タスク
16を超えたあたりで気づきました

前から流れてきたものを見送るだけってことに

慣れたもんです 

ほら見てて 

上手いもんでしょ

飽きもせずにずっと繰り返してきましたから。 

運ばれてくるベルトコンベアに乗って

揺られに揺られ、揺られに揺られ、

同じ形、色、重量がさらに奥へ

揺られに揺られ、

すべて同じゆれ方で

進んでいくだけなんですね。
siro
2011年05月08日(日) 21時12分56秒 公開
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No.2  闇の吟遊詩人  評価:20点  ■2011-05-25 16:46  ID:h9/hf8U/ytc
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「タスク」は「課せられた仕事・職務」、あるいは「コンピューターで処理される仕事の単位」。そうした物に「あやつられ、流されるだけの人生」。しかも「世の中を眺めることしかできない傍観者の寂しさと空しさ」。そうした想いが伝わってきました。陽炎さんの指摘した「16」に関しては「16のころ」や「16の年(歳)」と表現すれば問題解決するでしょう。

心配なのは、siroさんが「実生活」で「タスクに苦しんでいないか」ということです。「社会がレールに見える」ことは私にもあります。ですが「人生=レール」と思っているなら、それは間違いです。目的地に行く手段はレールだけじゃない。歩いて、寄り道したって目的地には到着できます。そして人間は「タスクの奴隷」でもない。「タスクに苦しんでいる」なら、「そんな物捨てても」人間は生きられます。

……もし、siroさんが「実生活」で「タスクに苦しんでいる」のならこう言っておきます。「ただの詩です」なら、杞憂であり、私も安心できますが。
No.1  陽炎  評価:20点  ■2011-05-09 22:38  ID:te6yfYFg2XA
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私に読解力が足りないからなのか
何が云いたいのかがちょっとわかりにくかったです

16を過ぎた頃、というのは年齢のことでしょうか
前から流れてくるものとは、自分とは関係のない人々
というような意味合いなのでしょうか

読む側に解釈を委ねる、という趣旨の詩なのかもしれませんが
もうちょっと、この詩を読み解くヒントみたいなのがあると
よかったかなと私は思いました
総レス数 2  合計 40

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