痛みを知れ!
 ここはどこだ? 俺は生温かくて不定形の赤黒いものどもに囲まれていた。
 そもそも俺はいったい誰なんだ? 自分が何者なのかを考えようと思った時、上の方から苛立ちに満ちた声が聞こえてきた。
「おい、さっさと噴門開けろよ。いつまでもこんなのにひたされていたらこちとら糜爛しちまうぞ」
 食道の声だ。俺は咄嗟に入口である噴門を開けて、食道から流れてくる飲食物を俺の中に流しこんだ。何故だかは知らないが、声の主が食道であることを知っている。食道からは大量のアルコールと、ろくに咀嚼されていない脂ぎった食物が流れ込んできた。
 ――痛い、凄まじい痛さだ。至る所が潰瘍化していてしみて痛い。駄目だ、我慢できない。俺は出口である幽門を開けてアルコールと食物を問答無用で十二指腸に送りだした。
「なんだよ胃袋、未消化のものを送ってくるんじゃねえよ。俺は潰瘍ができていて痛いんだぞ」
 案の定、十二指腸が文句を言いだした。こいつはいつも文句ばっかり言いやがる、気に入らない野郎だ。
「喧嘩かい? 大変だあねえ」
 俺の後ろから脾臓の間延びした声が聞こえてきた。気楽な野郎だ。
「やってらんねーや。俺もこんなアルコールはさっさと流しちまおう」十二指腸もなげやりな気分になったようだ。
「何やってんだお前ら。仕事しろよ! 未消化じゃないかよ」すると小腸が怒りだした。まあそりゃそうだよな。
「喧嘩だね。大変だあねえ」脾臓の気楽な声が耳障りだ。一言なにか言ってやろうかと思った時、食道が苦痛に呻き始めた。
「ぐああ、タールだ。タールが来やがった」
 身構える暇もないうちに、黒くネバネバしたタールが俺に流れ込んできた。畜生、主人の野郎、タバコを吸いやがった。痛い、あまりにも痛い、俺は苦痛に身をよじった。逃れることの出来ない苦しみ、呻き声をあげることすらできない。すると周囲の臓器達も一斉に苦しみ始めた。一斉に酸欠になっているようだ。
「血液が来ないぞ、酸欠だ! 何をやっているんだ心臓」罵声が飛ぶ。
「ひい、ひい、ひい、苦しい、俺も酸欠だ。冠動脈が閉塞していて壊死しかけてんだよ。おい、肺、もっと酸素送ってこいよ」心臓の泣きそうな声が状況の深刻さを物語っている。
「無理だよ。COPDで換気機能かなり低下してるもん。ってか僕の奥の方、もしかして腫瘍化してるかも。僕って痛み感じないからわからないんだよね。それにしても何が起きたんだろうね?」
 肺の質問に脊髄が答える。
「喫煙によって血管の収縮が発生し、血流が滞ることで酸素の供給量が低下したのだよ。おわかりかな? 諸君。そうそう、肺君、君の推測は当たっているよ。肺がんが発生している」
 なんだって? 肺にガンが出来ているだって。俺は苛立ちを込めて言う。
「おい、肺、そういう重要な事は早く言えよ」
 それを聞いた脊髄がしたり顔で俺に言う。
「そんな事を言っていいのかな胃君。君に出来たガンが播種性転移で飛び散って肺に転移したのだよ。つまり君が悪いというわけだ。おわかりかな?」
 ――そうなのか。俺ってガンになっていたのか。物凄く痛いはずだ。
「胃のせいで肺もガンになったのかい? 大変だあねえ」脾臓の間延びした声が腹立たしい、ぶっ飛ばしてやろうか? 俺は苛立ちを込めて喘動し、後ろにいる脾臓に一撃を加えた。
「痛えな。貴様、この俺様に何をしやがるんだ?」しまった、隣の膵臓を殴ってしまったようだ。こいつは苦手なんだよな。
「言わせてもらうがな、俺だって厳しいんだぞ。インシュリンいくら出したって血糖値下がらないしよ。炎症が起きて痛いしよ。自分だけ苦しいと思ったら大間違いだぞ胃袋野郎」凄まじい剣幕に、俺はたじたじとなった。
「喧嘩だね。大変だあねえ」誰か脾臓をなんとかしてくれ。
「インシュリンが効かないか。糖尿病のようだね、膵臓君。末梢神経が機能不全を起こして下肢末端部の状況が不明なのはそれが原因のようだな」脊髄が取り澄まして言う。「諸君、状況は芳しくない。各自不都合があれば申し出るように」
「じゃあ言うよ。言わしてもらうよ。糸球体が壊れて血液を濾過できないからおしっこに糖分ダダ漏れなんだよ、膵臓がしっかりインシュリン出さないのがいけないんだ。血圧を下げるホルモンも出せなくなってきたし。もう駄目だ、駄目なんだ」
 腎臓の泣き声が聞こえてきた。
「なんだよ、俺のせいにするのか」膵臓が怒りの声をあげて「喧嘩だね、大変だあねえ」脾臓の間延びした声が聞こえてきた。
 まったく、どいつもこいつも満身創痍じゃないか。主人が悪いんだ。俺達を大事にしないと自分が苦しむってのに。そういえば肝臓は平気なのか? ちっとも声が聞こえないが、ちゃんとに生きているんだろうな? 心配になった俺は聞いてみることにした。
「おい、肝臓、お前は平気なのか?」
 肝臓はしばし間を置き、重厚な声で話はじめた。
「……私か、沈黙こそが美学ゆえ語るまいと思ってきたが、問われたら語るしかあるまいな。随分前から脂肪肝になり、一部が線維化している。どうやら肝硬変になってしまったようだ。アルコールの分解に常時全力で取りかからねばならず、その他の業務が滞ってしまうのが問題だ。潰瘍化している箇所もあるが、ふ、心配無用だ。この肝臓、この程度の試練はものともしない。寡黙に働くのが私のやり方だ」
「おい! 肝臓、そういう重要な事は早く言えよ。お前が壊れたら皆死んじまうんだよ」あくまで冷静な肝臓に、俺は全力で突っ込んだ。
「ちくしょう、俺達をこんな酷い目にあわせやがって。主人の野郎、何を考えているんだ。こんなに痛みを与えるなんて、絶対にやっちゃだめだ」俺は誰にともなく呟やく。
「そうだ、そうだ! 許せない。どんな奴だか顔を見たいぜ」いつもは仲が悪い膵臓も俺に賛同してきた。すると他の臓器達も一斉に不満の声をあげるのだった。

「ほほほ、どうやら痛みを思い知ったようですわね」
 ――誰だ? どこかで聞いたような声だが思い出せない。
「なんだ、お前は?」戸惑いながら聞いてみる。
「ほほほ、忘れてしまったとはお笑いですわね。今日一日の事を思い出させてあげましょう」

 今日も朝一番に出社だ。突き出た太鼓腹を揺らして我が社を見上げる。この俺がたった一人で築いてきた会社だ、誰の手も借りずにこの身一つでだ。
 近頃腹がチクチクと痛むが、そんな事にかまっている暇などない。いつだって前を見て戦い続ける、それが俺の誇りだ。気合いを入れて会社のドアを開けた。
 ――誰もいない。いつもそうだ。うちの社員どもは怠ける事ばかりしか考えていない。イライラしながら掃除を始める。職場にゴミがあるような会社はダメだ。
 ほどなくして専務の倉内が来た。奴は相変わらずオドオドして挨拶してきた。
「あ、社長、おはようございます。今日も早いですね」
 この倉内は創業時から一緒にやってきたのだが、気が利かない野郎でホントに使えない。最近どうやら娘が離婚したようでそのストレスから胃炎を患い、胃薬が手放せないうえに毛髪の減少に拍車がかかっている。こいつのしおれた顔を見るとイライラしてこっちまで腹が痛くなってきた。
「早いじゃないだろうが。どこに社員が社長より遅く出社する会社があるんだ」
 わかっていない奴を相手にするのは疲れる。いい歳した野郎に教育してやるなんて、俺も優しいものだ。
「でも社長、まだ七時じゃないですか。出社時刻は八時ですよ。自分が早く来るからって……」
 なんだこいつは……、この俺に対して意見する気なのか、何様のつもりなんだ。強烈な怒りがこみあげてくると同時に突き刺さるような激痛が腹を襲い、思わず腹を押さえてうずくまってしまった。
「大丈夫ですか? 社長、ストレスがたまり過ぎなんじゃないでしょうか?」
 誰のせいでストレスたまっていると思っているんだよ貴様と思いつつも、声をたてることすらできない。
「そうだ、この胃薬を飲んでくださいよ。僕はこれで胃潰瘍を押さえているんですよ。あ、あ、そんなに飲んじゃ駄目ですよ。ちゃんとに使用上の注意を読まないと。お互い若くないんだから体を大事にしましょうよ」
 奴の手から胃薬をむしりとって口に放り込み、熱いお茶で流し込む。よし、これでいい。腹痛なんてのは薬飲めばすぐに治るに決まっている。ポケットからタバコを取り出して一服するとやっと落ち着いた。近頃はどこもかしこも禁煙禁煙で困ったものだ。タバコで税金払っている俺達をないがしろにしていいと思っているのか。うちの会社でも女子社員どもが禁煙を求めているようだが、この俺の目の黒いうちはそんな横暴許さない。
 そんな事をやっているうちに他の社員も来はじめた。奴らに弱いところなど見せられん。気合いで腹痛を押さえて仕事を開始する。今日は夕方から大事な接待がある。お客様を招いての宴会、営業における重要な要素だ。昔はちょっと呑めばすぐにベロンベロンに酔っぱらってしまった俺だが、今じゃいつだって宴会部長だ。日々浴びるように呑んで鍛えたんだ。酒も呑めない奴なんてのは社会人とは言えないね。
 矢継ぎ早にタバコに火をともしながら今日も仕事をバリバリとこなす俺。女子社員がその都度ゴホンゴホンとセキをしている。どうせ彼氏とイチャついて寝不足で風邪ひいたんだろう、けしからん奴だ。
 時間も十八時になり、接待の時間が近づいたきた。腹が痛むが、腹が痛むわけにはいかない。腹が痛いなんてのは弱い奴のいいわけだ。
 会社を出て歩くと、どうにも疲れやすいし目がかすむ、すぐ息切れがするし、脚が痺れてうまく歩けない。それでも俺の意思は挫けない。
「断じて敢行すれば、鬼神も之を避ける!」
 俺の口から出る言葉はいつだって前向きだ! ガキの頃の俺は嫌なことがあるとすぐに腹が痛くなって学校を休んでいたし、いじめられていたんだ。強くならねば、強さを見せなければ、誰も俺を認めてくれないんだ。俺は戦い続けてここまで来たんだ。立ち止まる暇などないんだ。
 なんとか宴会場があるビルに辿りついた。靴を脱いで廊下を歩くとふらついて柱の角に足の小指をぶつけてしまった。
 ――痛くない、どうしてだ? そう言えば最近足の感覚が鈍い気がする。以前は突き刺さる様に痛かった足の指の関節の痛みもなくなっているし。靴下を脱いでつま先を見てみる……、なんだ、このつま先は? つま先はドス黒く変色して悪臭を放っていた。
 いつの間に? なぜ痛くも痒くもないのか? だが今はそんな事にかまっている場合じゃないんだ。靴下をかぶせ、何もなかったように宴会場まで歩く。かすむ目、ふらつく脚、胸は苦しく腹は痛い。なにくそ、俺はいつだって、どんな困難も気合いで乗り越えてきたんだ。病気なんてのは軟弱者のあかしだ。俺が病気になるはずがない。さあ、この接待を成功させて会社を大きくするぞ。俺一人で作った会社をだ!
 かくして宴会は始まった。自他ともに認める大食漢で酒豪の俺だ。まずは当然のように御酌してまわり、当然何度も何度も乾杯してはグラスをカラにして、御馳走だって軽くたいらげる。食後の一服がうまいんだ。
 ぶぶぶぶぶ、ぶぶぶぶぶ
 なんだ? 懐の携帯電話がふるえている。誰だ? 便所に行きがてらに携帯を掴んで耳元に押しつけると、女房の暗い声が聞こえてきた。
「あなた、急いで帰って来て欲しいの、実はハルミが……」仕事を邪魔された事で一気に苛立ちがこみあげてきた。今までは俺のやる事を理解してくれていて何も文句を言わないでいたのに、最近何かと意見を言うようになった女房、黙って俺の言う事だけを聞いていりゃいいのに。
「仕事中だぞ、おい! 余計な事で俺の邪魔をするなと何度言えばわかるんだ!」
「仕事仕事って、家の事はほったらかしじゃない! ハルミが、ハルミがね、性病伝染されたていたのよ。相手は不倫らしいのよ。会社の上司らしいのよ。重い病気らしいのよ。あなたが……」
 娘が性病伝染されただと? しかも不倫だと? 
「うるさい! お前の教育がなってないからだ! 今は大事な接待しているんだぞ。誰のお蔭で生活できていると思っているんだ。だいたいお前が……」
「もおっ! 人の話を聞いてっ! 接待ですって? またお酒呑んでいるの? だめよ、健康診断の結果見ていないの? ここにあるから読み上げるわよ。高血圧、高脂血症、通風、COPD、下肢閉塞性動脈硬化症、糖尿病と糖尿病による腎臓障害と網膜障害と末梢神経障害、精密検査が必要だって随分昔から言われ」
「やかましい! 誰のために俺が体削って働いていると思って」
「もおっ! 最後まで人の話を聞きなさいよ! 少しは私の話を聞いてよ、私を見てよ。私だって寂しいのよ。いつも接待接待でちっともかまってくれな」
「なんでもいいから後にしろ! 今忙しいって何度言えばわかるんだ! ……っく、う、う」
 激しい苛立ちにまかせて怒鳴った瞬間、激痛が全身を貫いた。息をするのもつらく、声を出すことすらままならない。
「そうなんだ、私なんてなんでもいいんだ……、う、う、う、私はいつもあなたの事を思っていたのよ。それなのに、それなのに」
 なんとか女房に助けを求めたいが、声を出せないのではいかんともしがたいし、女房は嗚咽するばかりで気が付かない。気が利かない女房だ。
 周囲が暗くなってきた。ざわめきも無くなり、静かになってきた。そして痛みがやわらいできた。そして苦痛も無くなって、……って、おい、俺死んじゃうのか? おいおい冗談じゃないぞ。
 すると、上の方がなにやら白く光って、そこから変な女が出てきた。白い衣裳を着ていて背中に羽がある。最近まで学校通っていたような若い女だ。その女は高飛車に話はじめた。
「私は裁きの天使、罪深き者を裁く者。他者に苦痛を与えてきた者は、死ぬ間際にもっとも苦痛を与えた者となりて、その罪の深さを知らねばならない」
 なんだこの女、何を言っているんだ。でもよく見ると結構いけるじゃないか、ほう、よく見りゃいいバディーをしておる。いい女見れば下心、これぞ男の心意気ってもんさ。それにしても、この俺様に意見するとは片腹痛いにも程がある。
「おいおいちょっと待てよ、俺は誰にも苦痛なんて与えていないぞ。誰もが俺を頼りにしているぐらいだ」
「ほほほ、言っても無駄なら実力行使あるのみです。懺悔することができたら執行猶予ということで、罪を償う時間をあげます。さあ、痛みを知りなさい!」
 天使とやらが近寄ってきて俺を凝視する。その目が強く輝いた……。

「主人の野郎! 許せないぞ」
 臓器達の合唱が響く中、俺は全てを思い出した。俺は、俺の胃袋になっちまったんだ。
 すまない臓器達、俺だよ、俺が俺達を苦しめる張本人だ。
「ごめんよ、俺だよ、俺が悪かった。皆が苦しいのは俺のせいなんだ」
 俺は泣きながら詫びを入れた。許してもらえるかはわからない、でも、謝らずにはいられない。

「ほほほ、ようやく懺悔しましたね。いいでしょう、許してあげましょう」
 目の前に輝く天使の瞳が見えて、俺は一瞬意識が遠くなった。

「そうなんだ、私なんてなんでもいいんだ……、う、う、う、私はいつもあなたの事を思っていたのよ。それなのに、それなのに」
 電話から女房の泣き声が聞こえてくる。誰だ、俺の大事な恋女房を泣かせた野郎は、俺が恋焦がれてモノにした大事な女を泣かせたのは?
 ――俺だよ、俺が泣かせているんだ。俺は猛烈にすまない気持ちになった。
「ごめん、俺が悪かったよ。もうお前を泣かせやしない。一番大事なのはお前だ」
 今まで言えなかった言葉が、自然と口から出てきた。
「ああ、あなた。あの頃のあなたに戻ったのね。私が好きだったあの頃に」女房の泣き声、もう、こいつを泣かせないぞ。依然としてあっちこっち痛いが、気合いで乗り越えてみせる。
 
「ほほほ、盛り上がっておりますけど、あなた余命いくばくもないの忘れてしまったのかしら? まあ、いいでしょう。今回は特例として猶予期間を延長してあげましょう」
 天使とやらの声がどこかから聞こえた。すると、ふうっと痛みが消えてきた。俺は早く女房に逢いたい一心で、接待会場を後にして走り出した。
ゆうすけ
2011年04月30日(土) 16時47分47秒 公開
■この作品の著作権はゆうすけさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
 ギャグ等を投稿させていただいております「ゆうすけ」と申します。
 前作と、連作のつもりなんですが、繋がりが薄いですね。一応次回作をもって完結する話を書きたいと思っています。
 
 

この作品の感想をお寄せください。
No.26  ゆうすけ  評価:0点  ■2012-07-29 18:37  ID:dZDA6s9Jnbw
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王捨文様
埋もれていた古い作品にわざわざ感想を書いてくださってありがとうございます。
臓器のキャラを書きわけるのはですね、このサイトでもらった御意見を参考にしたんですよ。人体と病気という好きなジャンルを書くと読者がついてこれないものしか書けなかったのを、ここでいただいた感想を元になんとか皆さまに楽しく読んでいただけるものを書いていこうと思っております。
No.25  王捨文  評価:40点  ■2012-07-23 22:05  ID:zDw.Ei.W7Gs
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拝読させていただきました。
意思を持つ臓器はとても面白いネタですね。それぞれに個性が出ていてあっという間に読み進めてしまいました。
バッドエンドにならなかったところも、私個人としてはとても好みです。
No.24  ゆうすけ  評価:0点  ■2012-04-15 16:18  ID:m0hMR5bWYIY
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山本鈴音様 わざわざここまで読み進んでくださって有難うございます。
今作は私の最も好きなジャンルでして、臓器とか病気とかがですね、反面、細やかな感情の推移であるとか情緒的なものは得意ではないので、一味足りない話になってしまったようです。
現代歴史板には、私が苦手とする要素を上手く書いている作者さんがいるので、時間を見付けては勉強しにいっているんですよ。
今年はあまりにも多忙なので執筆はもう無理かと諦めていたのですが、それでもなんとか書き続けようかと思い始めました。
No.23  山本鈴音  評価:40点  ■2012-04-08 13:04  ID:xTynl89qwNE
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読みました。
とても読後感が良くて、読んでよかったなぁ!と感じられました。
評価は付けましたが、50点よりの40点です。

まず、一人ひとり(一つひとつ)キャラが立ってて魅力的でした。
もう肝臓のファンになってしまいそうです。

社長の悪キャラが改心するラストあたりで、もっとしんみりさせる見せ場があれば、なお読み応えがあった気もします。
妻が繊細さに欠けている点もちょっと……
夫が黙りこくったら、女の勘で「あれ?」と気づくかも。

続編とのことですので、全作品にも目を通したくなりました。
No.22  ゆうすけ  評価:0点  ■2011-09-19 17:39  ID:YcX9U6OXQFE
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FK様
わざわざ読んでいただき、誠にありがとうございます。
私もバッドエンドが多かったですが、TCで影響を受けましてハッピーエンドが好きになってきました。心地よい読後感を得られた作品を何度か読んでいるうちに、私も書いてみたいと思ったので。旧サイトに投稿していたものは主人公が酷い目にあっている事が多いですよ。
私も、どっちがいいか迷っています。
今の私の好み、その程度の理由でハッピーエンドにしているだけですよ。心地よい読後感を出してみたいわけです。
No.21  FK  評価:40点  ■2011-09-19 15:29  ID:9k6nD5IEsbI
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 読ませていただきました。
「救いの女神」を先に読ませていただいて、次に本作を読んだわけで、こちらを先に読むべきだったと後悔しているところです。
 実に快調な文章で、楽しく読めました。また自分の体のことも考えて、あちこちむずがゆくなりました。身につまされます。
 で、ラストですが、「猶予期間を延長してあげましょう」を「猶予期間を一時間だけ延長してあげましょう」としたら、ハッピーエンドにならなくてだめなのでしょうか。小生もアンハッピーエンディングが好きで、そんな話ばかり書いていたら、いちど「ハッピーエンドがきらいなんですね」と指摘されました。その後、素人の小説をいくつも読む機会があって、あまりにもアンハッピーエンディング、とくに主人公が死ぬ話が多いのに驚き、できるだけハッピーエンドにしようと思っています。今も迷っています。お考えをお聞かせいただければ幸いに存じます。
 また、ラストはやはりその後の主人公の行動を描くなり、胃のモノローグに戻るなりした方が話としては完結したと思います。
 以上、難癖です。
 本作では充分楽しませていただきました。
No.20  ゆうすけ  評価:0点  ■2011-06-17 10:05  ID:oTFI4ZinOLw
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お様
当初の予定通りのバッドエンドで黒い笑いを狙った方がよかったのかな。どうにも最近、ハッピーエンドが好きになってきておりまして、どうしたもんでしょ。
No.19  お  評価:30点  ■2011-06-17 01:27  ID:E6J2.hBM/gE
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すげー。面白かった。途中まで。
そんなことで、こんちわ。
ラストが、ラストがどーも……。
ここまでこれだけ「皮肉」と「ユーモア」が利いていたのに、らすとが妙に素直に落ちてしまって、うーん。おいしい料理の後にインスタントコーヒーみたいな。や、まぁ、いんだけど、ねぇ? みたいな。そんな感じすかねぇ。
もったないー。
No.18  ゆうすけ  評価:0点  ■2011-06-15 18:47  ID:oTFI4ZinOLw
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エンガワ様
臓器キャラの書き分けは、ここでいただいたご指摘を参考にしました。この部分が私の最も好きな領域なんですよね。
ラストの比重が軽いのは、私の好みが臓器に傾いているからでして、ここらへんもご指摘をいただいておりながら、まだまだ改善の余地がありそうです。


ああ、今日も残業で執筆できない……。 五月はずっと家族ぐるみで風邪ひいていたし。……ここに愚痴書いてどうすんだ、私。
No.17  エンガワ  評価:30点  ■2011-06-13 18:56  ID:IS6Q0TStVxc
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臓器達の擬人化ですかー。それも胃袋、肺とそれぞれの役割毎にそれぞれの人格(?)を持っている。シリアスな中にもコミカルなものを感じて、冒頭から引き込まれました。
それから対照的な社長の語り。いい意味で後先考えず、独りよがりな感じがして、凄くいい雰囲気が出てました。いかにも典型的な、仕事人間って感じで。
自分の身体は自分が一番良く知っていると錯覚しがちですが、いざ病気になると、自分自身のことなのにわからないものです。そういうジレンマが作品から滲み出てきました。
個人的に、天使さんは優しく感じました。そうした痛みを教えてくれるなんて。きっと想像だに出来ないほどの痛みなのでしょうが、それを伝えてくれた。

敢えて重箱の隅を突付けば、最後がやや淡白になってしまった所でしょうか。魅力的な冒頭から、回想、心変わり、オチと繋がる構成なのですが、後者の二つが前二者に比べて、分量が少なく、もうちょっと濃度があってもとか、思いました。でも、これはこれでさっぱりして、何か爽快感のようなものがあっていいのかもしれず、好みの問題なのです。
重くて専門的な医学のお話なのですが、いい意味で軽く、気が付けば、読み終えていました。素敵な作品をありがとうございます。
No.16  ゆうすけ  評価:0点  ■2011-06-08 16:14  ID:1SHiiT1PETY
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春矢トタン様
肝臓に愛着を持ってくださって嬉しいです。寡黙に重労働をこなす肝臓なくして我々は生きていけませんですからね。
病は口から入り、禍は口から出る とか。我々は否応なく毎日毒物を摂取してしまいまして、その都度肝臓の出番となります。こういった毒を語りだすと長いのが私の癖でして、普段誰にも聞いてもらえない鬱憤を作品で晴らしていたりして。まあ、私の言いたい思いをこめております。
健康マニアであると嘯きながら、今、家族揃って風邪をこじらせていて七転八倒右往左往悪戦苦闘しております。早く元気になって、また創作に打ち込みたいです。
No.15  春矢トタン  評価:40点  ■2011-06-05 17:46  ID:9nTHsrcJ/kQ
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肝臓、自分だけが犠牲になったって誰も幸せにならないのよ!
と読みながら叫びそうになりました、春矢です。
前作も読ませていただいたのですが、ゆうすけさんのお話大好きです。
肝臓の渋さが素敵ですね。
イメージボイスは岡野浩介さんです。
肝臓にこんなに恋焦がれる日が来るとは思いませんでした。
もともとお酒飲まないし脂っこいもの嫌いなんですが、これからも肝臓を大事にしていこうと思います。
No.14  ゆうすけ  評価:0点  ■2011-05-28 17:37  ID:DAvaaUkXOeE
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G3様
感想ありがとうございます。
感情の変化、ここを楽しんでいただいて嬉しいです。改心する過程を書くのは難しいですからね。
今、仕事やら家庭が壮絶に忙しいのですが、頑張って書き続けようと思います。
No.13  G3  評価:40点  ■2011-05-28 13:41  ID:E.rSGHVegM6
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読ませて頂きました。面白かったです。
ハルミさんの不倫あいてかと思ったらそうでなかったのですね。
後半に向けて目覚めて行くところが好きです。願わくは彼に安らかな最期を。って死んではいけませんね。奥さんや娘さんにも幸せが訪れんことを。
No.12  ゆうすけ  評価:0点  ■2011-05-15 21:10  ID:lwDsoEvkisA
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OZ様
まさしく私は格闘技観戦が好きでしたよ。K1のみならず、今では廃れてしまった、Uインター、パンクラス、リングス。さらにアメリカのUFC。関節技が好きで、酔った勢いで居酒屋で友人にヒールホールドを極めて膝関節を破壊しそうになったほどです。格闘技シーンを、いつか描いてみたいですよ。ハイキックをフェイントに高速胴タックル、テイクダウン、アキレス腱固め、ヒールホールド、膝十字、アンクルホールド、流れるような脚関節コンボとか書きたいです。
すっかり話がそれましたが、感想ありがとうございます。格闘技ファンって近辺にいないもので、つい勝手に盛り上がってしまいました。
男の子である私が、恋愛ものを上手く書けるか甚だ心もとないですけど頑張ります。
No.11  OZ  評価:40点  ■2011-05-14 20:56  ID:4MvGQJq3VCA
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読ませていただきました。
ハ、ハルミちゃんが、ハルミちゃんが重い病気…。
(;´Д`)ハアハア…。
すみません。取り乱しました。

>誰だ、俺の大事な恋女房を泣かせた野郎は、俺が恋焦がれてモノにした大事な女を泣かせたのは?
 ――俺だよ、俺が泣かせているんだ。俺は猛烈にすまない気持ちになった。

毒も良いですが、こういう救済のあるラストも好きです。
全体を通して楽しく読めたのですが、最後は上記のセリフが見事すぎて、
良い意味でしんみりとしてしまいました。

次作で完結ですか。楽しみにしています。


No.10  ゆうすけ  評価:0点  ■2011-05-06 18:48  ID:1SHiiT1PETY
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伝屋様
まさしく私の好きなスタイル、何度も書いたスタイルで書いております。臓器キャラは、前作の批評のお蔭なので批評を下さった方にただ感謝感謝です。
人間キャラはマンネリかもしれませんね。細やかな感情描写など、毎度物足りなさを指摘されます。そこらへんを頑張っていこうと思います。

zooey様
すいません、分かりにくかったですね。作品は読者のためにあるものですから、読みにくいのは書き方が悪かったのです。私は元々マニアックなものしか書けなかったのですが、よりたくさんの方に読んで笑っていただこうと思って書いておりますので、その努力が足りなかっただけです。調子に乗ると暴走するのが私の悪い癖でして、旧サイトにもそうやって自爆した作品があります。好きな領域において行きつくとこまでいきながら分かりやすいものを書いてみたいものです。
バッドエンドにする予定をハッピーエンドにした、その捻じれはこうも簡単に見破られるものなのですね。しっかりと読んで下さる皆様に感謝です。

tori様
健康管理士一般指導員(仕事は鍛冶屋)として、誰か一人でも健康意識が高まるのならとても嬉しいです。病に侵された人体、私の最も好きなテーマなんですよね。
身近な人をモデルにすることが多くて、嫌な奴とか友人とか、過去の自分とか、ところが残念ながら女性経験の乏しい私には女性のモデルが少なく、それが天使キャラの脆弱さにつながったのだと思います。よし、早速巷を闊歩する若い女性を研究するべく町に繰り出そう……すいません、もうそんな事無理です。ああ、盛年重ねて来たらず。されど烈士慕年 壮心止まず。
なにがなにやら。
No.9  tori  評価:40点  ■2011-05-05 11:53  ID:nyv4PhU4HKM
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 拝読しました。
 さっそく感想ですが、すごく面白かったです。
 臓器の擬人化というか、臓器の悲鳴が何だか真に迫っていて、読んでいて内蔵がキリキリ言い出しました(ぇ 糖尿病こわい><
 オチにもなるほど、と納得できましたが、その筋書きの良さよりも、そこに到るまでの表現力がすごくよかったと個人的には感じています。
 肝臓の何だか忍者を信じている外人みたいなどうしようもないノリだとか、社長のワンマンぶりだとか、一つひとつが強烈で、私は読んでいて着実に積み上がっていくものがありました。

 ふいに思うのは、天使のキャラが他に比べると薄いと感じてしまうところでしょうか。全員が全員が個性的で強烈である必要はないと思うのですが、天使だけ馴染んでいるというよりは取ってつけたような感じがして、薄い印象でした。天使の登場のあたりで、ちょっとだけ読書の手が止まりました。

 では、短いですが私からは以上です。
 これからも頑張ってください!
No.8  zooey  評価:30点  ■2011-05-05 00:58  ID:qEFXZgFwvsc
PASS 編集 削除
こんばんは、先日はご感想いただき、ありがとうございました。
読ませていただきました。

私にもっと医学的な、というか人間の体内についての知識があれば、もっと面白く読めたのだと思うのですが、それがないために、それぞれの臓器のキャラを楽しむことができませんでした。
この作品はそういった部分を楽しむものだと感じたので、自分自身がもったいないなと思いました。
これは完全に読み手の問題だと思います。
ただ、それでも軽快な臓器たちのやり取りには筆力を感じました。

ただ、ほかの方も同じようなことに触れられていますが、それまで毒のある展開やセリフが利いていたのに、ラストで毒気が抜かれてしまったように感じました。

なんだか、大した感想が書けなくてすみません^_^;
No.7  伝屋  評価:40点  ■2011-05-04 23:53  ID:JILxmR1AQ1g
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読ませていただきました。
相変わらずの軽妙なテンポと巧みな台詞回し、それにブラックなコミカルさが存分に発揮された作品ですね。今回も楽しく、いや、ちょっと自分の腹など気にしながら読ませてもらいました。
臓器キャラの書き分けはすごくキャラが立っていて、よかった部分ですね。一方で主人公とその家族には、これは連作ということもあるのでしょうが今までのゆうすけ様の作品に登場した人物の類型的な部分が見られるかなー、と思います。
次作で完結と言うことは、次の主人公が何となく思い浮かびますね。楽しみに待たせてもらいます。それでは。
No.6  ゆうすけ  評価:0点  ■2011-05-04 22:13  ID:fMcyWQAk8R.
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としお様
いつも丁寧に読んで、そして鋭い感想を書いてくださってありがとうございます。まさしく私は、家族経営の鉄工所をやっておりまして日々生き残る術策を考えております。その処方として、孫子の兵法や、各種古典を好んでいて好きな言葉がたくさんあります。ここに集う方達と同様に、言葉の持つ力に魅せられた者だと思います。
たしかに本来の私、といいますか、当初の予定ではラストの天使のセリフは
「あんた余命いくばくもないよ」
で終わり、結局改心するも時既に遅しだったのです。
ところが最近の私は、角が取れたのかなんだか知りませんが、ハッピーエンドにしてしまうのです。ここを見抜かれた、恐ろしい眼力だと思います。
一応、次回作をもって連作三部作を完結させるつもりです。私の好きな、健康人体、そして故事成語も一切使わないで挑戦するつもりです。苦手とする、細やかな感情の変化を主題にして書いてみたいです。
事務所で一人、仕事するふりをして執筆する鉄工所の社長、笑えますよね。自筆の「君子慎独」が壁に貼ってありますし。
No.5  としお  評価:30点  ■2011-05-04 20:58  ID:kWriX7DAQx.
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ゆうすけ様へ
読ませていただきました。

感想の前に。まず、ご無事で何よりです。ただ、ゆうすけ様は鉄工所を経営なさっているとの事……これからのご苦労、本当にお察しします。

感想ですが、前回の続き物となったのですね。今度はハルミの父親の話で……しかし、この親にして娘ありと言うか……彼女のボーリングピン≠フ体形は、父親からの遺伝だったと言う事でしょうか? と言うより主人公の彼、よく生きてたなぁ……と、感心します(笑)癌が肺転移と言うともうその時点でアウトですし、肝硬変、腎不全、高血糖による閉塞性動脈、静脈炎による足の壊死、と……助かりませんな。はい。
ちなみに序盤の内臓の語り、肝臓のクールな語りはちょっとツボでした。こだわったのでしょうか?(笑)
ただ、申し訳無いながら、全体的に内臓同士の掛け合いが少し不足感を感じました。もう少し読みたかったです。また、今回恐らくゆうすけ様は、ハッピーエンドに拘ったのでしょうけれど、天使が出て来て……というラストは少し、ご都合主義であったような気が致します。いつものゆうすけ様であったら、もう少し、シビアな……と言え、この時期ですし……申し訳ありません。
コメントから、三部作となるのでしょうか?
だとすると、次回でラストですね。楽しみに待っています。
それではでは。
No.4  ゆうすけ  評価:--点  ■2011-05-04 09:20  ID:KDK/MQZX1DE
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二号様
臓器キャラの書き分けですね、これは前作を投稿した時にいただいた批評をもとにしております。力を入れた場所を分かってくださる人がいて、報われる思いです。
感情の細やかな変化ですね、これは何度も指摘されている要素でして恥かしいです。いただいた意見を参考に、次回作を書いてみようと思います。
感想の先鋒ありがとうございました。

らいと様
前作に引き続き笑っていただけて嬉しいです。ネタが受けたお笑い芸人も、きっと同じ思いを抱いていると思います。
趣味で、「健康管理士一般指導員」「食生活アドバイザー」の資格を取得した甲斐もあるというものです。仕事は鍛冶屋なんですけどね。

楠山歳幸様
前作で免疫細胞の書き込み不足の指摘をいただき、これを反省して臓器のキャラ書き分けを重視したのがよかったようで嬉しいです。
こういった臓器を描くのが好きなんですが、毎度細やかな感情描写が微妙なようで我ながら成長がないと思います。
驥は一日にして千里なるも、駑馬も十駕すれば則ちまたこれに及ぶ(荀子)
といいますし、たくさん書いて練習あるのみです。

現代歴史板は新規投稿が多くて賑やかですね。SFホラミス板はどうにも寂しいものです。皆様新年度で忙しいのでしょうか?
No.3  楠山歳幸  評価:40点  ■2011-05-03 23:28  ID:sTN9Yl0gdCk
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 拝読しました。
 とても迫力がありました。直情的な迫力ともうしましょうか、とても良かったです。臓器(キャラクターと言っていいのかは謎ですが)たちも含めて、とても生き生きしていました。主人公と肝臓の心粋も良かったです。特に脾臓さん、萌ました。
 少し難癖で恐縮ですが、勢いを感じただけにラストがやや淡白かな、とも思いました。
 専門知識も効果的で、冒頭の臓器たちのやり取りもハンマーが鳴り響いている工場みたいで面白かったです。
 拙い感想、失礼しました。
No.2  らいと  評価:50点  ■2011-05-03 18:15  ID:iLigrRL.6KM
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拝読させて頂きました。
ハルミが出てきた時は大爆笑しました。まさか、父子とはw
ラストはもうちょっとねちっこくやって欲しかったです。
それにしても医学の知識が豊富ですね。
面白かったです。ありがとうございました。
No.1  二号  評価:30点  ■2011-05-03 16:59  ID:ryO5XzxegP2
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 各臓器のキャラクターの書き分けがユニークで上手だと思いました。また、物語の中で主人公が変わっていく話しはとても好感が持てます。天使の登場から主人公が良くないものからよい方向へ変わっていく話しは見ていて気持ちのいいものがありました。面白かったです。
 個人的な好みからの意見ですが、天使の登場からラストへとテンポ良く進み、主人公が変化していく中で、妻に対する思いを取り戻す瞬間の内面の変化のようなものをもう少しじっくり具体的に見たかったかなと思いました。
 次回作楽しみです。
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