幻実



嵌め殺しのステンドグラスに

桜草の花弁が一片

切り裂いた喉笛の音も いたくれないの色も

ただ春の午後の陽に 溶かされてゆくだけ






時雨ノ宮 蜉蝣丸
2014年03月10日(月) 15時01分30秒 公開
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■作者からのメッセージ
たまには病んでみるのも
いいかなって

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No.6  青ガラス  評価:0点  ■2014-03-13 10:46  ID:6Sbbo4.76/Y
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それがですね〜、この詩の中の
「ただ春の午後の陽に」が心地よくて、溶かされてしまったんです。
ここで絶えてしまったので、何も考えられません。
他の展開になっていたら考えついたかもしれませんが
スカスカ頭バレバレですね(笑)

No.5  時雨ノ宮 蜉蝣丸  評価:0点  ■2014-03-12 16:55  ID:2yvcLrrqfRc
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青ガラス 様

コメント誠に感謝致します。

マジシャン、というのはまた面白い考え方ですね。だとすればもっとハッピーな幻術にすればいいのに……(笑) よほどの捻くれ者か、悪趣味な奴なんですね、きっと。
平穏な日常に割り込む『非日常』としては、そういう受け取り方もアリな感じかもしれないです。何か新鮮。
最後のフレーズ、俺のカチコチでスッカラカンな脳味噌では他候補は思いつきませんが……青ガラスさんの脳には、何か閃くものがあったのでしょうか。そうだったら参考に是非とも教えていただきたい!

ありがとうございました。



逃げ腰 様

コメント誠に感謝致します。

あはは……ですよねー。内容わかりづらいと思います(苦笑)。とりあえず『昼過ぎに突然起きた惨劇』的な、昼ドラ風殺人の前フリとでも思っておいていただければ……。
爽やかさ×残酷さのコラボが大好物な生き物、それが俺っていう奴です。ただし、今のところフィクションに限る、ですw

確かに、少し情報が多かったかもしれないですね。どこかをシンプルにすると、引き立つものもあるやもしれません。
ありがとうございました。
No.4  青ガラス  評価:40点  ■2014-03-12 07:09  ID:6Sbbo4.76/Y
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最後の一文が妙に淡く現実に佇んでいて
不思議な効果を感じました。
ステンドグラスも喉笛の音もマジシャンに消され
桜草の一片がヒラヒラ、平穏な日常が横たわっていた
という感じでした。
溶かされていくだけ、、このフレーズが変わることで
印象が大きく変わりそうな幻実が面白いと思いました。

No.3  逃げ腰  評価:40点  ■2014-03-11 22:10  ID:G8fqwr4/eC2
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こんばんわー逃げ腰です!

詩の内容はなるほどっ,…わからん!なのですが、とても良いと思っています。

爽やかな情景と残酷な所業が相反して、より怪しい美しさを引き出しています。

四つの文で解釈が無限に広がってゆくので(もちろん悪いことではないです。えっへん。)もう少し情報量を減らしてみるのが読者には優しいかなと思いました。
ではでは、ますますのご活躍を!
No.2  時雨ノ宮 蜉蝣丸  評価:0点  ■2014-03-11 14:42  ID:2yvcLrrqfRc
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游月 昭 様

コメント誠に感謝致します。こんにちは。

俺監督なの!? しかもキャスト無駄に豪華……(笑)
ちょっと調べました。『非情のライセンス』と『黒薔薇の館』。1973年〜でしたっけね。
なるほど……妖しい関係と殺人事件の匂いのする作品ができあがりそうですw 監督するのも愉しそうですねw
赤と黒、割と好きなので、今後も書いていくと思います。

ありがとうございました。
No.1  游月 昭  評価:30点  ■2014-03-10 17:24  ID:sqfh9gLDeNI
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こんにちは!

出演:天地茂、美輪明宏、田村正和、他
監督:時雨ノ宮 蜉蝣丸

子供の頃、天地茂好きだったなあ。『殺しのライセンス』。歳がばれる!

私には懐かしさがありました。

これからも、赤と黒、もっと欲しいです。



※記憶違いでした。ドラマ『非情のライセンス』でした。当時小さかったから記憶があやふや。美輪明宏、田村正和は映画『黒薔薇の館』からのイメージ。
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