飛翔


生徒達が駆けて来たかと思えば
白鳥の一群がコオコオと飛んで来たのだった

此の頃飛ぶ練習を始めたらしい
高さと編隊の不完全さがそう思わせる

美しい姿勢と並びに真摯な生き方を感じるし
大編隊の片鱗も見て取れる

飛行機と白鳥と編隊の発想は別のもの
なのに同じなのは理に叶って居るから

    見て感動の余り涙するのも解る
    傍に居過ぎて飛べる事さえ忘れてた

    此処を避寒地と云う振る舞いに
    酷寒の日も勇気付けられた

    別れも近い所為かとても愛しい
    もう居ない冬は過ごせない








菊池清美
2014年03月16日(日) 04時24分41秒 公開
■この作品の著作権は菊池清美さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
作者からのメッセージはありません。

この作品の感想をお寄せください。
No.4  菊池清美  評価:--点  ■2014-03-19 08:59  ID:te6yfYFg2XA
PASS 編集 削除
青ガラスさん有難う。

もう来てくれないかと思いました。
忙しそうですね、ご苦労様です。

吹雪の日も元気に泳いで毎日居たから帰る事を忘れていたか、考えない様にしてたかも知れません。
帰るのも格好良すぎるんですよね、悲しい位。
でも秋には来るんですから其れが救いですねぇ、有難う。
No.3  青ガラス  評価:50点  ■2014-03-19 08:10  ID:6Sbbo4.76/Y
PASS 編集 削除
水に浮かび佇んんでいる白鳥。
えっ、飛ぶの?飛んで行ってしまうの!
うちの子だったら、きっと大泣きしてしまう別れの時
かっこ良く去ってしまう白鳥たち
ドラマチックですね〜。
白い雪原と白い鳥たちとの冬。
No.2  菊池清美  評価:--点  ■2014-03-16 11:37  ID:te6yfYFg2XA
PASS 編集 削除
逃げ腰さん何時も過分な評を有難う御座います。

キザな言葉…書きたい詩と読みたい詩は違うと思うんです。
解ってくれる人は少ないけど逃げ腰さんみたいな人もいます。
其れで十分すぎる位です有難う。

やっと辿り着いたスタイルですし不器用でも有りますから変えようが有りませんし読んでも貰えないでしょう。

コメント…全部削除されましたね、上手くコメント出来ませんで済みませんでした。
新たなスタイルを考えているかも知れませんね、其れなら其れで楽しみです。
No.1  逃げ腰  評価:50点  ■2014-03-16 10:32  ID:0eWdeGpYPNM
PASS 編集 削除
 見て感動の余り涙するのも解る
 傍に居過ぎて飛べる事さえ忘れてた

好きだなぁと思いました。

此の頃飛ぶ練習を始めたらしい
高さと編隊の不完全さがそう思わせる

そのあとにこの文の重さがわかったっていうか・・・。
いつか詩のスタイル変えるんじゃないかって思ってました。
なんだかキザな言葉使うんじゃないかって。とうとうしませんでしたね。
ずっとそのスタイルでお願いします。

あと、コメントごめんなさい。
総レス数 4  合計 100

お名前(必須)
E-Mail(任意)
メッセージ
評価(必須)       削除用パス    Cookie 



<<戻る
感想管理PASSWORD
作品編集PASSWORD   編集 削除