| 英雄 |
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たまに こんな夜だから ヒーローになりきったって いいと思うんだ 君に いつも そんな風に吹かれて ヒロインをあきらめたって いいと思うの あなたに ぼくは頷かせて、 冗談を言って、説き伏せたり、妥協したり、語り続けて、叱ったり あたしは頷いて、 ときどき笑って、反論したり、同意したり、黙ったり、怒ったり たまに こんな夜だから 語り明かしてもいいと思うんだ いつも そんな朝まで 聞いていてもいいと思うの そんな二人の 静かな風の吹く星のない夜 きっとどこかで こんな平和を そっと守りつづけているのだろう 哀しみを微笑みで 嘯くような 細く拙い言葉で なりきりながら |
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阿印陀布
2016年06月12日(日) 10時43分55秒 公開 ■この作品の著作権は阿印陀布さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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| No.1 逃げ腰 評価:50点 ■2017-04-03 12:08 ID:QmqNILQPWJs | |||||
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タイトルの打って変わって凄く繊細な詩だなと思うのです。 >>いつも >>そんな風に吹かれて >>ヒロインをあきらめたって >>いいと思うの >>あなたに 最高の言葉だね これしびれたね、パクリます(ひどすぎる) 是非また書いて! |
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| 総レス数 1 合計 50点 | |||||
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