うららかな日に

桜も散り終え、若葉が生えそろう
なんとなくふんわりな午後
僕は弁当を食べ終わり
公園のベンチに寝転がる


笛の音、

どこからか笛の音が聞こえ、
太鼓の振動が目をこじ開ける


御輿を担いだ女性ばかりの群衆が
側の大通りを急ぎ足で過ぎている
長い長い行列

お隣に住むオバサン、
空を見上げて、ももの筋肉、盛り上げて
向かいのオネエサン、
御輿につかまり、小刻みに左右に振られ
うちの犬、
ハナコ、おまえは、
旗を掲げみんなの周りを跳ね回る
オバアチャンは横笛を吹きながら踊る
ヨメさんもはりきって汗を拭いながら、
大股開きで太鼓を叩く

どう見てもおかしい
足は細くて、腰も折れそうに細く、
お尻は大きくてナイスバディー!
頭に触角が二つ突きだして、黒い、

蟻、

「おい、どうした」と叫ぶと、

ピタ、
と行列が止まり、一斉に僕に向く

「早く帰っておいで、今日はキノコ料理よ」
ヨメさんが微笑む
みんなが微笑む
僕もつられて微笑む

行列が動き出す
笛や太鼓にのって
去って行く


眩しさに目をこすりながら起き上がる
木陰は東に移っていた
地面の蟻が過ぎていくのを見送り
僕は列を踏まないようにベンチを離れた


SHIRIAI
2013年08月23日(金) 15時46分48秒 公開
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No.4  SHIRIAI  評価:0点  ■2013-08-24 03:01  ID:5ZzWE3oSpa2
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カムサッカさん、なるほど。

不釣り合いが目立っている訳ですね。
逆にもっと怪しくしてもいいですね。
この詩には大した意味を持たせていないので、祭りにしぼるというのでもっとまとまりそうです。
このタイプの詩は初めてですが、もっと伸ばしてみたい。あこがれみたいなものかな。的確な批評ありがとうございました。
No.3  カムサッカ  評価:10点  ■2013-08-24 00:40  ID:30GB.9HIXf.
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こんばんは

なんだか、人情もの下町小説を書こうとした素人作者って雰囲気のする文で、あまり好きではありませんでした。
モチーフやストーリーが非常に子供っぽいのに、文体は大人の目線から変な方向に大人ぶって書かれている。
個人的には、三人称の児童詩が向いているモチーフだと思いました。(馬鹿にしているわけではなく、適所として真面目に考えた結果です)

最初と最後の描写は少し邪魔かもしれないです。特に最後は雰囲気の分離が著しい。
これまた、個人的な意見ですが、祭りのみに絞った方がよくなったのではと。


偉そうに批評してみました。
応援しております。



No.2  SHIRIAI  評価:0点  ■2013-08-23 20:28  ID:N4nLYZE9Y3U
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五月公英さん、こんばんは。

1000円あげるから花びらを食べろ
と言われたらむしゃむしゃしながら
手を差し出します
はい、と美味しい「たこ焼き」と
縁日で売られている「東京ケーキ」なる
お菓子を渡されると
許してあげます
ギャンブルは嫌いなのですが
もらえるものをもらわない手は蟻ません
蟻がとうございました

No.1  五月公英  評価:30点  ■2013-08-23 19:46  ID:inWS/2b9dQs
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もしかして、

こんばんは。

もしかして、ですが……「花はきれいなもの」「糞は汚いもの」と思い込んでいらっしゃいませんか? 
いや、それでもいいんですけど。

それと、お好きなB級グルメを二つ、三つ教えてください。差し支えなければ。(僕は、「味噌おでん」と「たこ焼き」です)

明日あたり、大雨になりそうです。(愛知のど田舎)

失礼しました。
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