いつか見し夢



いつだって人は何かを蓄えてごちゃごちゃしてるおもちゃ箱



呟いた祈りは遥か遠き空 飛ぶ鳥はただ静寂しじまにないて



回雁かいがんを待ち続けていた日々もまた幸せだったと失って知る



水満ちたアクアリウムの向こう側 永遠泳ぐガラスのイルカ



しんおうのきょうかいせんをこえてゆく わがせにむけてあびせるじゅうか



夢の世に残る足跡 懸命に生きた誰かの命の証



紅月 セイル
http://hosibosinohazama.blog55.fc2.com/
2011年10月24日(月) 19時13分49秒 公開
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■作者からのメッセージ
詠んだ時期もバラバラで繋がりは何もない作品……のはずが小さな遊び心が隠れています。

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No.3  紅月 セイル  評価:0点  ■2011-10-30 00:20  ID:woHU.5YceKg
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>夕凪様、MOON様

感想ありがとうございます。
一応明記しておきますがこれらは短歌です;

>夕凪様

いつだって大切なものは失ってから気付く。
ニンゲンは悲しいですね……。

>MOON様

感想ありがとうございます。
遊び心に気付いてもらえたようで幸いです。
「スケッチブックのような〜」を見て自身の作品にもかかわらず納得してしまいました。
No.2  MOON  評価:20点  ■2011-10-26 18:37  ID:yDa8Zjh7nOw
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なるほど確かに小さな遊び心が隠れている詩ですね
全体的にまるでスケッチブックのような印象を受けました
イメージの羅列が独特の雰囲気を醸し出していると感じます
No.1  夕凪  評価:50点  ■2011-10-25 21:03  ID:qwuq6su/k/I
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 回雁の俳句を読んで、、絶句はせんかったが・・・涙が滲んで。。悲しくてものが言え無くなった。彼処へ行けば、彼に何時でも会えたあの頃が懐かしひ。まう、そんな時は二度と来無ひと思うと、、何しに生きて居るんだらうかと 尽々、、、。
総レス数 3  合計 70

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