こんにちは、卒業生の蜂蜜です。

これから公募を目指される方の多くが疑問に思う点として、

『投稿サイトで発表した原稿は、未発表原稿と考えて良いのか？』

が挙げられると思います。
ちょうど、『作家でごはん』様の方で同様のトピックが立っていましたので、卒業生であるこの蜂蜜の、ツテと知識と経験を注ぎ込み調べ上げた（……ってなほどたいした手間じゃなかったですがｗ）、主要純文系公募における、『ネット上で既に発表された作品（の推敲版も含む）を受け付けるか否か？』を、ここにまとめてドカーンと載せちゃいます。


文學界新人賞 ○
新潮新人賞 ○
文藝賞 ○
すばる文学賞 ×
太宰治賞 ○
群像新人賞　×
ダヴィンチ文学賞 たぶん○

つまり、すばるさんと群像さん以外は○ってことです！

ちなみに、ええと、ダヴィンチ文学賞については、8～9年ほど前に、なんと、ここＴＣにて発表された作品が、ＴＣ利用者各位の指摘を受けて推敲し、見事に受賞、出版され、作者さんの受賞コメントでもその経緯が発言されていましたので、方針が変わっていなければ、たぶん○なはずです……が、なにぶんかなり前のため、今、編集部に確認中です〜。

以上、みんな、頑張ってねー！


☆補足（ダヴィンチ文学賞について）

ダヴィンチ編集部の編集者さまより、回答を戴きました。

まず、ダヴィンチ文学賞は、次回以降、その名を、『「本の物語」大賞』と名を変えて、大幅にリニューアルされます。詳細は、http://ddnavi.com/hnm/　にてご確認下さいませ。

なお、ネット上で発表した作品の応募は、原則的に問題ないものの、下記が条件になるとのことでした。

１　他の方が閲覧する際に、金銭のやりとりが発生するもの（商用目的）で発表された作品はNG。
２　web上に投稿された作品を、さらに推敲して、より良くした作品であること（全く同一はNG）。
３　応募の際、備考欄に、web上に発表した作品のURLと、webサイト名を記載して欲しい。

なお、『「本の物語」大賞』は、応募要項を拝見した限りでは、かなり意欲的で、特色もあり、興味深い内容にリニューアルされている模様です。みなさま、奮ってご応募をよろしくお願いします！
（いろいろ丁寧に教えていただいたので、宣伝混じりですｗ）