醒めない夢を見続けて


 オカシイオカシイと呟いてやっぱりそうだと改めて気づかされたよ、柔らかくフサフサとした突起物。干乾びた尻に垂れる違和感うへぇ昇って、明け暮れ繰り返される日常ってもんに、確かな形を持って不自然を与えていてね。
 でもこれ初めは尖ったイボでしかなかった。几帳面にそーっと人差し指を近づけゆっくり触れると、微かなぴくって痛みが辺りを泳いで、ポワンと弾力を返してくる。取り敢えずの処置として、薬を塗布しておいたけど。尻を覆うヌラヌラとしたクリームが余りに気持ち悪く、塗る度に瞼が微弱に震えてそりゃまぁガマンして、同時に吐き気を催したってもんよ。
 そんでくっくと呼吸が不安定になるにつれてさ、幾許かの快感がこう広がっていくわけ。慣れ始めたんだろうね。こりゃ意外にいいもんじゃあないかと思ってね、そのまま病院にも行かなかったな。なんせ、その、美人かブスかは知らんが、ナースちゃんに汚ねぇケツを見せる、ましてや同じ年くれぇの汚ねぇオッサンに見せるなんざ死んだ方がマシ、以ての外ってわけよ。それがいけなかったのかな、そのまんまイボはどんどん大きくなっていって。気がついたら毛まで生えちゃってるわけ。嘘!ペニスが二つに増えちゃった!
 どうしようか考えたけどどうしようもなく、手の打ちようがない。詮方ないから諦めてダブダブのズボン穿いて誤魔化したよ。ズルズル床を這うんだなズボンの裾、駅とか商店街をこれで歩くってのも気が引けて。うーん引きこもり。っていうかそもそも自分は働いたことなんてなかったんだけど。つまりはニート。ならいいやって思ってブカブカのズボンを脱いで、トランクスも脱いで、ほら縄文とかそれよりもっと前の人間のような、原始的スタイルで家をブラブラしてた。
 そしたらオカンがまるで獣なんかを見るような目で、ってことはなかったな、オカンは仕事でほとんど家にいなかったから。パートかなんかだろ?主婦って大変ねぇ。



 俺は閑を持て余していた。だからちょっとした実験をしてみようかなって思ったんだな。ヴェニスの商人ぽっいこれってネナニーできるかな。やってみたよ。先は尖っていたのだけれど真ん中はブヨブヨ萎れていてね。親指と人差し指で軽く弄ってみた。するとググンと伸びてくる。確かな熱を持ってる。見つけた、と思った。もう一度押し出すように生え際から先っちょまで指を走らせた。やっぱり浮かんでくるじゃないか。気持ちいいじゃないか。俺は女の裸、特に小さい子とかの、あぁ知ってるかな、昔プチトマトっていう雑誌に載ってたそうゆう系の女の子を想像しながら、何度も何度も指を走らせた。うーん、まっしろに。
 あぁはがっていうオッサンの声、つまり俺のダミーちゃんボイスちゃんと共にオルガニズムがやってきた。けんど糸とか吐かなくて、あれれこれじゃあまるでガキのナナニーじゃん。これはこれで新鮮。よしって思って前の、つまりはモノホンのヴェニスの商人を弄った。こっちの方はダメだった。オルガニズムって奴も忙しいのは苦手みたいで休んでいたんだな。ダメな俺に似て可愛いなぁ。
 満足した俺はいつものようにカップ麺を二つ平らげて、ジョボボとおしっこを済ませた後、手も洗わずにベッドに直行。電気つけっ放しだったけど電気代払うの俺じゃあねぇしとか、オカンまだかなぁはようアイス買ってこんかなぁとか考えて、そのまんま意識は落ちてった。おやすみなさいって呟く暇もなくね。



 ムクリ突然起きたんだよ。夜、目覚めた。寝苦しかったというか、夢かな。その夢はホントなんていうかぐちゃぐちゃな夢で。昔俺はとても汚いものを見てしまっていてね。



 それは森みたいな所、夕暮れだったかな、チクチクした感じの木の下、茶色くカサカサ乾いた松ぼっくりが落ちてたんで、そう松の木の下だ。そこでこんくらいの、まぁ教卓ってヤツ?おっさんがぺちゃくちゃ講釈するあの机くらいの背丈のおんにゃの子。顔はそうだな、猫みたいにズルそうで痩せてて、その女の子が唐突にスカートをパサッと落とした。それを密かに、って言っても別に見ようと思って見たわけじゃない。偶然近くの、何て言うかな、あぁ東屋で寝転がっていた俺。視線は自ずとそっちに行きぱっなし、微塵も動こうとしない。何するのかな、って思ってたら桃みたいな、その谷間、じゃなくて、割れ目から黄色い液体がジャーって流れでてくる。えーっえーっ俺は完全にびびっていた。てかちびりそうだった。女の子ってこんな汚いことすんの?えーっえーっサイレンサイレンってる。俺はもうブチ切れて、そいつの所まで走っていた。
 手前いい加減しろ!今すぐ俺に謝れ!俺は吠えて叫びまくって。ズルい猫ん顔をした女の子はさらにずる賢く顔を歪ませて、えーんえーんってサイレンサイレンってやがる。どうしようどうすればって考えた俺の頭ん中まっくろ。
 兎にも角にもそいつの顔を引っ掴んで、特にそうそう、口を塞いで思いっきり塞いで、するとそいつは余計に暴れ出す。爪は俺の人差し指狙って、柔らかな肉を切り裂いた。痛っ!何すんだこんちくしょう!ブチ切れて塞ぐのをやめて、頬をぶん殴った。そいつ、狡猾んな猫娘、唖然として目の焦点もイカれてやがって。
 気持ち悪くなって俺は逃げ出そうとした。けんどよ、この猫娘、フリをしてただけだったんだ。またサイレン。えーんえーん。ふざけんなよ!もう俺カンカン。心臓脈打ちまくってバクバクってるけど、もうもう知らんぞ。まず一発、ボガーン。猫娘はグヘぇーんって泣く。へ、何だか気持ちよくなってきて。二発三発ボギャボギャーン。猫娘グへぇへぇーんって泣く。なにこれモグラ叩き?殴れば殴るほど快感がこんにちはしてくる。気持ちいいーんって感じでまっしろんなった俺はその後も殴る殴る殴る殴る殴る殴る。
 そしたらよ、ぐちゃぐちゃになってよーく見てたらっていうか、もう薄々、いやそれ以上に、とっくの昔に気付いていたんだけどさ。血だらけ。顔面血だらけ。鼻柱折れてるわ、目開けそうにないわ、唇切ってるわ、陥没してるわ、耳の穴から臙脂っていうの?赤黒い血がジャージャー流れ出してね。こわーっおっかなー誰がしたの?俺!って。一応確かめたの呼吸してるのか。そんで口許に耳を寄せたらヒエェヒィって微かに呼吸が漏れてて、あぁ大丈夫。俺はそいつの胸が上下運動ってのをしてるのを確認して、トろロの歌を歌いながら森?みたいな所を後にしたよ。そうそう、思い出したどっかの自然公園だった。あるこーあるこーあたしはべんきー。

 

 っていうのが、昔あった出来事で。あぁ因みにその女の子、死んじまってたんだ。えって思うだろ。何かと物騒な世の中だからな。犯人は誰やろか、キリって顔したら。ブラウン管のアナウンサーは言うわけよ。未だ見つかっておりません。へぇー?ちょっと待って、さっき、あぁ昔の話だけどそん時はさっきだったからね。さっきの女の子死んだ。でさっき俺その女の子殴りまくった。さっきテレビで犯人見つかってないって言ってた。さっき俺女の子殴った。堂々巡り、えぇえぇつまりつまりつまりぃ……犯人はゴクリ、誰なんだろうね?それが未だに分からない疑問なのだよワトさン君。なんてカマトトぶっても意味なくて。
 現実を見ろリアルを見ろ。お前が殺したんだろお前さんがあのブスをぶっ殺したんだろ。へぇへぇそうです、あっしが殺したんであります。いやいやいや、どうするんだ。この場合どうするんだ。心臓がバクバク打っていて、もう口ん中パサパサに乾いてて。喉痛い喉痛い喉。もう真剣に何の意味もないことを真剣に考えまくっていた。そうした。そうするしかなかった。そうするしかなかったんだ。ひらりひらりポワポワの幻想が舞い降りてきた。
 こんにちは。あたしの名前は魔法少女エンジェルちゃん。うふふ。どうしたの?あなた顔色悪いわよ。……うん、なんかどうしようもなくどうしようもなくなっちゃったんだ。そうなの?じゃああたしが復活の呪文かけてあげるね。ポワポワミラクルポーワポーワはやくげんきになーれっ。……うん、なんかどうしようもなくどうしようもなくなっちゃったんだ。そうなの?じゃああたしが復活の呪文かけてあげるね。ポワポワミラクルポーワポーワはやくげんきになーれっ。……うん、なんかどうしようもなくどうしようもなくなっちゃったんだ。そうなの?じゃああたしが復活の呪文かけてあげるね。……そういえば呪文ってなんで呪文なんだろうね……。え?そんなことも分からないの?そんなのカンターンでしょ☆あなたに……うん、そう呪いをかけるため呪いをかけるため呪いをかけるため呪いをかけるため呪いをかけるため呪いをかけるため呪いをかけるため呪いをかけるため呪いをかけるため呪いをかけるため呪いをかけるため呪いをかけるため呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪いのろいおまえやくたたずのろいなにそのゆびのろいのろい



 沈黙。俺に味方はもういないんだ。誰も頼れないよーん。どうしよう……シュンくけけけけけけけっ。きらっきらーん。んんむ、窓の外で雪が降っている。綺麗だな、すごく綺麗。見たことないくらい綺麗だ。雪雪雪雪白白い何処までもまっしろ、俺の頭ん中おんなじなる、まっしろまっしろ。ニュースは切り替わっていて、死んだブスの話じゃあなくて、天気予報になってた。今夜は冬の大寒波。冷え込む夜ですのでお気をつけて。



 まっしろまっしろまっしろになって俺の頭ん中、俄然希望がうじゃーっと湧いてきた。今は真っ黒な絶望が文字みたいに頭ん中の景色をびしびし覆ってなくて。へへへそうか、雪か。昔よく遊んだもんだ。じいちゃんが生きてた頃。じいちゃんは何にも喋んなくて、空気みたいな、それこそ透明な存在ってやつで。でも俺は好きだった。周りにわんさかいやがる、ペチャクチャくちゃくちゃ、ティラノサウルスみたいに口大きくして唾飛ばし喋りまくる、そんな奴等なんかより、めっちゃ好き好き大好きだった。沈黙のおじいちゃんと僕は心の中で呼んでいた。沈黙のおじいちゃんはいつも外ばかり見ていた。テレビが嫌いでニュース以外はほとんど見なかった。それでも僕はおじいちゃんといっしょにいた。テレビなんかよりおじいちゃんを観察してた方が面白い。おじいちゃんの視線は遠くにある、僕を見ている時だって、なんだって、いつだって明後日の方向にあるのだ。
 沈黙のおじいちゃんを夏休みの自由研究の材料にしたこともある。僕のおじいちゃんはいつも外ばかり見ているというタイトル。僕のおじいちゃんは晴れた空を見ている。僕のおじいちゃんは雨の空を見ている。僕のおじいちゃんは曇りの空を。僕のおじいちゃんは僕を見ない。



 或る日、寒みぃシラけた季節におじいちゃんはムクリと起き上がる。それは朝、まっしろな空気まっしろな時間まっしろな空の朝だった。どうしたの?おじいちゃん。おじいちゃんは目から涙を落として、僕の目をちゃんと見据えてこう言ったんだ。すべてが、まっしろなんだ。
 僕はもうそのなんだ、嬉嬉しかった。初めて僕の目をちゃんと見てくれたって思って、そんでその日はなんかおじいちゃんテンション高くて、トランプもうわー負けたかるたもまぁまぁかなオセロもしたしいぇい、カップラーメンなんかもいっしょに喰ったし、馬鹿みたいにチープなアメリカンアニメもすぽんじのいっしょに見てくれた。へぇーいロックンロールも教えてくれた、ビートルズのなんかみんないっしょに叫ぶ曲だぜ。僕とおじいちゃんはサイレンってサイレンってここにいる僕とおじいちゃんはここにいる叫びつづけた声声声声声ああああああああああああああああああああああ僕とおじいちゃんは必死に泣いてたんだ。何がしたかったって?まっしろよ、そりゃ。バカバカに。頭ん中も何もかももまっしろにさ。



 それからおじいちゃんは沈黙のおじいちゃんに戻って、いや前よりもっとみじめで悲惨で何にも話さなくなって。二か月ぐらいでぽっくり死んじまった。まっくろの声通せんぼしながら、そこを退かして退かして、骨骨、納骨ん時見たよ。おじいちゃんの骨は薄汚れていた黄色にね。真っ黄色にね。嫌悪の色だ。俺の大嫌いな色になった。
 おじいちゃんの死んだ夜、何もかも真っ黒な夜、僕は夢を見た。僕はその夢の中でおじいちゃんと話をしているんだ。ねぇおじいちゃん、何で死んだの?さぁの、さぁの。ねぇおじいちゃん、何で話してくれないの。さぁの、さぁの。僕は隣で寝かけているおじいちゃんに話しかけた。けれどいつものように無視されて。僕は眠った。そして僕は夢を見た。その夢の中で自分は大人になっていて、気持ち悪いおっさんで、せんずり?って奴をしていて、情けなく笑って。僕はもう真っ黒。死にたくなって。目覚める世界、真っ黒。



 目覚めたとき、雪が降っていた、なんてことなくていつものように空、真っ黒に晴れていて、なんてつまらないなぁ、ロマンチックじゃないなぁ。僕は頭ン中真っ黒真っ黒真っ黒。真っ黒な朝で。



 それからいつも真っ黒で天気真っ黒で僕は真っ黒で俺は真っ黒で真っ黒真っ黒。トてロの真っ黒kら助が僕には白くに見えた。俺は。



 今、外で雪が降っている。あぁ今って言っても、この頃は、俺があのブスを殺した頃だから、そうニュース、あのニュースの頃って今何してたんだっけ?そうだおじいちゃんのことを考えていたんだった。俺はよく分からない。今殺した、ブス。あぁ今って言ってもこのころは、俺があのブスを殺した頃で、そうニュース。くそ、真っ黒で何もかも何もかもが真っ黒で憂鬱で夜でもう見えない見えない見えないのにくそ。
 雪が降る。雪白白い、まっしろほわほわり。そうそれは色色白空白、すきまなし白、まっしろしろいしろしろしろいしろのしろしろ何もしろしろいらない死ね死ね死しろしろね死ね消えろ消えろの声がない文字がない真っ黒のない嫌もないしろしろしろしろしろしろしろしろまっしろしろしろって文字もしろしろしろないしろしろしろしろ
 僕はしろが見えたことに涙する。僕は僕の世界がしろくなったことにかんしゃする。ぼくはまっしろの。しろなぼくはまっしろせかいのまっしろしろいぼくのせかいしろしろしろまっしろにしろせんめい、ねぇおじいちゃん。
 見えたんだよこの時、おじいちゃん俺には見えた。あんたの見えた景色が見えた。まっしろは俺にとって僕に帰られるまっしろなきせつのまっしろなせかいだった。



 それから俺は目を閉じて。何にもないまっしろな頭を抱えて。泣いたかもしれないが、分からない覚えていない。



 で、今何を話していたんだっけ?そう殺人の頃、あのブスを殺して、そのニュースが流れていた頃だったよな。たしか。それから俺は誰にもバレないことを祈り続けた。アーメンザーメン。カムバックマイエンジェル。まぁ大丈夫。俺はもう何が何だか分からないままだから。夢ん夢ん夢ん中でも。
 そんでぐちゃぐちゃした、その昔の話終わって、そう見た夢の話をしていたんだったな。んで見た夢はぐちゃぐちゃ。法廷で俺が裁かれているわけよ。
 君、ブスを殺したことに対してなんか思わんのかね。はい、思います。世の中の公害をどうにか出来たことに喜びを感じました。いかん!それはいかんぞ!ブスにはブスなりの利用価値があるんだぞ!えっそうなんですか、へぇー変わった価値観ですね。何をもう君はいかん!ここで捌いたる!えぇ?捌く?裁く?捌いたる!!なんすかそれ?うわ?サバイバルナイフじゃん。へへぇどうじゃサバイバルナイフじゃぞ。てかアンタの顔鯖じゃん。そうじゃわしは鯖なんじゃ。
 法廷にはブスが立っていて。半裸。スカートがなくて。ずる賢い猫の顔。目から血液垂れ流していて。あーあー。サイレンサイレン。真っ黒文字浮かんで。頭んなかサイレンってる。ブスはおしっこをじょじょぼぼ始めて。見ている俺は。森の影の中。木の下で女の子おしっこじょぼじょぼ始めて。俺は密かに見ている俺は。何故か尻の方のちんこが勃起して俺はドライバーを持っていてそれを女の子の目に突き刺して抉って血液目からこぼれて女の子の割れ目にボールペン突き刺して俺は前の勃起したヤツで女の子の口の中に入れて俺は気持ちいいーんと思ってフルフルちんこを震わせて俺は涙して俺は真っ黒文字真っ黒真っ黒真っ黒おれは真っ黒真っ黒の俺は真っ黒に真っ黒夢の中夢いつでも夢の中で俺は真っ黒。



 俺は起きたよ突然だってぐちゃぐちゃの夢はもうコリゴリだから俺は起きたよでも起きてもなんか夢の中にいるようでぐちゃぐちゃしてて俺はなんかもう真っ黒の文字が浮かんでて。気が付いたら人差し指に違和感。
 よく見てみると、人差し指に肉が咲き始めているんだね。なんじゃこりゃ。触ってみるとぷにぷにしててそれはまるで肉。くんくん嗅いでみると、ちょっとばかし硫黄な感じのが。
 あれ?この感じどっかでって思ったらこりゃ俺が飼ってた犬のコロの肉球とそっくりじゃあねぇか。ってことは俺は犬化してるってことなのか?へぇ、ふーん。ふむふむ。いやいや俺が俺が犬?犬?だってそうだろ、尻尾も生えて、肉球なんかもあって。そう俺は犬ってる俺は犬になっている、なり始めている。
 なんで、俺なんかした?うん、したじゃん。昔3年前くらいにあのブス殺したでしょ。言われてみればってやつだね。じゃ呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い呪い。なあなんだ、これは俺の罪悪感ってやつを具現化したもんなのかいな。それはどうだろ、ねぇエンジェルちゃん分かるかい?
 呼ばれて飛び出てピーン、はいはーいどうもエンジェルちゃんでぇーす。何ですか?はい。うん、うん。へぇー。そうなの。分かった。じゃああたしが復活の呪文を……。結構。結構。もう嫌。お前嫌いさっさと死ね。えーんえーん。黙れブス。えーんえーん。殺すぞ殺す俺は口を塞ぎ、俺は殴り、俺は殴り殴り殴り殴り殴り。鼻柱折れて、目潰れて、唇切って、耳から赤黒い血液じゃーじゃー。お前かよお前お前お前お前お前お前。
 改めて指を見てみる。淡い薄ピンクのそれは見るからに弾力的だった。ポン、柔らかい。ポン、柔らかい。お手。お手。お手。お手。何だこれもいいじゃん。ナオニーに使ってみようかな。俺はちんぽこ丸にお手の手でお手をした。おぉいいいけるぞ!これ。あぁはぁあぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁイクイクよしいくぞう!すぷらっしゅ!しゅぱっぱっぱーん。う、うーんきもちいいーん。はっ、床を汚してしまっあでちゅ。これはいかんいかんのであります。オカンに怒らレール。ままぁぼくをゆるちてーゆるちてー。真っ黒真っ黒真っ黒真っ黒地獄がまたくるよー。怖い怖い怖い怖い怖い。よしうちろのほうもなおにーなおにー。ぼくはちんぽこまるをいじくる。ああああああはぁぁははぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ。うんうんいいよーいいよーいけいけーこのまままっしろになるぞーハイハイまっしろなハイになるでぇーす。真っ黒真っ黒真っ黒真っ黒真っ黒。なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでいつんなっても真っ黒が真っ黒で真っ黒なんだろう。







 もうやめよう。知ってるだろ。僕は生まれた時から人差し指に肉が咲いているんだ。それで奴等から何されたか僕は覚えているだろ。嫌だろ嫌だろ奴等なんかに軽蔑されたくないだろ。僕はこんなことをしていたくはないのに。僕はこんなことをしていたくないのに。ぼくはこんなことをしていたくないのに。もう僕はやめようよ。ねぇもう真っ黒でもいいでしょ。生きようよ、諦めて真っ黒の世界で僕は生きようよ。それがいいよ。諦めて僕は真っ黒の。







 ぶよんぶよんぐちゃぐちゃの脳髄を歩く生物は確かな力を持って私の中奥深くにある僕という微生物を殺そうとする。ジェノサイド。微生物たちを攪拌させる俺の腕は私の僕を殺す。一匹二匹三匹僕はしんでいく。そう君は贖罪山羊ちゃんなのさ。諦めろよ僕。煩いぞ俺!僕は僕はこんなところで死にたくない!おじいちゃん、僕は負けないから!絶対負けないよ!何言っている僕よ、俺は認めんぞ、ナオニーしようよ。ねぇ諦めてナオニーしようよ☆嫌だもうあんな思いしたくないんだ。僕は真っ黒でもいい。真っ黒の無間地獄で永遠生き続けたっていい。でもこれ以上思い出をぶち壊したくないんだ。何が思い出だ、何がおじいちゃんだ。笑わせるなよ。そんでどうなる?死んだお前のおじいちゃんが蘇るのかい?エンジェルちゃんみたいに呪文で呪うのと何が違うの?おんなじでしょ?いっしょ。何にも変わらない。寸分違わずってヤツだよ。煩い!黙れ!お前に僕の何が分かる僕がこの何十年間何を考えていたのかお前に分かってたまるか。お前たち何を喧嘩などしているの。どうせ皆死ぬんだからそれでいいじゃない。そうですね私僕たちは生物です。犬になるのってちょうどいいですよね。そうだ、だから僕も諦めて犬にでも猫にでも人間という動物にでもなりなさい。はーい☆なりまーす。うぬ?お前は。わたしはエンジェルお前らをぶっ殺しにきた☆ひぇひぇこわいよーぼくちんもうこわいでありんすよおれこわいもういやだおれこわいぼくこわいわたしあたちめちるあるこーるまいすりーうふふってるってうんぽこここしってるさかきばらばらば¥ばらへぇいへぃばっどこみゅにけーしょんしょうがいしゃこうふあんしょうがいってるみやざねんみやねやおーいおちゃってるろらなんかいいねぼくしにたいよほんとしにたいってうそーんほんとーうそでしぃーいいねいいねみんなにんげんだってるききちぎあいいいいいいゆめぜんぶおんがくながしてみやざみなみなむこんぐきんぐおうさまくいーんおんじょかふれでぃふれでぃってなにぼくってなにみたまさひきくねあまい僕の人差し指僕の犬の人差し指虐められ続けた僕の人差し指僕の僕の中指は犬化して僕の親指は犬化して僕の中指は犬化して僕の小指は犬化して僕の腕は犬化して僕のお腹は犬化して僕の爪は犬化して僕のアソコは犬化して僕のアソコは尻尾になってそのままで僕は目は知らん僕の世界は真っ黒の世界は灰色になってぼくの意識は犬化してないのかなんだかわからないぼくはなになにってなにさそうだねぼくはいぬなのかなへぇそれじゃあぼくはいぬかおいぬいぬいぬいしきいぬぼくっていぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬぼくはいぬいぬはじめんけんじんめんけんぼくかおありじけんめんめんめんじめんけんちっぽけで毛むくじゃらな生き物は縦横暴れ回り慟哭夜の街に響く叫びってる魂は犬犬そのまんま犬緊張した静けさに微弱に震えて喚き立て呼吸止まりながら沈黙を殺すように何度も叫び犬はまだ犬じゃない犬っぽいけど犬的だけど犬じゃない人面犬犬的に犬ぽっい犬じゃない犬は人面犬外を飛び出し夜の帳を走りながら人面犬語で吠え立てゴミ箱を漁り呪詛を呟きやせ細った腕で生卵ウインナーピーマン長ネギ米粒を攪拌させる何度も混ぜ合わせて人面犬語人間に通じず人面犬語犬に通じず人面犬語世界に通じず犬ぼくまっくらなんだずっとまっくらのままなんだって犬ぼくまっくら埋没してく全ての意識にぼくまっくらがこわいんだでもずっとまっくらでぼくこわいんだまっくらまっくらまっくらまっくらまっくら





          まっくろ





                                まっくろ





               まっくろ        





                              まっくろまっくろまっくろ








                                まっくろ                     まっくろまっくろ





              まっくろ








                        醒めない夢を見続けて












                          まっしろ




      
山田花子アンダーグラウンド
2013年04月21日(日) 04時09分35秒 公開
■この作品の著作権は山田花子アンダーグラウンドさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
汚いは綺麗、綺麗は汚い。汚いは汚い、綺麗は綺麗。まっくろはまっしろ、まっしろはまっくろ。つまりはそうゆうことなんだな。(何度もやり直してすみません)

この作品の感想をお寄せください。
No.2  山田花子アンダーグラウンド  評価:--点  ■2013-04-21 20:06  ID:BrBj.1iOdwk
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まず、この様な拙い作品を読んでいただいて有難う御座います。
そして、私が短いコメントしかしていないという、無礼をしてしまったのに、分かりやすく、細部丁寧に、礼儀正しく、書いてくださって本当に有難う御座います。作品を書き直す時に何度も卯月様のアドバイスを読み返したいと思います。

1 「醒めない夢を見続けて」適正です。
>安心しました。実はこのタイトルから作品を創ったのです。

2 読みにくかったです。なにしろ、ぐちゃぐちゃに、書いてある物ですから。しかし、内容が内容なので、このぐちゃぐちゃの書き方で合っているのかもしれません。「ダニエル・キイス」の作品で『アルジャーノンに花束を』というのがあります。
>こう改めておっしゃられると、書き易いのと読み易いというのはやっぱり違うんだってことが分かりました。有難う御座います。ダニエルキイスさんの作品は先生からも読めと言われているので、必ず読みます。

3 導入部が「オカシイオカシイと呟いてやっぱりそうだと改めて気づかされたよ、柔らかくフサフサとした突起物。干乾びた尻に垂れる」とあったので、興味が惹かれ、入りやすかったです。そのあとも悪くはなかったのですが、少女を殺してしまうところあたりから「俗物」の書き物になったような気がします。かなり暴力性が描かれていたので、読み手によってはアウトになる人もいるでしょうね。また、このエピソードで読み手を選んでしまう可能性が大きくなります。
>有難う御座います。実は書き出しにかなり時間を費やしてしまいました。あとはもう一気呵成に書き上げました。そこがいけなかったのかもしれません。

4 シチュエーション(状況)をわかりやすく示しているか
「いつ、どこで、誰が、誰と、何をしたか」わかりました。この作品、読みにくいのですが、その読みにくいところは、同じような文章が羅列されていたので、ポイントは抑えて読むことができました。
>やっぱり読み易いように頑張ろうと思います。

5 テーマは個性的でよかったです。
自分の世界に閉じこもった男が描かれていると思いました。
>安心しました。本当は社会の中で孤独、みたいなのを書きたかったのですが僕自身社会に疎くて、ですのでもっと外に出ます。

6 主人公は中年の男なのですよね。作品に合ったキャラクターでしたが、主人公が中年ではなくて、青年のように思われたのは、昔のことをよく思い出して書いているからでしょう。作品を読んでいると、主人公の青年時代と現在の中年時代の考え方に相違があまりないように思われたので、そのあたりは、わかりやすく違いを書くようにした方がよいと思います。(考え方が変わってきたとか、体力が落ちてきたとか)
>はい。細部をもっと書いて、その中で青年から中年までの経過を書きます。

7 主人公に「尻尾」が生えてきたのはよかったですけれど「少女を殺す」は、書く必要があるのかなと思うエピソードではありますが、作品自体は、面白く読めました。
>既にお分かりかもしれませんが、実はこの作品、実在する事件を元にして書いたものです。ただ社会性などを入れる力量がなかったので、浅いものになって現実ぽっさが抜けてしまいました。頑張ります。

8 後半は文章が読みやすくなっていましたね。
>自分の作品に感情移入してしまって、逆に冷静になってしまいました。

9 細部に臨場感はあるか。基本的に臨場感はないと思います。
>平淡な書き方になりすぎてしまいました。もっと語彙や文の量を増やして改善したいと思います。

10 ユーモア・ウィット・ギャグはあるか
 これって、ブラックユーモアではなくて「不条理小説」の分野に入るのですかね。カフカの「変身」みたいに。変身の主人公は「虫」になりますよね。
御作は「犬もどき」になります。
>不条理小説、すみません勉強不足で初めて知りました。今、大学で文芸部をやっているのですが、そこでのテーマが変身もので「人面犬」でしたので、犬でも人間でもないボーダーな存在を書こうと思って書いた次第です。

11 人間ドラマを作品の中に書きこめばよくなると思います。社会性を大衆レベルに取り込めば、もっとよくなります。
>家族とのエピソードや大衆の中での孤独ってものをもっと書き入れようと思います。そのためにはコミュニケーションをまず取ろうと思います。

12 山田花子アンダーグラウンド様、世の中の見方が変われば、小説の書き方も変わると思います。普段ニュース番組を観たり人間を観察することにより、幅が広がりますよ。もちろんニュースと言っても、芸能ニュースやゴシップも物書きには勉強になります。
>非常にためになる言葉有難う御座います。はい、僕自身世の中、人間を全く知らないので、まずテレビを買って、パソコンで調べて、本を読んで、物書きの勉強をしたいと思います。

 卯月様のアドバイスは僕が今までいただいたアドバイスの中で最も胸に刻まれやすく、最もためになるものでした。この度言われた通り、刻苦勉励頑張っていこうと思います!

卯月様の作品に対して、短いコメントですみませんでした。ですが、僕はまだ皆様に比べて到底及ばない初心者なので、長文コメントはかえって失礼かなと思っているのです。もっと成長してから、長文コメントを書きます。本当に、この度は有難う御座いました。









No.1  卯月 燐太郎  評価:40点  ■2013-04-21 18:44  ID:dEezOAm9gyQ
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「醒めない夢を見続けて」読みました。


>>作者からのメッセージ<<
>>汚いは綺麗、綺麗は汚い。汚いは汚い、綺麗は綺麗。まっくろはまっしろ、まっしろはまっくろ。つまりはそうゆうことなんだな。(何度もやり直してすみません)<<

●なるほどなぁ……。
世の中の真理かもしれません。


1 タイトルは適正か
「醒めない夢を見続けて」適正です。
御作を読んでいると、話の内容がかなりぶっとんだものになっています。
これを現実だというような主人公の話で進めてしまうと、矛盾点がいろいろと出てきます。
そこでタイトルに「醒めない夢を見続けて」ということにしていると、書き手は、わりと作品を客観的に見ているのだなと思い、読み手は安心して読めます。


2 文章が読みやすいか
読みにくかったです。
なにしろ、ぐちゃぐちゃに、書いてある物ですから。
しかし、内容が内容なので、このぐちゃぐちゃの書き方で合っているのかもしれません。
「ダニエル・キイス」の作品で『アルジャーノンに花束を』というのがあります。
知的障害を持った主人公が脳医学の力で天才になり、やがて、元の知的障害者に戻る過程を描いた人間ドラマです。
この作品の導入部は主人公の知的障害者が書いた文章で始まっているので、かなり読みにくく書かれていました。
御作の場合も、主人公は精神的な問題を抱えており、一人称のためにこのような読みにくい文章になっていると思います。


3 興味を惹くストーリーをテンポ良く展開しているか
導入部が「オカシイオカシイと呟いてやっぱりそうだと改めて気づかされたよ、柔らかくフサフサとした突起物。干乾びた尻に垂れる」とあったので、興味が惹かれ、入りやすかったです。
そのあとも悪くはなかったのですが、少女を殺してしまうところあたりから「俗物」の書き物になったような気がします。
かなり暴力性が描かれていたので、読み手によってはアウトになる人もいるでしょうね。また、このエピソードで読み手を選んでしまう可能性が大きくなります。
おじいちゃんが出て来るところはよかったですけれどね。

>>僕のおじいちゃんは曇りの空を。僕のおじいちゃんは僕を見ない。<<
●ここなんかは、おじいちゃんの個性を描く典型的なところだと思います。

主人公の犬化(人面犬)ですけれど、「人面犬語人間に通じず人面犬語犬に通じず人面犬語世界に通じず」そして「犬ぼくまっくらなんだずっとまっくらのままなんだって犬ぼくまっくら埋没してく全ての意識にぼくまっくらがこわいんだ」この過程へと続く書き方は作品を締めていました。


4 シチュエーション(状況)をわかりやすく示しているか
「いつ、どこで、誰が、誰と、何をしたか」わかりました。
この作品、読みにくいのですが、その読みにくいところは、同じような文章が羅列されていたので、ポイントは抑えて読むことができました。


状況設定について
一人称でわかりにくく書いたほうがリアリティーはあるのか、三人称でわかりやすく書いたほうがリアリティーはあるのか、難しいところですね。
三人称で書いたほうが読み手に優しく内容が理解されるのは確かです。
まあ、御作の場合はポイントとなっているところは、読んでいて内容がわかりましたので、こうやって批評を書いているわけですけれど。


5 魅力的なテーマか
テーマは個性的でよかったです。
自分の世界に閉じこもった男が描かれていると思いました。


6 主人公および主要登場人物のキャラクターは魅力的か
主人公は中年の男なのですよね。
>>ましてや同じ年くれぇの汚ねぇオッサンに見せるなんざ死んだ方がマシ、<<
上のように書かれているので。
作品に合ったキャラクターでしたが、主人公が中年ではなくて、青年のように思われたのは、昔のことをよく思い出して書いているからでしょう。
作品を読んでいると、主人公の青年時代と現在の中年時代の考え方に相違があまりないように思われたので、そのあたりは、わかりやすく違いを書くようにした方がよいと思います。(考え方が変わってきたとか、体力が落ちてきたとか)


7 ストーリーにサスペンスはあるか
主人公に「尻尾」が生えてきたのはよかったですけれど「少女を殺す」は、書く必要があるのかなと思うエピソードではありますが、作品自体は、面白く読めました。


8 イメージ豊かな描写はしているか
後半は文章が読みやすくなっていましたね。
 >>もうやめよう。知ってるだろ。僕は生まれた時から人差し指に肉が咲いているんだ。それで奴等から何されたか僕は覚えているだろ。<<
この辺りからあとですけれど。

>>ぶよんぶよんぐちゃぐちゃの脳髄を歩く生物は確かな力を持って私の中奥深くにある僕という微生物を殺そうとする。ジェノサイド。微生物たちを攪拌させる俺の腕は私の僕を殺す。一匹二匹三匹僕はしんでいく。そう君は贖罪山羊ちゃんなのさ。諦めろよ僕。煩いぞ俺!僕は僕はこんなところで死にたくない!<<
●こういうのって、作品の世界観を高めますね。


9 細部に臨場感はあるか
基本的に臨場感はないと思います。
一人称でぐちゃぐちゃと書いているところがあるので、しかしそれは「醒めない夢を見続けて」というタイトルを想起すれば、なるほどと思うこともあります。
書くべきところは書いてあるので、内容はわかりました。


10 ユーモア・ウィット・ギャグはあるか
これって、ブラックユーモアではなくて「不条理小説」の分野に入るのですかね。カフカの「変身」みたいに。
変身の主人公は「虫」になりますよね。
御作は「犬もどき」になります。

11 ドラマに「深さ」はあるか
人間ドラマを作品の中に書きこめばよくなると思います。
社会性を大衆レベルに取り込めば、もっとよくなります。


12 その他
山田花子アンダーグラウンド様、世の中の見方が変われば、小説の書き方も変わると思います。
普段ニュース番組を観たり人間を観察することにより、幅が広がりますよ。
もちろんニュースと言っても、芸能ニュースやゴシップも物書きには勉強になります。


点数を付けるのは難しい。
将来性も買って40点にしました。
今後も、期待しています。



出典
使っているテンプレートは、三田誠広著書の「深くておいしい小説の書き方」という本の中にある「新人賞応募のコツと諸注意」の「おいしさの決め手十カ条」に一部追加したものです。作者には許可を頂いております。
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