夜の鏡に自分をうつす

ぼやけた輪郭の中
自身の優柔不断を確認して
安心するんだ

朝が来るのは怖いよね
光のもとにすべてが晒される

自分の正体なんて
知りたくないし

気休めのリアルなんて望んじゃいない

みんなそうだろ?

歪んだジレンマの中に沈んでいたいのさ

足元さえおぼつかないぬかるみで
未来からの圧力に押し潰されそうだ

現実なんて見たくない

朝の来ない夜が欲しいんだ

人生なんて夜明け前が一番さ

多分だけれどね







三神五月香
2011年09月21日(水) 03時11分05秒 公開
■この作品の著作権は三神五月香さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
作者からのメッセージはありません。

この作品の感想をお寄せください。
No.5  陽炎  評価:30点  ■2011-10-10 19:54  ID:dJ/dE12Tc8A
PASS 編集 削除
ホントに朝が来なければいいと思った夜が
私にもあります

朝がきてがっかりして起き上がる、みたいな
No.4  三神五月香  評価:0点  ■2011-10-01 01:06  ID:76DElVCYh9M
PASS 編集 削除
小夜さま
ありがとうございました。
遅くなってごめんなさい。
月末忙しいw
未来からの圧力(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
厳しいですぅ。
未来の自分を裏切りたくはないので頑張ります(笑)
No.3  小夜  評価:20点  ■2011-09-30 09:58  ID:kzVZi6vy1G.
PASS 編集 削除
こんにちわ☆

遅ればせながら感想を…。

『足元さえおぼつかないぬかるみで
 未来からの圧力に押し潰されそうだ』
とゆう箇所が素敵だなぁと思いました☆
その発想も素晴らしい!
さすがですね、三神さん♪


No.2  三神五月香  評価:0点  ■2011-09-22 18:09  ID:KWdVQvBEiRI
PASS 編集 削除
うんこ太郎さま。
感想ありがとうございます。
人生いい時もそうじゃない時もありますもんね。
なるべく前向きでいたいものですw
No.1  うんこ太郎  評価:20点  ■2011-09-22 11:44  ID:iIHEYcW9En.
PASS 編集 削除
詩とは直接関係ないのかもしれないですが、仕事がつらくてとても憂鬱だった時期の朝方をおもいだしました。朝が来ない夜、そういう夜がありがたいということもあると思いました。
総レス数 5  合計 70

お名前(必須)
E-Mail(任意)
メッセージ
評価(必須)       削除用パス    Cookie 



<<戻る
感想管理PASSWORD
作品編集PASSWORD   編集 削除