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RSSフィード [18] 意訳詩
   
日時: 2011/10/31 12:06
名前: 闇の吟遊詩人(闇雅人) ID:Ru30e.qY

昔、私がTCの常連だったころ、管理人の闇さんに提案して拒否された企画(苦笑)。裏でやるならいいでしょう。参加は自由です。ちなみに「外国の詩」を「教科書的に直訳」せず、「意訳して日本語の詩」にする「意訳詩」というジャンルはあります。上田敏の『海潮音』や、佐藤春夫の『玉笛譜』などがその例です。

なお、TCから離れるにあたり、私の記事は全て削除しておきます。私の企画で孤軍奮闘してくれた「うんこ太郎さん」の応援のために「一時的に」投稿したランボーの詩も削除します。では、失礼致します。もう二度とここへは来ません。

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John Okada ( No.41 )
   
日時: 2012/10/15 04:51
名前: うんこ太郎 ID:Pbi4blp2

--僕たちはいわゆる日本人らしい考えをもって暮らしていた。アメリカに住んでいてもそれで許されている時代だったから。それからしばらくして僕は半分だけの日本人になった。アメリカで生まれて、アメリカで育ち、アメリカで教育を受けたから。

--だけど半分だけアメリカ人というのでは十分じゃない。半分だけなんて空っぽみたいなものだ。僕はお母さんの息子じゃない、日本人じゃない、アメリカ人でもない。

"we were Japanese with Japanese feelings and Japanese pride and Japanese thoughts because it was all right then to be Japanese and feel and think all the things that Japanese do even if we lived in America. Then there came a time when I was only half Japanese because one is not born in America and raised in America and taught in America"

"But is is not enough to be only half an American and know that it is an empty half. I am not your son and I am not Japanese and I am not American."

 ジョンオカダの「ノーノーボーイ」は邦訳もでていますので、読まれた方もいらっしゃるかもしれません。第二次大戦中、日系人強制収容所内では米国への忠誠を問う調査が行われました。日本への忠誠を捨てて、アメリカへの忠誠を誓うか、という内容の問いに対して日系人はイエスかノーの選択を迫られたのです。答えが「イエス」であればアメリカ兵士として収容所から戦場へ送られました。答えが「ノー」であれば収容所にひき留められました。

 「ノーノーボーイの」主人公であるイチローは日本人移民一世である両親を想い、日本への忠誠を捨てきれませんでした。そのため強制収容所に残りますが、戦後収容所から出ると、戦争でアメリカ兵士として戦った日系人たちからは軽蔑されます。日本人としても、アメリカ人としても、生きづらくなってしまったイチローはどのような未来を築いていけばよかったのでしょうか。
 

ジョンオカダ (WIKIPEDIA):http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%80

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