さよならの姿



あめ色に似ている色の花でした さよならという言葉の姿は



紅月 セイル
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2011年08月29日(月) 21時02分10秒 公開
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■作者からのメッセージ
今回は「さよなら」という言葉は「出会い」と「別れ」の過程で育っていくものではないか、と思って詠ってみました。
さよならがあめ色に似た色をしてるのはきっとその花弁に過ごした日々の「思い出」によって色をつけるから。
いい思い出も悪い思い出も全部吸い込んで、黒、白、赤、青などなど……、どんな色でもつけれるように。
だからこそ、「さよなら」の言葉は時にして、色々な意味を持つのではないでしょうか……。

多分、短歌を詠う者の端くれとしてこう説明するのはあまり良くないんじゃないかと思いますが、少しだけ書きたかったです。
今年の作品の中では一番気持ちを込めた作品かもしれません。
まだまだな作品ですがこれが今の自分の全力かなとおもいます。

この作品の感想をお寄せください。
No.10  紅月 セイル  評価:0点  ■2011-10-05 22:52  ID:LToMai5cx2g
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>貴音様

コメントありがとうございます。
綺麗だけが取柄なのでそういってもらえると嬉しい限りです。
読んでくれた方のイメージの大切さに今頃気付いて挑戦してみましたがそれなりにうまくいったようで良かったです。
No.9  貴音  評価:40点  ■2011-10-05 12:53  ID:f8a3Jz3EZ8c
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はじめまして、読ませていただきました。
きれいな歌だと思います。特に後半が倒置になっているので
心に残るのかなと思います。
主語がないので色々なイメージを膨らませることができると思います。
No.8  紅月 セイル  評価:0点  ■2011-09-27 22:40  ID:cJRtswkPPWI
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>夕凪様、星時雨様
コメントありがとうございます。

>夕凪様

お久しぶりです。
感動していただけたようで幸いです。
これからまた精進していきたいと思います。

>星時雨様

今回は思い立ってのことだったので心配でしたがうまくリズム感が出て私自身もそれなりに満足しています。
前半のくどさの方ですが、これはやはり「色」が二度出ていることと「似ている」が大きいと私自身では考えています。
スパッとするならば
「あめ色に似ている花でした」
または
「あめ色に似た色の花でした」
の方が読むだけなら良いと思います。
実際これを手帳にメモしていたときは後者でした。
しかし、短歌という形式上5・7・5・7・7の壁がありました。
この壁を越えるための少しだけ妥協した部分がやはり前半のくどさだと思っています。
ここはもう私自身の力量が足りなかったという証明に他ならないと思います。
今後はこういった部分も気にしつつやっていければと思っています。
No.7  星時雨  評価:20点  ■2011-09-27 03:52  ID:LVVpc2SrNco
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読ませていただきました。

倒置文で独特のリズム感があると思いました。
前半部分の表現はくどいように感じました。あくまでも私の感性ですが、スッと読めず、つっかえてしまうようなゴテゴテとした感覚です。
No.6  夕凪  評価:40点  ■2011-09-22 21:28  ID:qwuq6su/k/I
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 この人が、噺の方か詩人だったか 判ら無い。大昔のTCの 詩の水準だなあと思ひました。こういう短い句で、人を感動させるのが、哲学者か宗教家みたいな能力が要りさうで、畏敬し自分には到底無理だし、、、詩は止めとこうなぁと思わさせられます。ボルヘス砂の本「鏡と仮面」に王から命じられて、詩人が三度迄作った 三度目の一行詩が 丁度こういう詩だったんだらうと思ひました。
No.5  紅月 セイル  評価:0点  ■2011-09-03 17:53  ID:URxILI0CZKo
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>片桐秀和様、藤村様、みずの様、うんこ太郎様
コメントありがとうございます。

>片桐秀和様

こちらにも感想ありがとうございます。
短歌一つだと確かに寂しい感じがしますがこれと一緒に出すような作品が無ったという……。
そういう部分はもう少し頑張りたいところです。
読んでいただきありがとうございました。

>藤村様

題名は少し悩みましたが気に入っていただけてよかったです。
確かに難しいことですがでもとても楽しいですよ。
読んでいただきありがとうございました。

>みずの様

無駄遣いしてるというのは私も少し思うところです。
みずのさんの言うようにもう少しイメージを詰められて読み手に広げれるような言葉と書き方を見つけれられればもっと良くなると思います。
ただ今の私が短歌で出来るのがここまでなんですよね。
正直詩として書こうとも思いましたが、それでも短歌として詠ったのはこの題材でどこまで行けるかを試してみたかった部分が大きいです。
気が引けるなんてそんなこと思う必要ないですよ。
むしろ言ってくださってありがとうございます。

>うんこ太郎様

そこはとても悩んだので気付けていただけてとてもうれしいです。
読んでいただきありがとうございました。
No.4  うんこ太郎  評価:20点  ■2011-09-02 11:20  ID:iIHEYcW9En.
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読ませていただきました。あめ色の花ではなくて、あめ色に似ている花というところが、なんというか繊細で、表現が難しいのだろうなあ、と思いました。
No.3  みずの  評価:20点  ■2011-09-01 21:51  ID:tUYcy0OjL5E
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読ませていただきました。

僕は短歌は読まないですし、なんの知識もありませんが、ちょっと無駄遣いし過ぎかな、と思いました。
短いからぎゅうぎゅうに詰めればいい、なんて単純なものではないとは思いますが、言葉の選びようでまだまだ広げられると思います。
わざわざ短歌という形を選んだからには、それなりの意図や覚悟というものがあるのでしょうが、それがあまり感じられませんでした。
イメージの出発点自体はよさそうなのに、なんかものすごくもったいない気がします。

誉めてくださった方にこんな偉そうなことを言うのは気が引けますが、それでも頑張ってほしいです。
以上です。どうもすいませんでした。
No.2  藤村  評価:30点  ■2011-09-02 17:48  ID:a.wIe4au8.Y
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拝読しました。よかったです。なんとなくなのですが、好みです。
短歌一首に題名や解説をつけるのはひじょうにむずかしい気もしますが、この一首とタイトルをはバランスがとれているようにおもいます。えらそうなことをいってすみません。好みでした。
No.1  片桐秀和  評価:40点  ■2011-08-30 22:07  ID:n6zPrmhGsPg
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こちらにも投稿されたのですね。
えっと、感想らしい感想は言えませんが、五七五七七のリズムで読むと、とても良い短歌と僕は思えました。僕が読んだ紅月さんの短歌の中ではやはり秀でていると感じます。

気になったのが、評価とはまったく別に、短歌ひとつだとちょっと寂しい感じもするかな。もういくつか読みたいなと思いました。

読んだという報告だけになりますが、僕からはこんなところです。
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