花芽




摘まれても

摘まれても

雲間から差す笑みの頬


咲く春の摂理に

薄雪枯葉

抗う

貴女がいた


喧しい言葉の地下茎に

小気味良く咽頭を堕ちる

ほろ苦い青さに


貴女がいた



始まりかぐわしく

くずおれてゆきそうな夢枕

そこはかとなく

貴女がいた








青ガラス
2014年03月10日(月) 12時11分21秒 公開
■この作品の著作権は青ガラスさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
作者からのメッセージはありません。

この作品の感想をお寄せください。
No.10  青ガラス  評価:--点  ■2014-03-19 07:04  ID:6Sbbo4.76/Y
PASS 編集 削除
史裕さん、
ありがとうございます。
3年前から、庭の片隅に芽吹く蕗の薹の存在を知って、
見つけるのが密かな楽しみになりました。
毎年、食べると讃える詩を書きます。
感謝と愛を込めて。
心地よく感じて頂いて、うれしいです。。。

No.9  史裕  評価:40点  ■2014-03-17 22:35  ID:t8rOcFtI3/M
PASS 編集 削除
言葉遣いがきれいで
心地の良い詩だと感じました。

自分にはかけないものなので
こういうものをかけることをすごいと思いました。
読ませていただきありがとうございました。
No.8  青ガラス  評価:--点  ■2014-03-17 06:42  ID:6Sbbo4.76/Y
PASS 編集 削除
二村 廣さん、
ありがとうございます。
お返事遅れてごめんなさい、

春になると一斉に芽吹く草木の生命力を何処かで感じていたのかもしれません。
強さを意識してはいなかったのですが、地中から花芽を出す勢いを
感じていただけたようで嬉しいです!


No.7  二村 廣  評価:50点  ■2014-03-14 11:37  ID:X2x5n/yrh02
PASS 編集 削除
読ませていただきました
貴女がいた の繰り返しにより
あくまでも「貴女」の存在が中心的に書かれていますが
そのまわりを取り囲む複雑的で淡くかつ、強い表現の言葉たちが
負けじと詩の中で存在感をだしていてとても素晴らしいと思いました

ありがとうございます
No.6  青ガラス  評価:--点  ■2014-03-12 01:17  ID:6Sbbo4.76/Y
PASS 編集 削除
逃げ腰さん、
丁寧なコメントありがとうございます!

言葉選び気に入っていただいてうれしいです。
自分の詩を解説なんて良くないですよね。
たまにしてみたくなる誘惑に、負けてしまいました!
読み手の方が自由に解釈して下さるのは勿論大歓迎です。

芯の強い「実存感」 、無意識の動機を実存と捉えていただくの
感激です。ありがとうございます。
No.5  逃げ腰  評価:40点  ■2014-03-11 22:23  ID:G8fqwr4/eC2
PASS 編集 削除
こんばんは逃げ腰です!

とても可愛らしい詩だと思います。そしてちらりと見せる言葉選びのセンスまた良い。

>>喧しい言葉の地下茎に 小気味良く咽頭を堕ちる

ぼくはここの部分がとても好きです。咽頭と普段聞きなれない言葉に振り回されず、おとなしく文の中に収まっています。

「地下茎→ニューロン→意識→言葉」と感想欄にありましたが、僕は全然違う解釈でした。それもまた詩の醍醐味だなんて思いましたね。

全体的に淡くそれでいて口説いくらいに「貴方がいた」繰り返す芯の強い「実存感」、といった詩でした。

また新しいあなたの創作を待っております
No.4  青ガラス  評価:--点  ■2014-03-11 19:56  ID:6Sbbo4.76/Y
PASS 編集 削除
遊月さん
コメントありがとうございます。
では、聞かれてもいないのに、ネタばれを(笑)

地下茎とはフキノトウの地下茎のことですが
地下茎→ニューロン→意識→言葉とイメージしました。
相手から受ける刺激でネットワークが騒がしくなる様。
胸が苦しくて、、遊月さんの読みの通りですが
貴女、は春、自分の恋心という設定にしました。

始まりかぐわしくは
恋をする始まりのかぐわしさ(^.^)な感じです。
このころって、一番良い時ですよね。

もっと分かりやすく書くか、全くわからなくても心に何か印象が残るか
中途半端だったかもしれませんが、今の実力はこんな感じで、ザンネンです!

詩が浮かんで良かったです!
実はこの詩も、そんな感じです。
No.3  青ガラス  評価:--点  ■2014-03-11 19:50  ID:6Sbbo4.76/Y
PASS 編集 削除
菊池さん、
コメントありがとうございます。
春の花はそうなんですか!流石よくご存知です。
強くて可憐なんて、いいですね。
路線をそっちに変更します!

古き時代滲んでいましたか、憧れています。
ネオ・ジャポニズムなう、、ってほどでもなかった。

賢いって言えば、
ウチの犬、ですね、私の右に出ます!(≧∇≦)
No.2  游月 昭  評価:40点  ■2014-03-10 18:00  ID:..K.tfL042k
PASS 編集 削除
こんにちは!

>喧しい言葉の地下茎に
>始まりかぐわしく

が私の読みではしっくりきませんでした。おそらく違うことを思い描いているのでしょう。

※真夜中夢の中で、「過去(青春期)」に出逢った女性が見え隠れ。胸が苦しくて。

と読んだのですが、多分少し違ってるかな。

私がこの筋で書くと、オカルトのようになります。あるいは淡色の花。また書いてみようかなぁ、などと気になる存在の詩でした。

※を書いてて詩が浮かんで来たぞ!
No.1  菊池清美  評価:50点  ■2014-03-10 13:16  ID:te6yfYFg2XA
PASS 編集 削除
春が擬人化されてしかも高貴な女性のようですね。
高貴な春の摂理は健気に咲く花のようですね、春の花は残る寒さに強かで可憐です。

山菜は春の贈り物あの香りとほろ苦さは正しく春の味ですね、春を謳歌する様子が爽やかに表現されてます。
春を歌う軽やかなハミングと古き時代を彷彿とさせる遊び心でしょうか何時も雰囲気が素敵です。

肩の凝らないのは賢いぶらない青ガラスさんの良いセンスですね。
総レス数 10  合計 220

お名前(必須)
E-Mail(任意)
メッセージ
評価(必須)       削除用パス    Cookie 



<<戻る
感想管理PASSWORD
作品編集PASSWORD   編集 削除