確率論
心臓のような形の雲が流れる下で
飛行機がミサイルと化して地上に迫る
ニュース映像を見てるソファの左側には
愛しの君がいる平和な日常がある

それが墜落で生き残るより
確率が低い事に気付いたんだ

出会いも別れも生も死も
操れないから僕らは彷徨い続ける
何気ない日々を過ごしてく
その端々に灯る光を糧にして


3秒に1人どこかで誰かが生まれ
5秒に1人別のどこかで誰かが死ぬ
そんな世界の中間地点で生きている
僕らと彼らとではどちらが特別なんだ?

奇跡なんてもんは 珍しくもない
いつでもどこでも起こっているから

僕が歌ったら君が笑う
その瞬間に答えがあるような気がする
1秒1mm1歩でも
食い違っていれば永久に交わりはしないライン

ひとりぼっちのオスとメスが出会い繋がって
60兆の細胞が組み上がり僕ら生まれ
僕らに同じ連鎖を受け継ぐ事が出来る
可能性はどれ程だなんて考えたくもない

出会いも別れも生も死も
決めつけられてたら僕は生きようと思わない
気まぐれに動き巡ってく
融通の利かない時間が奇跡を生み出すから
TAKE
2011年07月19日(火) 14時08分24秒 公開
■この作品の著作権はTAKEさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
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No.2  陽炎  評価:20点  ■2011-07-23 06:39  ID:te6yfYFg2XA
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なんというか、本編よりも作者からのメッセージのが詩的ですね

つまり、そう感じているということを、メッセージを読まなければ
解らない、といったところで損をしているような気がしました

はかなしさんもおっしゃってますが
もっといい料理の仕方があったのではないか

いや、これはこれで成立しているのですが
もっと読みたい気がしたので

次回もがんばってください
No.1  謝染はかなし  評価:10点  ■2011-07-22 16:53  ID:khqPyZy6dZE
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もっといけるはず
総レス数 2  合計 30

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