夜勤

 神を名乗るソイツは近くの精神病棟から脱走してきたそうだ。
 ぼくはコンビニの夜勤を任されていた。コンビニの夜勤は糞であった。何が糞かと言うと何もかもが糞であった。エロ本の検品の最中、ポルノ女優の人生を勝手に夢想している内に不意に勃起して便所で自涜してしまう程に、ペニスの先端にトイレットペーパーが付着して憤慨してしまう程に、夜勤の夜は糞の夜であった。
 ぼくはこの糞を週に六日、合計四十八時間も味わっていた。慣れない糞の味にぼくは吐き気を催すばかりであった。
 田舎のコンビニであった為に、客は滅多に来なかった。ぼくはいつも暇を持て余して、雑然とした事務室でひたすら煙草を吸っていた。たまに一人トランプをやったり、妄想に耽ったりするがそれらは長くは続かなかった。話し相手はコンビニの駐車場に住み着いていた野良猫だけであったが、その猫は先週コンビニの前で車に轢かれて死んだ。
 夜のコンビニは静まり返っている。ぼくはこの仕事をやめたかった。実のところ、ぼくは嫌なことは何もしたくなかった。嫌なことを一つもせず庭で花火でも出来たらどんなに楽しいかと思う。それは天国に違いない。
 ぼくは情けない人間である。ぼくは人生のどうしようもない苦痛を呪い、今まで六年間、親元で無為徒食の生活をしていた。両親の金で風俗に毎日通った。両親は最初の内、突然堕落したぼくを心配していたが、やがてぼくにすっかり失望し、働かないと勘当するからな、と言った。そうしてぼくは仕方なくコンビニで働き始めたのであった。だから仕事をやめる訳にもいかず、かと言って真面目にする気もなかった。ぼくにとっては、つまり仕事は糞なのだ。ぼくは投げやりになって職場で自涜した後、決まって虚しさが込み上げてくる。
『はたらけど はたらけど猶 我が暮らし楽にならざり ぢっと手を見る』
 石川啄木の詩の、手というのは、労働に嫌気が差してどうしようもなく自涜した人間の、汗ばんだ手のことではあるまいか。
 コンビニは水槽のように狭く息苦しい。本来は働かないと生きていけないのは、しかし分かっている。ぼくは金魚である為に捕えられた金魚であった。
 夜勤のあいだ中、ぼくはぼく自身を呪詛し全世界を呪詛していた。店長を抹殺したかった。禿げた老け顔の店長はぼくの真白い履歴書を見た時点で、意味不明な使命感に駆られたらしく、お前を一人前にしてやるからな、と押し付けがましく言った。ぼくはレジの金を盗み、親の財産を強奪し、家とコンビニを、出来るならば全世界を放火したかった。火の海でのヴァカンスがぼくの夢であった。

 ソイツが来店してきたときぼくは雑然とした事務室で煙草をひたすら吸いながら、午前三時の眠気にぼんやりとしていた。
 ソイツはレジカウンターにぽたぽた焼きを置いて、
「俺は神なのだが金はない」
 と堂々と言った。ソイツは真白いスウェットの上下を着た、これと言った特徴のないおっさんであった。ぼくは煙草を一本やって彼を事務室に案内した。何か楽しい、刺激的なことが起こるのではないかと言う予感めいたものがあった。
 案の定、ソイツは大物であった。事務室に来るなり、ソイツは廃棄の弁当を見つけて食い漁った。たらふく食うと、今度は自分の陰毛を抜き、バーコードのように並べて読み取った。
「俺のちんげ、おでんだ」
 とつまらない冗談を言うと、ソイツは唇の端に唾を溜めてあひひと笑った。眠気の覚めたぼくも笑った。いつの間にかソイツは勃起しており、またあひひと笑った。ソイツの一挙一動は荒々しい動物的な活力が漲っているようで、投げやりな調子とは違う強引さがあった。ソイツが精神病棟から脱走して来たと、ふと口にした時、ぼくは合点がいくのであった。ぼくは彼を気に入り、
「放火したいね」
 と普段はとても言えないことを言った。
「いいな」
 とソイツは返事した。
 ソイツと会話しながら店内の監視カメラの映像を映すモニターで度々、客の姿があるか確認した。ソイツは外に行こう、外に行こう、と頻りにぼくを誘い、解放を味わいたいのだ、と叫んだ。ぼくも外に出たかったが、店長にそれを見つかることを恐れて少し躊躇していた。事務室のモニターに客が映ってぼくはソイツに、大人しく待っていてくれ、と一言告げて事務室を出た。ほうっておくとソイツは何かしでかしそうであった。
 客の元へ行く前にぼくは便所に向かった。ぼくが何時間か前にした固形の糞が、形を崩して水のなかに沈んでいた。ぼくは夜勤のあいだ、糞の崩壊を観察する遊びをしていた。
 レジの前に立つ客は女であった。コートの首元から吸い込まれそうな白っぽい肌が覗いていた。ぼくは童貞であったから、若い女の存在を目で見、陰部で嗅ぐ癖があった。ぼくの希望、というのは多くの場合とことん挫折するのだが、コンビニで女の客の相手をする場合もそうであった。女はぼくを店員としか見ないのである。
「しゃっせー」とぼくは言った。
「おべっとあたためっすか? あ、いいすか。あざっしゃ」
 女は店を出た。ぼくは客に対して丁寧な対応をしたことがなかった。丁寧な対応で評判が良く、毎日ここで働かされていたコンビニバイトが、この前、失恋と言う理由をつけて過労で入院した。
 開いたドアから冷気がなだれ込んで来、ぼくはしばらくのあいだ、外を眺めながら呆然と立ち尽くしていた。外の闇は幾重にも重なり無限に広がるようであった。陰鬱な静けさが店内に閉じ込められていた。ぼくは事務室に帰ると、逞しい上半身を露にして腕立て伏せしていたソイツに言った。
「外に行こう」

 午前四時過ぎにぼく達は外に出た。おっさんは無邪気な子供の目をして買い物カゴいっぱいの酒を持って来た。
 少しぐらいなら外に出ても、まぁいいや、とぼくは思った。ぼくはこの、まぁいいや、が癖であった。まぁいいや、人生が向けてくる、鋭いナイフを前にして両手を挙げる降参の態度。まぁいいや、と、ぼくは戦わずして逃げながら生きてきた。まぁいいや、と六年前ぼくが言ったとき、父母が飯を運んできた。……しかし今は。人生はぼくにまたナイフを向けた。結局のところ、ぼく達が生きる為には戦わなくてはならないのであろうか。それは地獄に違いない。
 ぼく達はこれと言った目的地もなく、歩いていた。仕事から解放された、という気はなぜかしなかった。
 月がぼく達の頭上に浮かんでいた。折れそうな三日月であった。ソイツはそれを指差して、
「あれがなんだか分かるか?」
 と言った。
「月」
 とぼくは答えた。
「あれは巨人のあばら骨だ」
「なんで骨になったんだい?」
「巨大さ故に肩身が狭くなって自殺したのだ」
 ソイツはクスクスと笑った。なるほど、とぼくは思った。細く伸びる電柱が何であるかソイツに問うと、妻を寝取られた巨人のやり場のない性欲だと答え、暗く沈んだ低い民家がなんであるかと問うと、巨人のいる天岩戸だと答えた。ソイツの手によって世界は悉く悲劇に暗く着色された。クスクスと笑うソイツの頬に月光が落ちて、貧血のように見えた。ぼく達は意味もなく歩いた。
 ソイツに差し出された酒をぼくは飲んだ。少しぐらいならまぁいいやと思ったが、度数の高いウィスキーはぼくの脳をドロドロと溶かした。寒かった。ぼく達は鼻水と溶けた脳を鼻から流した。ソイツは鼻水を拭わないまま、鼻の下に濁った膜を付けた。

 どれほど歩いたか分からなくなった。ぼくはすっかり泥酔し、やっと人生のナイフから解放された気がしていた。ソイツも泥酔し以前にも増しておかしくなってぼくに巨人についてしつこく、熱心に説明した。
「自殺した巨人の内部に俺たちは包括されてるんだ」
 あんまりしつこかったのでぼくは問うた。
「君は神じゃなかったのかい」
「神だ」
 自動車に轢かれ桃色の内臓が出た猫の屍骸を見つけてぼく達は「ばっちぃ!」と言って蹴り上げて笑った。血しぶきがアスファルトに散った。目に見えるもの全てが、面白おかしく、すこぶる陽気であった。ソイツは弾んだ調子でいたずらしよう、と提案した。ぼく達は民家に投石し、車に投石し、大笑いで逃げた。石は素晴らしいな、とソイツは笑った。
 すかすかの道路の真ん中を歩きながら宴だ、宴だ! とぼく達は叫んでいた。ああ、セックスがしたい! 宴だ! 仕事? 知るか! 乱交だ! 悩むことなぞあるものか! 
 ぼく達は欲望をむき出しにし、そしてそれを発散したかった。愚かな欲望の邪魔をするのは、ナイフを持った人生の脅しである。かと言って降参してもまだ人生はナイフを向けてくる。生きるとは永遠に脅されることだ。ぼくはそれに心底うんざりしていた。
 ぼく達は目をぎらぎらとさせ危険な発作に捕えられていた。ぼくの体の奥底から猛烈に燃え上がる巨大な炎が世界を包むかと思われた。ぼくは今すぐ放火がしたかった。もしぼくが放火したら、世界は関節をパチパチ鳴らして燃え上がり、ぼくに拍手をくれるだろう。
 
 賑やかな宴は長くは続かないもので、いつも誰かが嘔吐し場が静まる。やがて、ぼく達は、ドブ臭い溝に嘔吐した。ソイツは青白い頬に透明な涙をついでに流した。悲しい、とソイツは力なく言った。
 嘔吐物は月の光を反映し憐憫の目でぼく達を見つめていた。射精の後のような虚しさが込み上げて来た。ぼくはコンビニのなかのぼくに半ば帰った。
 呼吸をする度、暗鬱な黴菌がぼくの内部に進入し繁殖した。
「もうつかれたよ!」
 とぼくはソイツに向かって叫んだ。一体ぼくは何をしているのだろう、と思った。
 青白く光る無数の雲が夢遊病の天使のように彷徨っていた。
 歩けば歩く程にぼく達は、底のない夜に埋もれてゆくような気がした。夜は粘っこい糞であった。ぼくの叫びと共に飛び出た飛沫は虚しい星になった。足が重く気分が悪かった。ソイツは意固地になったように肩を怒らせて歩いていた。
「つかれた!」
 とぼくはまた叫んだ。焦っていた。ポケットのなかで何度も何度もライターをかちかちとやっていた。
「早く帰らなきゃ、クビになる」
 ぼくはまた鋭いナイフで脅され、屈服させられていた。まぁいいや、と言えなかった。ぼくは絶望の状態で店長への言い訳を必死に考え、そして、ソイツを恨んだ。その一方で、自分自身を情けなく思い、泣きたかった。結局ぼくは、苦痛を全身に浴びて枯れてゆく植物なのだ。
 ソイツはぼくに返事もくれず、坂道を登って下り、ただふぅふぅと呼吸していた。ぼくの前方を進むソイツは、徐々にぼくから遠ざかった。
「あぁ……最後にそこのコンビニに行かせてくれ」
 ソイツは立ち止まると小さく言った。

 コンビニは抑圧された沈鬱な光をぼんやり放っていた。ぼくはコンビニで嘔吐した後、水を買って帰ろうと考えていた。
 どこのコンビニもその清潔さが病院のようである。その実、表面は落ち着き払いながらも、内部は苦痛に歪んでいる。ぼくは本当に、コンビニに帰るのが嫌で堪らなかった。夜の重みがぼくの肩に圧し掛かっていたのだ。
「しゃっせー、おべっとう、あたためっすか?」
 と不細工な女の店員がレジで無気力に言った。ソイツが持って来た煙草を、水と合わせて買ってやった。女の店員の目の下は黒く沈んだ色をし、傷だらけの手首をぼく達に見えるように頻りに動かした。ソイツはそれを見て、ひっひーと笑った。
 コンビニを出たとき、不意にぼくは潮の香りの混ざった予感めいた微風を嗅いだ。ぼく達のいる場所は海に近かった。ぼくは腕時計を確認し、煙草一本ぐらい吸えるだろうと思い、ソイツを誘い海に向かった。コンビニに帰る前に気合を入れておきたい、というのも、またあった。

 防波堤に立つと鳴動する黒い海がぼく達の目前に広がった。海全体が暴力的にうねり揺さぶられ、くすぶっていた。ぼく達は防波堤に腰掛けて二人で煙草を吸いながら、黒い海を眺め、見えない海の底から発せられる呻きを聞いた。黒い海に果てはなかった。粘液質の海はどこまでも続き、水平線で折り返すと夜空になってぼく達の頭上を覆うのである。
「地獄みたいだな」
 とソイツは言った。
「そうだね」
 とぼくは返した。
「ほら、拷問されてるぞ、拷問!」
 押す波は苦痛を漲らせ徐々に膨れ上がりつつあった。波は海の薄膜を切り裂いて進んだ。
「あぁ、巨人…!」
 ソイツは悲劇的な叫びを上げた。
 ぼく達はその膨張してゆく波濤に、救いを求めてもがく巨人の手を見た。その手は凄まじい勢いでこちらに向かって来、防波堤に荒々しく激突し炸裂した。白い飛沫がぼくの頬に飛び散った。ソイツは息を弾ませていた。ぼくが投げ捨てた煙草は海の激動に飲み込まれて消えた。
「ところで、君はなんと言う名前なんだい?」
 とぼくは尋ねた。ぼくはソイツに少しだけ友情を感じ始めていたのである。ソイツは海に痰を吐き、クスクス笑いながら答えた。
「俺は神だぞ」
「なんで神がここにいるんだ」
「悪魔が夜を占領したのだ」
 突然ソイツが防波堤から降りて走り出した。
 どこまでも続く防波堤に沿って走るソイツの後をぼくは懸命に追った。ソイツの向かう先には紺色のジャージを纏った中年の女が犬の散歩をしていた。ソイツは走っていた勢いのまま女に飛び掛った。女の悲鳴が空気を強張らせた。

 ソイツは女の口を片手で塞ぎ、もう片方の手で女の抵抗する両手を掴んだ。そして立たせたまま女の体を防波堤に押さえつけた。丁度立ち後背位の体勢になった。
「お前は魔女だな、見ろ、海だ!」
 女にそう言いながらソイツは女の下着を強引に摺り下ろした。身をよじって抵抗する女の首筋の皺は深まった。声にならないしわがれた女の声がソイツの指のあいだから虚しく漏れた。犬は二人の周りを歩きながら尻尾を振っていた。犬よりもソイツは野生的であった。
 痛々しいほど膨張しきったソイツのペニスは花のように赤かった。女のたるんだ肉を掻き分けて、ソイツは低く呻きながらペニスを挿入し、腰を激しく動かし始めた。女の縮れた髪が揺れた。女とソイツの声は乱れて絡まり合った。ぼくは圧倒された。五感が狂って勃起した。
 ソイツは遅漏であったらしくしばらく腰を女の茶色いシミのある尻に打ち付けていた。女は抵抗を諦め成すがままにされていたが、アナルは開閉し無言でぼく達を呪詛していた。風が強く海の波は高まった。
 ぼくは糞夜勤を忘れていた。どうでもよかった。……糞の夜は崩壊しつつあり、悪魔は撤退しつつあった。暁闇にソイツの着た真っ白いスウェットが浮かび輝きだし、彼は神と言うより翼を折られて墜落した天使に思われた。
 天使は昇天しかけていた。魔女は途切れ途切れの小さな悲鳴を上げた。彼の内部で激甚な波が起こっていることがぼくにも分かった。地上に落下してから長らく夢見ていた天国にソイツの手は届きそうなのだ。
 一瞬、天使は低く唸った。あらゆる苦痛と、その解放の切望が重々しい唸り声に込められているようであった。ぼくは憧憬に似た感情を抱き、異常な集中で彼を見た。
 そして天使は身悶えし、そして身を震わせ射精した。白い精液が魔女のなかで飛び散る様がぼくの脳裏にありありと浮かんだ。その瞬間的な輝きはぼくの瞼の裏に、鮮明に焼き付けられた。

 ……ソイツは魔女を捕えたまま、ペニスを抜いた。ペニスもうな垂れ、ソイツもまた、たるんだ皮膚のようにうな垂れ、溜息に似た息を吐いた。魔女は呆然と立ち尽くしたまま脱力していた。犬は微かに痙攣しながら脱糞していた。魔女の口からぼく達を呪う呪文は唱えられなかったが、魔女のヴァギナから夥しい量の精液が涙のように流れた。それが誰の、どんな涙なのかぼくには分からなかったが、例え絶望と悲しみの涙であったとしてももう構わなかった。ソイツは魔女を捕えたまましばらくのあいだ呆然と立ち尽くし、自身を見るともなく見ているらしかった。
 先程ありありと浮かんだ、ソイツの白い精液の閃光が、ぼくのなかで幾度となく反芻されていた。濃い精液に酔いしれた。
 ぼくは仕事をクビになり、両親に勘当されるだろう。と思った。しかしそんなこと、知るものか。ぼくは足元に転がっていた石を拾って地獄の海に思いっきり投石した。

 やがて神に放火された太陽が水平線から姿を現した。海は白い光に遍く照らされ、まばゆい。
こむ
2014年03月30日(日) 21時11分58秒 公開
■この作品の著作権はこむさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
ありがとうございました

この作品の感想をお寄せください。
No.8  黒須らいちゅう  評価:50点  ■2017-03-30 23:56  ID:L7Ej4Yn/HiQ
PASS 編集 削除
好きな世界です。素晴らしい!
No.7  木原 広  評価:50点  ■2014-08-07 14:06  ID:YCnvT1ZjdsY
PASS 編集 削除
 冒頭の一行に目を通しだけで読書欲をそそりました。ありふれたコンビニ店にこんな呪いに充ちた物語が存在するとは……。分身である狂者と共にぎりぎりのボ−ダレスまで描いていて、インパクトを感じました。猛々しい言葉が紙面から溢れ出そうです。ところどころ、輝きのあるフレ−ズが見事です。逃げ出したくなるようなイヤな現場がネタになるってことを改めて確認しました。作者の並みではない感性に期待しています。久しぶりに心が高ぶりました。可能性にかけて50点。

No.6  こむ  評価:--点  ■2014-05-03 01:12  ID:eM8nTjX2ERc
PASS 編集 削除
昼野さん
感想ありがとうございます、好きなフレーズがあったと言われ嬉しいです。
期待に応えられるよう頑張ります
ありがとうございました
No.5  昼野陽平  評価:40点  ■2014-04-29 18:26  ID:NnWlvWxY886
PASS 編集 削除
詩的ですね。このフレーズ好きだなっていう所がいっぱいあって楽しめました。
勢いで50点つけようかと思いましたが、今後に期待して40点で。
No.4  こむ  評価:--点  ■2014-04-08 03:04  ID:eM8nTjX2ERc
PASS 編集 削除
片桐さん
感想ありがとうございます
細かい感想もぜひw
夜勤がないときに何か書けたらいいなー、と思います
ありがとうございました
No.3  こむ  評価:--点  ■2014-04-08 03:02  ID:eM8nTjX2ERc
PASS 編集 削除
ぞいさん
感想ありがとうございます。
面白かったと言っていただき嬉しいです。
描写、表現については、これで伝わるんだろうか、と不安だったのですが、効果的だったようでよかったです。
確かに全体的に散漫ですね、行き当たりばったりで書いたのでそうなったのかも知れません。ぞいさんのご指摘、なるほどと思いました。
ありがとうございました。
No.2  片桐  評価:30点  ■2014-04-06 07:58  ID:n6zPrmhGsPg
PASS 編集 削除
こんにちは。
細かい感想は言いませんw。面白かったです。
これからも、どんどん良いのを書いちゃってください。
それでは。
No.1  zooey  評価:40点  ■2014-04-05 17:45  ID:L6TukelU0BA
PASS 編集 削除
読ませていただきました。
面白かったです。作品の中に、人生や世界に対する叫びのようなものを感じて、今のご自身にしか書けない作品になっているなと思います。

言葉や描写、表現が非常に効果的だったと思います。
特に、人生がナイフを向けてくる、とか
黒い海が地平線から折り返してきて天蓋になってるのが地獄みたいだとか、
ラストの夜明けを、神に放火された太陽という描写にしてあるところなど、
ありありと書き手の方の心象風景が見えたような気がしました。
素晴らしかったです。

ただ、全体に少し散漫な印象も持ちました。
整理され過ぎてしまうと混沌とした深奥世界が失われてしまうので、
塩梅は難しいなと思いますが、
もう少しひとつひとつの要素を吟味して、
際立たせるところとそうでないところを作っていくといいのかなと思いました。
特に放火したいという件など、
もう少し強調されていた方が、ラストがよりかっこいいかなと思います。

ともあれ、読んでいていろいろなものが伝わってきたように思います。
ありがとうございました。
総レス数 8  合計 210

お名前(必須)
E-Mail(任意)
メッセージ
評価(必須)       削除用パス    Cookie 



<<戻る
感想管理PASSWORD
作品編集PASSWORD   編集 削除