wmf36
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涙は自分の物なのに自由に成らないから君なのでしょうか。

涙に人格を与えた…面白い発想ですね、色んな角度から物を見られるのは素晴らしい感性だと思います。
言葉を短く削いだ所がストレートに読めて伝わり易くなったと思います、見習いたいですね。

良いと思います。
  
No.4  ココアパウダー  評価:--点  ■2014-07-12 17:49  ID:Lf8Xjdi/zBs
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ヤエさん

ありがとうございます。自分らしい詩を書いていきます。
宜しくお願いします。
No.3  ココアパウダー  評価:--点  ■2014-07-12 17:43  ID:Lf8Xjdi/zBs
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遊月さん

私は飾らない詩人です。たぶん遊月さんクレバーな創作をしてしまうと、私のファンは減ると思います。20代の詩を理解して下さい。私は経験をたくさんしていく年代です。精進して参ります。助言をありがとうございます。
No.2  游月 昭  評価:20点  ■2014-07-12 13:18  ID:sqfh9gLDeNI
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こんにちは。

何故この詩の内容にちょっとした嫌悪を感じてしまうか、という解説を中心に書かせて頂きます。とは言え、この未成熟な内容を回顧的に自分と照らし合わせて、可愛いという感覚も同時に無い訳ではないとも言えます。

お若い方なので無理も無いことは承知していますので、責めている訳ではないことをご承知ください。私も同じ歳の頃はこんな感覚でしたし。

まず面白いのは、涙の集合体が「君」の集合体であること。容易くそれを捨てて行った近い過去を歌い、いずれ総てを失うという危機感を表現しているところ。

文の雰囲気は前回同様柔らかく詩的に綴られていることに何ら違和感を感じない。

では何故良いと思わないのか。
最大の問題は、恋愛詩によく見かけることではありますが、
●語り手の発言の意味を、作者が十分理解していないと思われる点、にあります。

★過去の君へのあやまちに、語り手の状態変化によって気づかされ、自己の状態を元の潤った状態に戻すために、復縁を懇願する。自分のあやまちに気づいていながら更に「君」を欲する。そして、「所有物」である「君」をもう手放さない。と言っているのです。
ショッキングかもしれませんが、これはドメスティック・バイオレンス(家庭内暴力)の暴力夫と全く同じ言動なのです。
ドメスティック・バイオレンスではないにしても、その自己中心性を作者は俯瞰(ふかん)から把握(客観視)出来ていなければ独りよがりな詩になってしまう。
この詩は「君」への要求ばかりなのです。
もし、逆に、その自己中心性を把握した上で、赤裸々に未成熟者(悪者)として綴っていたならば、この詩は詩として成り立つのです。

恋愛詩の落とし穴とも言える最大の壁だと思います。これは技術的な問題ではありません。事実をどこまで深く把握するか、という問題になります。

実は、私が一年10ヶ月前に書いた第一作目の詩(のようなもの)が、過去の自己中心性を把握して恥じているというものでした。この詩を読んで、ずっと過去の事実と詩(のようなもの)を書いた時のことを思い出して、懐かしさと恥ずかしさを感じさせられました。

文はスッキリとしたものを書かれるので、どうぞもっと深く詩に潜りこんでくださいませ。

長々と失礼しました。
No.1  ヤエ  評価:50点  ■2014-07-12 11:10  ID:L6TukelU0BA
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リズムが良くてスッと入ってきました。
やっぱり貴方の詩が好きだな……と思います。
涙を詠っているはずなのに恋のような、悲しさをと共に、最後に強い意志を感じました。
これからも楽しみにしています。
総レス数 12  合計 220

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