虹の橋
とある詩にこんな事が書いてあった
天国よりも少し手前の方に
人に愛された動物達が暮らす
虹の橋と呼ばれるところがあると

僕が飼っていたビーグル犬のジョンも
きっと今そこで駆け回ってるんだろう
主が旅立つその時また会えると
その詩にはそんな事も書いてあった

まだまだ生きなきゃいけないけれど
待っててくれるかい? 必ず行くから


やりたい事は粗方させてやって
食べたいものも全部食べさせてやって
それから君を送り出す事が出来た
だから別に寂しくなんかはないさ

涙は小雨が降る中立ち昇る
君の煙が目に染みただけさ きっと


君の命が遺してくれた事
たくさんあるから 僕はもっと生きるよ

「会いたい」「会いたい」この哀しみに慣れても
忘れやしないから もう少しだけそこで待ってて


虹の橋でもしも彼女が出来たら
そっちに行った時に紹介してよ
また駆け寄ってきて顔を舐めてよ
また元気な君を抱きしめさせてよ
TAKE
2012年11月05日(月) 14時56分58秒 公開
■この作品の著作権はTAKEさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
 昨日愛犬がこの世を去りました。
 近所の人が大勢弔問に訪れて、箱の中にいる愛犬が見えなくなるほどの花束が手向けられました。
 すごく幸せな人(犬)生を送ったんだと、改めて感じました。

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No.1  パンプキン  評価:30点  ■2012-11-06 17:04  ID:rBnAMD7xMMU
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 虹の橋を読ませて頂きました愛犬の死の悲しみが伝わってきて良かったかと思います。
総レス数 1  合計 30

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