一片のマイウェイ
どこを探しても 見つからないの
私の道はひどくうねり 上下さかさまにひねれてる
人生いろいろというけれど
私はそのいろいろを 受け止めきれない

心の容量がものすごく小さいらしく
爆発しては散った破片を拾い集めて
泣いて 泣いて 泣いて
そして また空っぽになった

何をすれば 満たされるの
ないないだらけの乾き
物が不必要にあふれる世界から
見つけるのは たやすくない

埋まらない とどかない 見つからない
我儘をこねて 誰かにぶつけるような
そんなめぐまれた歳は とっくに過ぎている
隙間を必死に集めて
私は正気で正常だと言いきかせ
幾度も重く 自分に上塗りする
きっと それがいけない

薄暗い部屋 冷蔵庫を開けて
チョコレート
食べてもたった30秒の幸せ
溶けて消えるから また欲しくなる

もっと気楽に
なるようになる人生
それでもならない人生を
ほんの少し好きになれたら いいのに

この道は
私にしか生きられない
少しの優越感と
自虐的な笑みと
そしてまた
朝からチョコレート
口にする

そんな毎日

なんとか 生きてる
流月楓
2010年12月31日(金) 09時01分16秒 公開
■この作品の著作権は流月楓さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
お久し振りです。

ふと、思ったことを膨らまして書いてみました。
暗めの詩ですが、これも私。
いつもはこんな事、思う暇も無いのですが夜一人になってみると色々あるものです。
自分が思うより弱っているのかも。

来年もがんばりたいです。
よろしくお願いします。

この作品の感想をお寄せください。
No.8  流月楓  評価:--点  ■2011-01-07 18:59  ID:7i6OEkkggig
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陽炎さんへ
ほんと、お久しぶりですね。
年末はごたごたしていてご無沙汰でしたが、陽炎さんの詩、毎回読ませてもらっています。
確かに辛い状況がありましたが、今は受け入れて前に進めると思っています。
温かい言葉をいつもありがとうです。

この詩はそうですね。陽炎さんの言うとおり迷走してます。
言葉にすることで気持ちを少しでも整理したかったんです。
前半部分、言葉を選ばず書きなぐりました。(あまりに酷いので、あとで修正をかけましたが)
それを感じ取っていてくださった陽炎さん。感謝以外の言葉がでてきません。
チョコレートを出したのは、あとづけです。
なので後半は失速してしまったんでしょうね。
これがないと、救いもないただの愚痴だらけの暗い詩になってしまって、それでも良かったのでしょうが自分なりにもがいて答えを出してみたかった気持ちの表れでもあります。
(実際は答えなんて出てないモヤモヤした感じのままなんですが)

チョコレートは私にとっても身近なもので、同じく冷蔵庫にストックしてます^^
一枚食べてしまう事もしばしばなので、やっす〜いチョコレートを買い置きしてます(笑)
最近はまってるのは、ロッテのRummy(ラムレーズンが入っています)。季節限定なので、もうないかも><
洋酒が入っているので、一口食べて一瞬ぽわっとなります。

話がそれました。。。(汗)
陽炎さんは、心の奥底にある魂を詩にぶち込んでいる人だと思います。
なので、そんな陽炎さんに伝わって言葉をもらえたのが何より嬉しいです。

チョコレートで一瞬でも忘れる事ができる悩みなんて、越えていける類のものであると同時に、長引く(ひきずる)可能性もあります。
なので、また溜まってしまったらここに書きに来ようと思います。
本当に、拾ってくれる方のなんと多い事か。
ありがとうございました。


ゆうすけさんへ
私の詩は子供が標的?なのが多いですからね。あまり自分の詩をかかなくなったのは確かです。
昔は(小学校〜)よく友達、恋愛、自然、自分勝手な詩ばかり書いていましたが、まさか子供の詩を書くとは思ってもみませんでした。
生きていけば、いろいろ視点が変わるもんですよね。
「私のやり方の一部分」という題名のとおり、私の人生においての考え方の一部を書かせてもらいました。
どうしようもないことって、受け入れることでしか前にすすめないのだと再確認しました。
頭で分かっていても、身体で体験する事で改めて思い出すものですね。

チョコレート、私もダイエットしようと思ってもストックしてあるのが現状です(汗)
みなさん、やっぱり好きですよね♪

いつも感想をくれるゆうすけさん。嬉しいです。
またゆうすけさんの詩も読みたい私です。
ありがとうございました。
No.7  ゆうすけ  評価:40点  ■2011-01-06 16:14  ID:1SHiiT1PETY
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拝読させていただきました。
いつものように親子の愛情をうたった詩かな……と思いながら読み始めて……胸に突き刺さるような詩であり、心を揺さぶられました。
これも私の一部分とのこと、そうですよね。人は見る角度、切り口によって多彩な姿を見せますからね、あたかも多面クリスタルの輝きのように。明るい自分、前向きな自分、強い自分、暗い自分、後ろ向きな自分、弱い自分。
減量しようと思いつつ、ついコンビニでチョコソフトを食べてしまう私です。チョコは心のビタミン、癒しの霊薬ですよね。

思い悩み苦しみ、それらは詩に込めてここに置いて行きましょう。
迷走した時は、迷走した詩もいいものです。
No.6  陽炎  評価:40点  ■2011-01-05 10:02  ID:AmGH0NyvUK2
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お久しぶりです、陽炎です
この詩、何度も何度も読ませていただきました
私なんかが想像するよりもはるかにずっと
辛い状況の中に楓さんはいらっしゃるのだろうなと思いました

他の方がおっしゃるように
確かにこの詩は迷走しているように思えます
思えますが、それがなんだというのでしょう
必ずしも答えを導きださなければ詩にならないわけじゃない
きっとこの詩は
楓さんのいまの思いありのままの姿を
誤魔化さず茶化さず、真剣に向き合って書かれたものだと
私は思いました
どうしようもない思いを詩にぶつけるように
一気に書き上げたのだろうなと
だからとても胸を掴まれたし
読む側にどうしてもこれが書きたかったんだ
という気迫が、強く強く伝わってきました

私もストレス溜まるとチョコ、欲しくなります
冷蔵庫にストックしてあるくらいです
(どんだけストレスに弱いねん、て話ですけども 汗)

ただ、終盤にかけて少し失速してしまったのか
序盤にこれでもかというくらいの勢いがあったので
その勢いを持続させてほしかったかな、という思いも
しなくはありませんでしたが
こういう告白する詩は大好物です

あまり自分を追い込まず
チョコレート食べて
それで生きることを続けることができるんだったら
いくらでもチョコレート食べて
また辛くなったら
ここに思いを書きに来てください
楓さんの思いを拾ってくれる人たちが
ここにはたくさんいますから
No.5  流月楓  評価:--点  ■2011-01-04 23:33  ID:7i6OEkkggig
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お返事遅くなりまして、済みません。

片桐さんへ
毎回、本当にありがとうございます。
この詩はふと思ったことを膨らまして書いたものなので、導入部分、ひとりよがり感がもろに出てしまった気がします。
ずっと積み重なって吐き出したいとき、私はよくチョコレートを口にしてる気がします。
年末にかけては少しストレス過多だったのかも。
片桐さんのおっしゃる通り、私の詩はいつもきっとどこか答えを自分なりに出していて、それに向かって書いているのかもしれません。
けれど、今回は迷走中のままです(汗)自分でも答えが分かっていなくて、まだまだ人生途中だからでしょうね。
モヤモヤしたどうにもできない思いを吐き出したかった。
特に、自分に向かっての詩を書くとどうしてもこうなってしまいがちです><
それとは逆に子供の詩は答え(変わらないもの)がちゃんと自分の中であるから、ブレない気がしてます。
深く、深く、言葉を拾ってくれる片桐さん。
感謝感謝です。

香咲ふうさんへ
感想ありがとうございます。初めての方の感想って嬉しいものです。
もっと気楽に〜以降は、付け足したので香咲さんの指摘当たってます。やはり違和感がありますよね。
チョコレートを食べて(ストレスを発散する何かをして)、重いものを軽いかも? って考えてみることってないですか?
どうでもいいときと、やっぱりダメだと思うときと。答えが定まらない感じですね。
結局は、解決しないで重くなったままなんですがね。。。
人はなんとなく生きているように見えて、とてもきっと淋しかったり、悲しかったり、虚無感や、焦燥感とか色々感じているんでしょうね。
どうもこういった詩は自己満足な感じになってしまいますね。
気をつけようと思ってみても、なかなか難しいです。
それでも少しでも共感していただけたなら、良かったです。
ありがとうございました。

リトルボーイさんへ
「そんなめぐまれた歳〜」は、
私も、自分で書いといて、はっとした言葉です。
世間的には、とっくに大人という年齢なのに、心がついていかないんですよね。
誰にも助けを求められないとき、結局自分で埋めてしまったり誤魔化してしまったり。。。
子供の頃はきっと欲望に従っていたので、まだ目標があった。
今は、何がしたいかも分からないまま、毎日を消化してるだけと思うこともある。
大人はきっと、色々世界が広がると迷子になってしまうんでしょうね。

うん、ほんと、がんばりましょうね。
ありがとうございました。

ω ̄)さんへ
夕凪さんかしら?
お久し振りですね。
詩を突き詰めて何かに答えを出したら、やめられるんでしょうかね。
私の答えは一生でない気がしてます。(天才ではないのでw)
甘いものを断っているんですね。私はチョコレートだけはやめられないんです><
夜中に食べ続けてしまうほど、ストレスが溜まっているときもあります。
自分の人生が少しでも躓くと、どうして、どうして? と問いかけながらも
チョコレートで誤魔化したりします。
確固たる信念をもてたらいいな。
もちろん、子供に対してはあるのだけれど、子供がいなかったら私はどこか穴がぽかんと開いた人間なんだろうなぁ。
そう思うと、子供に依存している気がしてきて嫌になります。
ほんと、時々ですが、色々考えると迷いに迷ってしまうんですよね。
いつもは気にならないことも、ぐるぐると考えてしまうんです。
そんなときに書いた詩です。

ありがとうございました。
No.4  ω ̄)  評価:40点  ■2011-01-01 11:07  ID:qwuq6su/k/I
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 TCに昔から居るが、入った頃の詩人達は90%今は居無い。皆ティーンエージャーだったが天才だった。が、詩作が完成され 詩を止めて何処かへ行って了ったやうな気がする。ランボーもさうだったのだらうか。
流月楓さんの名を見、久振りな気が・・この詩を眺め 自分と同様に感じている人が・・・。甘い物を絶って居るが、チョコレートを口にすれば一時 忘れられるかもしれない。
No.3  リトルボーイ  評価:40点  ■2011-01-01 05:21  ID:MSciVVXUtLU
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そんなめぐまれた歳は とっくに過ぎている

とてもはっとしました。
モラトリアムから既に突き放されていることを自覚した瞬間って、とても辛いですよね。
そんな人生を、僕ももっと楽しめるようになれればと思います。
お互いがんばりましょう。
No.2  香咲ふう  評価:30点  ■2010-12-31 13:46  ID:aNf544Ntfvo
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はじめまして、香咲(こうさき)ふうと申します(^^
こちらへ感想を残して下さり、ありがとうございました。
私は感想を書くのはとてつもなく不得意なのですが、
読ませていただいてとても気になったので、書き込みさせていただきます。。

自分のたどっている道もしくは自分の道のたどり方、そして自分の心のあり方に、満たされないものを感じることは、私にもあるので、その部分が共感できました。
他人にイライラしてしまって、相手に苛ついた態度をとってしまった時などは、自分でしたことなのに後で落ち込んでしましまいます。
また物もたくさんあふれていて、お稽古ごとも色々なものがあって、旅行に行こうと思えばちょっとしたとこなら行かれるのに、どれを選んでいいのかわからない、それどころか自分が何に魅力を感じ、何をすればどこに行けば満たされるのかもわからない状態になったりする、…実は私も最近までそんな調子でしたので、余計にしみじみしてしましました。
つかの間の楽しみ(流月さんの詩で言ったらチョコレート)を、ひとつで終わらせられない気持ちもよくわかりました。

ただ最終部分の「もっと気楽に〜」から、ちょっと心に沿ってよんでいくことはできなくなってしまったりしましたが、そのあたりはやはり、人それぞれなのかもしれませんね(``*
なので私個人の印象をまとめると、部分的に激しく共感しつつも、全体の言葉や心情の流れが消化しづらいところもありました、といったところでしょうか。。

お書きになったことと的外れな感想をかいていたら申し訳ないです・・・。
また次の作品におめにかかれるのを楽しみにしています。
No.1  片桐  評価:30点  ■2010-12-31 10:39  ID:n6zPrmhGsPg
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読ませてもらいました。
いつもと違って未消化な気分そのものを詩にしたという感じを受けました。
流月さんの詩って何かしらの答えというか、前を向いて生きていくためのきっかけを最後に見出すことが多いように思えていたから、少し意外な気分です。でも一方ではリアルな息遣い、ふと立ち止まって思いを巡らせる生の人間を感じ、これはこれで良かった。
チョコレートのくだりって凄く共感できます。自分でも意識しきれていないところで、ついつい食べたくなったり、食べ続けたくなることってありますね。あの時ってやっぱりどこかが疲れてるんだろうか。僕はそんなには食べないけど、たまに食べると止まらなくなることがありますw。
気になったのは前半部分かな。詩に対する指摘としては適切じゃないかもしれないけれど、もう少しハッとする表現が欲しかった気がします。言葉がすうっと入ってくるまで少し時間が掛かった印象です。あくまで僕個人は。

流月さんの詩を僕はなんで好きなんだろうって今考えています。人生への立ち向かい方、受け入れ方、そういう中でゆれている人間模様が好きなのかも。真理というようなある意味大げさな答えとは違って、もっと身近な中にその時その時としての何かを見出そうとする。そういう姿勢が好きなのかなあ。一方でこういう詩も当然生まれるだろうけど、でもまた、「よーし!」って思いなおして歩いて行こうとする(と僕は感じる)、そういうところに共感したり、自分も頑張ろうって思えている気がします。

なんか脈絡ない感想ですいません。また読ませて欲しいです。では。
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