短歌(4首)


さようなら 誰が絶ったかわからない 望みよ帰れ。帰れと言ったろ。



「すべてがあなたの思い通りになる9つの方法」なら買うよ。



今すぐに此処から出せと心臓があばらにすがる。これが嫉妬か。



舌の味知ってることが前提の世界だ 僕はここを去らなきゃ


藍鴨
2011年04月26日(火) 23時21分30秒 公開
■この作品の著作権は藍鴨さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
はじめまして、藍鴨と申します。
短歌を4首上げさせていただきました。
とくにこの4首に関連はありません。

それぞれ軽くコメントを添えます。
短歌だけで勝負しろよと言う剛毅な方は、これ以降を飛ばしていただければ幸いです。

1首目
どんなに望み薄だろうが、希望というのはなかなか去ってはくれません。

2首目
リズム感が悪いですが、31字なので短歌です。
最近こんな感じのタイトルの本が多い気がしませんか?

3首目
嫉妬という感情とだけはどうもうまく付き合えません。

4首目
童貞にとっては居心地の悪い世界なのですよ。

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No.1  闇の吟遊詩人  評価:20点  ■2011-05-24 14:53  ID:Wat3LHNOkRk
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「短歌」というより、「超短編」みたいな感じですね。アウグスト・モンテローソの『ディノザウルス(恐竜)』を紹介しときます。

『ディノザウルス(恐竜)』 アウグスト・モンテローソ

目が覚めると、まだディノザウルスはそこにいた。

……これで「全文」です。そして、なぜ『ディノザウルス(恐竜)』を紹介したかというと、『短歌 4首』の1首目、4首目には『ディノザウルス(恐竜)』と同じく「読者が想像できる楽しみ」があるからです。「作者コメントをするな、作者が自作の解説をするな、短歌だけで勝負しろよ」とは言いません。が、1首目、4首目を「作者の心情まで解説」したら、読者が「○○なのか」としか思わなくなり、「想像できる楽しみ」が半減してしまいます。なお、2首目と3首目に関しては「作者が解説」しても「蛇足」とは思いません。その理由は「2首目の解説は共感できる」し、「3首目はストレートな作品で、作者の心情を解説しても問題ない」からです。

最後に。この書きこみは「一個人の感想」にすぎず、私が「絶対的に正しい」とも思っていません。私とは別の評価をする人もいるはずですから、私の感想に呪縛されないでください。
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