ふたりの殺刃免許証
『ふたりの殺刃免許証』 作:白熊

 初体験だった。
 居酒屋の看板娘であるわたし。白い前掛けの給仕服に白い三角巾がとっっってもよく似合う美少女といわれてる。
 仕事柄、酔っ払いの相手には慣れている。喧嘩や口論、吐いちゃう人や脱いだり歌ったりとトラブルはお手の物。ただ、さすがにこれは初体験だった。
 天上へ届きそうなほど高々と振り上げられたビール瓶が、鉄槌のように下される。
 居合い一閃。
 刀が――鞘にちゃきりと納まる。
 血飛沫をあげて、斜めにばっさり斬り捨てられたサラリーマンの青年はモツを晒す。間近で、喧嘩を止めようとしていたわたしの視界は真っ赤に染まった。顔を撫でると、べっとり血で染まっていた。
 悲鳴をあげることもできず、わたしは血のべっとりついた手を見つめ、凍りついていた。周囲がざわつく。
 刀を手にしているのは若く凛々しい二枚目。古風な袴着を羽織り、涼しい顔で和紙を使って刀についた血と脂を拭っている。常連たちが取り押さえようと剣士を囲む。しかし、ある品を見せられた瞬間、誰もがあきらめてしまった。
「切捨御免――ここに殺刃免許証がある」
 それは確かに殺刃免許証、つまりこの殺人は合法ということになる。刑事罰に問われることもなく、この殺人は不問となるのだ。
「この者は無礼を働いた、ゆえに切り捨てた。が、諸君の気分を害してしまったことについてはお詫び申し上げたい。ついては今宵の呑み代、全てとはいかないが半額程度は馳走したい。女将、手間賃として受け取ってくれ」
 そう述べると、男は万札を十数枚ほど丁寧にカウンターへ置いた。
 周囲の常連たち、他の客たちは次第に納得したかのように席に座って晩酌をつづける。そう、何事も無かったかのように。確かにこの喧嘩、仕掛けたのは斬られた方。ビール瓶で殴りかかろうとしたのだから正当防衛とさえ言える。仕事でつらいことがあったのか、自棄酒を煽っていて母は宥めるのに苦労していた。隣に座っていた侍は、そこに割って入って、男を「情けない」と一蹴したがために・・・というのが事の顛末だった。
 唖然としていたわたしは母におしぼりを渡されて、ようやく我に返る。お手洗いで顔を洗う、洗う、洗う。血を浴びたという生理的嫌悪が洗い落とせない。大人たちは過去に殺人に出くわした経験でもあるのだろうか。初体験だったわたしには不思議で、気味の悪い一時だった。
 それでも人手が足りない。繁盛時にずるけるわけにもいかなくて、また店に戻ってくると母が侍と一緒に“あとかたづけ”をしていた。
「ああ、さや! こっちに来て一緒に手伝っとくれ、お母さん忙しいからお願い」
「えっ、あ、うん」
「それじゃ霧島さん、あとは娘に任せますから」
 納得できないけど、わたしは愛想笑いを浮かべてあとかたづけを手伝うことになった。侍、霧島さんは話してみると気さくな好青年だった。礼儀正しく、高潔さもある。人を殺してしまったことにはドン引きしつつも、けして殺人鬼や狂人ではないらしい。
「さやさん、それじゃあ足の方を持って」
「あ、はい、霧島さん。いっせーの」
 ブルーシートの上に死体を動かすと、今度はブルーシートを引っ張って店の外へ。ようやく警察が来たところで死体を引き渡すこともできた。
「なるほど、確かに殺刃免許証ですね。かんたんな事情聴取や書類手続きがありますので、後日、署までお越しください。それでは本官はこれで」
「うむ、大儀であった」
 警察のパトカーが引き上げていった後はふたりで掃除をした。店が終わったあとも霧島さんは納得ゆくまであとかたづけに終始していた。これが横柄な輩だったら、人を斬った責任も取らずに店に片付けをおしつける、らしい。
 後日、霧島さんはまた店に尋ねてきた。そのうち常連にもなった。店のことが気に入ったらしく、わたしが余裕のあるときは愉しく会話もしたりした。自意識過剰かもしれないけれど、きっとわたしのことが気になっているに違いない。常連のおっさん・・・失礼、おじさんたちもはじめは霧島さんを恐れていたが、次第に普通の人だと分かると普通に接するようになってくれた。問題を起こすこともなく、それでいて金の払いもよく、なかなかの上客といえる。
 そもそも殺刃免許証の交付を受けられるのは士族と華族だけ、らしい。殺刃免許証は用いる道具によって種類が違う。彼の場合、第二種一般殺刃免許。日本刀、脇刺による殺人が認められている。逆にいえば拳銃は持ち歩くだけで銃刀法違反、包丁やひき逃げなどはちゃんと罪に問われる。殺刃免許には運転免許における交通法規のように、殺人法規もあるのだ。
「けど霧島さん、殺刃免許って取るの大変ですよね? 」
「うむ、殺人教習所に通わなければ。それに納税もせねばならぬ。免許を取って一生維持する金があれば、家の一軒くらいは立つ。だが、士族の名家に生まれたからには免許を取れと親にせっつかれてな」
「へぇ、試験もあるんですよね? 」
「うむ、筆記試験と実技試験の二つだな。実技は教習所を卒業すれば免除される。卒業までに長くて半年、速くて一ヶ月か。それは人によりけりだ。ああ、しかし勘違いめされるな、さすがに教習所で人の試し斬りをしたことはなかったぞ! 」
「それじゃあ、この間のがはじめての・・・? 」
「いや、某は都度4人ほど斬り捨てておる。だが死ねば仏よ、あえて語るべくもなし」
「霧島さんを怒らせると怖いですね」
「そういう輩は試験に通らぬか、免許もすぐに点数を積んで取り上げられるさ」
 そんな風に霧島さんと語らうことはすでに日常の一部となってた。



 
 霧島さんと出会って、九ヶ月になるだろうか。
 紆余曲折、人並みに色々とあってあれよあれよという間にお付き合いをはじめ、半年くらいが経ちまして、次第に結婚についても考えるようになってゆきました。
「某の両親に会わせたい」
 と、連れてこられたのは士族然としたお屋敷。日本庭園の池に鯉が踊ってる。
 ご両親は予想通りに和服で現れた。部屋に飾ってある日本刀が怖い。平民と士族の結婚だなんて、と反対されでもしたら・・・なんて不安になる。
 が、意外にも柔和な雰囲気で話はとんとん拍子に進み、あっさり「息子をよろしく頼む」と言われて拍子抜け。なんでも霧島さんは見合い話もロクに応じず、そろそろ結婚してほしいと思っていたらしく、また霧島さんのご両親も平民と士族の間柄だったとのこと。
「こっそりと真剣白刃取りの練習してたのに」
「なぁに、さや殿に刃を向ける輩は、たとえ父上であろうと某が斬って捨てるよ」
「もう、霧島さんったら、返り討ちにあっても知らないんだから」
 くすくすと笑い合う二人。霧島さん・・・ううん、旦那様とふたり、幸せな家庭を築いていこう。ありきたりな想いを、私はこっそりと誓った。




 新婚三ヶ月、幸せこの上ない暮らしにわたしは常に上機嫌だった。
 結婚式は和式だったけれど、披露宴では念願のウェディングドレスだって着ることもできた。元々旦那様は稼ぎもよく、実家も実家だけにお金に不自由することもない。とはいえ、贅沢三昧するでもなく慎ましく暮らしているが、女友達にはよく羨ましがられる。
 居酒屋には今も務めている。ただ、看板娘の役目は半年前に入ってきたアルバイトの冬月さんに譲ってしまった。二十七と私より年上ながら美人で気立てもよく、未だ独身であることが不思議なくらいの人だった。ちなみにチャームポイントは泣きぼくろ。どこか陰はあるけれど、それがまた冬月さんの不思議な魅力にもなっていた。
「さやさん、どうしてまだここで働いてはるの? 」
「それはですね、旦那様が、わたしの給仕姿が気に入ってて・・・。よく仕事帰りにそのまま居酒屋で、客として掛けてるでしょう? 物好きよね」
「ああ、それで。うち羨ましゅうてたまらんわ」
「だって“今宵もそなたは美しい”なんて言われたら、ねぇねぇねぇ! 」
 一人盛り上がってしまうわたしに、冬月さんは流石に苦笑いしてる。
 と、噂をすれば何とやら、繁盛時を過ぎてきた頃に旦那様がのれんをくぐってきた。
「さや、今宵もそなたは美しい」
「あ・・・あはは、もう、旦那様ったら! 」
 恥ずかしげに肩をぽむぽむと叩くわたしの仕草に、旦那様は何がなんだか分からないといった様子であった。
 旦那様は刀を置きカウンターに座ると、小料理を母に幾つか注文する。そこでわたしは割って入る。
「もう、旦那様はすぐ母さんの料理を食べたがるんだから」
「うむ、この店に通い続けていた理由は二つ、さやの愛しさと母上の料理の味ゆえだ」
「もう! 私だって母さんに負けず劣らずできるんですからね」
 密かに練習していた料理の成果を見せる時がやってきた。居酒屋の料理は家庭料理とは違うことはよく分かってる。家でも料理のできるわたしが、母さんの味にいつまでも負けてはいられない。
 わたしは事前に仕込んでおいた食材を取り出して、熱心に集中して調理に取り組みはじめた。そうなると給仕が足りなくなるので、冬月さんに接客をお願いする。
「ええ、はい、それではごゆっくり」
 しばらくは集中していた。旦那様は、晩酌をちびちびあおりながらわたしのことを愉しげに見てる。期待に応えてあげなきゃ、女が廃る。
 お酒が切れたのか、旦那様はトックリをひょいと掲げて揺らしている。煮込みで手の離せないわたしに代わって、冬月さんが盆を抱えて客席へ廻っていった。
 もうすこしでブリの照り焼きが完成する。旦那様ったら、どんなに喜んでくれるかしら。淡い妄想と期待を胸に、ちらりと旦那様の方を上目遣いに見る。
 そこに映っていた光景は、信じがたいものだった。盆の下に絹の布で覆った柳刃包丁を仕込んだ冬月さんが、今まさに旦那様に――。
『死んで』
 凶刃が閃く。
 が、血の華を咲かせたのは冬月の方であった。刹那の居合い抜きによって、血に濡れた刃は冬月の右腹部より背骨へ至るまでを泣き別れにする。骨に噛み込んだのか、刀が刺さったまま、冬月は信じられないという表情でよろめき、崩れ落ちる。
「ぐあああああっ! くっ」
 旦那様の呻き。右目の眼孔に突き刺さった包丁を、旦那様は抜き去り投げ捨てた。
 1年前のあの時とは、まるで違う世界の出来事だった。どこかで他人事に感じていた“死”に、わたしはただ――助けを求める叫びをあげることしかできなかった。
 包丁を掴み、倒れていた冬月は這い寄って包丁をよろめく旦那様の靴に突き立て、狂喜の涙を浮かべた。
「一年・・・ずっと仇を探したんよ。機会を・・・・・・待っとった! うちの亭主を殺した男に仇討ちすることを・・・。せやのに、返り討ちにおうて・・・うちバカみたいや」
 鬼気迫る冬月の言葉。
「何が士族や、殺刃免許証や、ほんまふざけてはるわ! たとえ世間様が許そうと、うちが許さへん! いつか・・・・・・あんたが手ェ掛けたその報いを、天罰を・・・・・・」
 事切れる冬月――。目を見開き、怨恨を込めた瞳で往生する。
 全身を切り刻まれても、生き残ったのは旦那様。旦那様は足に刺さった包丁を抜く。胴を斬られた冬月に深々と革足を切り裂く力など、あるはずもなかった。旦那様は冬月に歩み寄り、冬月の目をそっと閉じようとして――やめた。
「某に、この者の仇討ち、復讐心を否定などできぬ。かような死に様、安らかに眠れるわけなどなかろう。末代まで呪われても仕方あるまいよ」
 目を閉じる代わりに、白い和紙を被せてやる。旦那様の右目は、もはや治りようもない。一生、片目を失ったまま、忘れえぬ怨念を背負って生きていくことになる。助けが来るまでの時間が、とても長く感じられる。
 わたしは必死の思いで手当てをしながら、旦那様の言葉に耳を傾けた。
「さや、某は斬り捨てた者のことを省みたことはない。死んで当然と思っておった。某が正しく、ゆえに天下御免であると。それは今なお変わらぬ。歪んだ男であろう? 某は、これからも必要とあらば斬って捨てる。恨み尽きぬ殺刃者よ。いつまた命を狙われることか」
「旦那様ぁっ! 余り喋るとお体に障ります! さやは、もしものことがあったら・・・・・・」
「それでも某についてきてくれるか? いや――これはいささか卑怯だな」
 旦那様は自嘲すると、わたしの手を取り、強く握ってくれた。
「さや、ついて参れ」
「・・・・・・はい! 」
 わたしは強く、その手を握り返した。




 病院のベッドで療養する旦那様のとなりに座り、わたしはお弁当箱を開く。
 ブリの照り焼きに、出汁巻きたまごに、他諸々の居酒屋で供する料理を作ってきてあげた。ところが、恥ずかしがって「あーん」してくれない。旦那様らしいといえば旦那様らしい。しゃにむに、自分の箸で食べようとする。
「うむ・・・うまい」
 ぱぁっとわたしは笑顔になる。
「が、しかし、物足りない。やはり居酒屋料理、酒と一緒でなくてはな」
 しゅんとわたしは落胆する。が、そんなことではめげません。
「病院でお酒は呑めないでしょう。早く良くなって、お店で呑みましょ、一緒に」
「ああ、そうするとしよう」
 ふたりして思わず笑いがこぼれる。病院だけに、くすくすと控えめだけど。
 旦那様は今こそ白い眼帯をつけているが、退院したら独眼竜の如く刀鍔を眼帯代わりにしようと企んでいるらしい。しょうがないひと。
 あの後、冬月さんは亡くなった。殺刃免許証と仇討ちの返り討ちということもあって、旦那様にはお咎めなし。かえってそれが恨まれる原因ともいえる。人の命を奪っても、それを罰せられることがないというのは遺族にとって納得できる訳もない。士族と平民という古い制度に異を唱える声も少なくない。
 けれど、わたしはこうして旦那様がそばに居てくれるならば、それが不公平な世の仕組みであっても構わないと思えた。ずるい女。今にして思えば、幸せそうに旦那様のことを語るわたしへ、冬月さんがどんな気持ちを抱いていたか、想像に余りある。それでも――愛ゆえに冬月さんが亭主の復讐を果たそうとしたように、私もまた旦那様を愛している。
 例え、他者を切り捨て、血塗られた道であったとしても。
 それは旦那様が正しいと信じて、選んだ道。
 わたしが旦那様と一緒に歩むと決めた道だから。
「旦那様、りんごくらいあーんしてくださいな」
「ことわる! せめて・・・・・・せめて家に帰ったらにしてくれ、さや」
「もう、旦那様ったらいじっぱり! 」
 ふと風が吹き、カーテンが揺らぐ。涼しき夏風がふわりと吹き抜けた。
「――伏せよ! 」
 次の瞬間、窓ガラスを割って手裏剣が飛来。旦那様はそれをまくらを投げつけ防ぐ。
「さや、刀を! 免許証もだ! 殺刃免許不携帯で捕まりとうない! 」
「はいっ! 」
 わたしは旦那様へ、愛刀と財布の入った巾着を手渡す。
 刹那、窓ガラスを突き破って転がり込んできた黒い忍装束の少年が息つく間もなく旦那様へと切りかかる。
 一撃、火花散る。
 間一髪、旦那様の刀が向かえ打っていた。
「霧島だな! 主君の仇を討つべく仕った! 死ね!! 」
「断わる! 」
 気迫の頭突きを浴びせ、忍が思わず距離を置く。
 旦那様はすぐさまわたしを守るように前に立って、正眼に構えた。旦那様は、わたしを守ってくれようとしている。けれど、わたしは守られるだけではダメ。旦那様のそばに、何があろうと居るという決意したあの日、決めた。
 今が決意を示す時、私はもう一本の刀を――抜刀する。懐には殺刃免許証。いつか訪れるであろう時のために、必死の想いで教習所に通って取得したものだ。
 わたしの初体験が、はじまる――。
「さや、ついて参れ! 」
「はいっ!! 」

                         -fin-
シロクマ
2011年05月31日(火) 01時29分29秒 公開
■この作品の著作権はシロクマさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
ファンタジー短編 ちょっとだけ不思議な世界観です
観覧注意 若干のグロ描写と命に関わる重大なリア充描写があります
原稿用紙19枚分 執筆時間は1〜2日ほどです

本当は現代歴史板に投稿するか迷ったのですが、ファンタジー板へ
ファンタジー板が活気ないのでせっかくだから一石を投じてみます

この作品の感想をお寄せください。
No.8  シロクマ  評価:--点  ■2011-06-17 21:25  ID:26VugPo02oQ
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作者返信レスになります

>おさんへ
ご感想ありがとうございます
殺刃免許証の設定、たしかにこだわりに欠けるものがありますね
ワンアイディアで引っ張ってみたものの、どっちつかずになったのは練り込み不足の様子
設定や世界観というのは難しいですね
また機会がありましたらよろしくお願いします
No.7  お  評価:30点  ■2011-06-15 20:14  ID:E6J2.hBM/gE
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パタリロ!<(反応するのそこかよ)
ということで、こんちわ。
うーん、僕はどうも、この殺刃免許証という設定に引かれなかったなぁ。
いまいちねぇ、なんというか、美しくないわ。
サディスティックでもなければエロティックでもなく、コケティッシュでもなければ、アンニュイでもない。フェティズムを感じない。そんな感じかなぁ。
まぁ、そんなこんなで、今ひとつ作品自体にも入り込めずに、なんかどたばたして終わっちゃったって感じでしたか。そう思ってとっかかればもしかしたら面白かったの知れませんが、斜に構えちゃったのがいけなかったかな。
そんな感じで。
No.6  シロクマ  評価:--点  ■2011-06-05 21:20  ID:26VugPo02oQ
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作者返信レスになります

>でんでろ3さん
お読みくださりありがとうございました。
さやは明るく気立てもよく、一途?なところが自分としては気に入っております。あと、ちょっとだけ卑怯なとこも。
名前はお察しの通り大正解、「鞘」から頂いてさやです。霧島は実在の地名と酒の名前で、「斬り死魔」と掛けてます。
また機会がありましたらよろしくおねがいします。
No.5  でんでろ3  評価:40点  ■2011-06-05 05:30  ID:ZH97sOyv6Fk
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読みました。面白かったです。さやがいいです。
感想じゃなくて、質問で申し訳ないんですが、抜き身の刀のような霧島が、収まる場所で鞘(さや)なんでしょうか?深読みですか?
No.4  シロクマ  評価:--点  ■2011-06-03 21:17  ID:26VugPo02oQ
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作者返信レスになります

>ゆうすけさん
お読み下さり、ありがとうございました。
当方もラノベは余り読まないのですが作風には合うみたいで、このところ軽妙な感じが多いですね。
主人公も霧島も、ズレた世界観によるものか、なんとなしに軽くあかるく、殺人と敵討ちの話らしからぬ人々ですね。
霧島はもうひとひねり確かに入れたかったのですが、テンポを優先していくとさっぱりあっさりに。この点は次回作で要検討。
パタリロは残念ながら存じ上げませんね。

なるほどジャンプの読みきり。ラストの敵襲あたりが確かに・・・。
いつかは挿絵のつく身分になりたいものです。では。
No.3  ゆうすけ  評価:30点  ■2011-06-03 09:16  ID:1SHiiT1PETY
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拝読させていただきました。

面白い設定ですね。楽しく読みました。
あまり詳しくないですけど、ラノベテイストを感じました。主人公の快活な感じがよかったです。
恨みをかっておきながら全く意に介さない人格的に破綻している霧島ですが、まったく嫌味がない不思議なキャラですね。しかし、やや薄味な気もしました。なんらかの葛藤とか、変なこだわりなど、もう一味加えると凄いキャラに化けそうな気もしました。
殺しのライセンス、パタリロのバンコランを思い出す人は私以外にもいるかな?

きれいな終わり方だと思いました。ジャンプとかの読み切りにありそうなノリですね。漫画化したら絵的に面白そうです。
No.2  シロクマ  評価:--点  ■2011-06-02 22:50  ID:26VugPo02oQ
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作者返信レスになります

>凶さん
はじめまして、読了ありがとうございました。
どたばたコメディ、なるほどそういう印象なのですね。この後のふたりの歩み道はみなさんのご想像にお任せします。
アドバイスなどがなくても感想だけでも励みになりますよ
No.1  凶  評価:20点  ■2011-06-02 22:06  ID:H5kn4nBA6qA
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はじまめして。読ませていただきました。どたばたコメディといった印象でした。殺人、恨み、仇、返り討ち、殺人、と大忙しな日々だろうなあと勝手に想像します。僕は文章がへたくそですから何のアドバイスもできませんが……。
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