| 類友なんて呼ばないで(悩み多き感情たちの詩 その3) |
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イライラくんと怒りんぼくんはいつも一緒なので 誰からも仲がいいと思われていた けれども本当は イライラくんは怒りんぼくんがあまり好きじゃなかった すぐに怒鳴るしモノにあたっては壊したり 誰かにヒドイコトバを投げつけたり叩いたり 怒りんぼくんがこうなるのは 全部イライラくんのせいだって イライラを抑えられないからこうなるんだ と云ってボクが悪いみたいにしてしまう 怒りんぼくんのせいでボクはこんなにも イライラしてしまうっていうのに 全部ぜんぶ怒りんぼくんが悪いのに 怒りんぼくんのせいなのに けれどもどうしても どうしても キライだとは あっち行けとは云えなくて もう遊ばないよ とも云えなくて 今日もこうして 怒りんぼくんの家で カラムーチョ食べながら マリオカートに熱中しちゃってるっていう |
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陽炎
2025年11月06日(木) 04時08分08秒 公開 ■この作品の著作権は陽炎さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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